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かなり凄かった。
ヨルゴス・ランティモス監督作品は、初めて。全編相当グロテスクだし、性描写も多いし、変わっている。
最初の設定からして変わっていて、ベラ(エマ・ストーン)は、自殺した女性の子>>続きを読む
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クラスの他の子からのいじめが発端で、不登校になっていたこころ(當真あみ)が、鏡に吸い込まれ、たどり着いた城で、他の6人の中学生と共に“オオカミさま(芦田愛菜)”という女の子から、隠された鍵を見つけれ>>続きを読む
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なかなか凄かった。
あみ子(大沢一菜)の心象風景が、あみ子の視点で描かれる。特に説明がないから、なおさら、生きづらさが強調されていく。でも、あみ子は、それでも、ある意味逞しく生きていく。
(>>続きを読む
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父の虐待により、家族が皆家から出てしまい、一人で湿地に住むカイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)が、殺人事件や恋愛を通して生き抜いていく話。大ベストセラー(未読)の映画化とのこと。
唯一、ラ>>続きを読む
(鬱映画なので、観る人はお気を付けください)。
ピーター(ヒュー・ジャックマン)の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)が高校を不登校になり、元妻ケイト(ローラ・ダーン)と共に心配するが…、という>>続きを読む
新人アニメ監督の瞳(吉岡里帆)と復帰を目指すベテランアニメ監督王子(中村倫也)の対決とチームでのモノづくりの苦労と情熱を描いた映画。
二人の監督の描く二つのアニメは、両方共クオリティが高いようだ>>続きを読む
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テナーサックスの世界一を目指す、大(山田裕貴)と、ピアノの雪祈(間宮祥太朗)とドラム玉田(岡山天音)の3人のバンドの話。
一流を極めようとする、大。一人、全くめげずに川辺で延々と練習し続ける所が>>続きを読む
またまた、友人から借りた“プリキュア”。
例によって、プリキュアが78人も出て来るので、プリキュアの映画は何本も観ているが、誰が誰だか分からず、分からないまま、観ていく。
しかし、ストー>>続きを読む
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アトレイデス家復活を目指すポール(ティモシー・シャラメ)と、彼が救世主に覚醒していく、という話。
PART1はテレビで観ていて、やっぱり劇場の方がと思っていたので、PART2はスクリーンで観なく>>続きを読む
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観るべき映画ではないかと思った。
中国の受験戦争が、如何に過酷なのか、と思うし、受験戦争の酷さのはけ口ゆえか、本当に酷いいじめが描かれる。自殺する子も居る。
こういうことを背景に、いじめられ>>続きを読む
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一人だけ冬眠から目覚めてしまった宇宙船のジム(クリス・プラット)を巡るサスペンススリラー。
この映画は、ジムが、オーロラ(ジェニファー・ローレンス)に、とんでもないことをしてしまう。故意であるこ>>続きを読む
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4カ月で誘拐されて、4歳まで実母(森口瑤子)以外の母に育てられた恵理菜(渡邉このみ、井上真央)と、育てた母希和子(永作博美)の話。
どこか、投げやりな生き方で、不倫相手は居るけれども、人と関係を>>続きを読む
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内戦の傷跡を引きずる、スペインの国内で、母の再婚に悩む少女オフェリアが、地下の王国の姫君と迎えられるべく、試練を与えられるという、ダークファンタジー。
拷問や虐殺など、残酷描写が多く、スペインの>>続きを読む
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高校時代に付き合ってた二人が、再会して、ぎこちなくも懐かしさがこみ上げる。
山田孝之と中村ゆりの力によるところが大きいかと。
山田孝之の高志の妻子はいない?。二人とも今がしがないし、ここでは>>続きを読む
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不老不死への警鐘と最初から思っていれば、入り込めたのだろうけれど、不老不死がこの世界で当然のように進展していくのに違和感があり、ついて行けなかった。
ラスト10分で、主人公のリナ(芳根京子→倍賞>>続きを読む
ピアノコンクールでの4人の奮闘を描くが、戦いというより、むしろ、自分の音楽への向き合い方を突き詰めていくようなもの。
原作未読。また、私はピアノは弾けないので、曲は全部吹替としても、亜夜の松岡茉>>続きを読む
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出てくる人が、誰もが酷く、その生育歴や育った環境で、地に足が付いていなかったり、犯罪を犯してしまったりする。
また、人を落とし入れたり、人を手段に使うだけだったりして、確かに“愚行”ばかりだが、>>続きを読む
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愛人(小川真由美)に押し付けられた、3人の子どもを、父(緒形拳)がどうしようもなくなって殺そうとする、まさに鬼畜のような話。昔観ていた筈だが。
でも、現代では、これよりも酷いような虐待事件が起こ>>続きを読む
二次大戦の連合国側のプロパガンダだとしても、ハンフリー・ボガートのリックが、カッコつけ過ぎだとしても、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンだから、サマになっている。
最後に、今度は自分>>続きを読む
映画監督のミゲル(マノロ・ソロ)が、22年間映画を撮れないでいたが、失踪していた主演男優(ホセ・コロナド)を探し出して、再び映画への思いを取り戻そうとするような話。
主演男優の娘役として、アナ・>>続きを読む
後編は、一転、誘拐事件と、その真相。振り返るとやや強引。
被害者(永瀬正敏)と新たな被害者( 緒形直人)の攻防と、引き続き警察内部の隠蔽と報復。
最後まで、三上の佐藤浩市が引っ張る展開。
前編>>続きを読む
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7日間しかない昭和64年に起こった、誘拐殺人事件の、犯人逮捕、というより、むしろ、警察の広報官の三上(佐藤浩市)を中心とした、警察内部の闘争と、隠蔽、そして、新聞記者たちとのせめぎ合いが、前編のメイ>>続きを読む
久しぶりに観る。映像はボロボロだったが、懐かしい限り。
波多野四郎(串田和美)と正岡まどか(吉田日出子)、バクマツ(笹野高史)とリリー(今江冬子)の2組のカップルが、上海でバンドマン・歌手として>>続きを読む
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エリザベス1世(ケイトブランシェット)が、スペイン無敵艦隊を破ったのが、歴史的には最も有名。でも、後半は、ローリー(クライヴ・オーウェン)との恋愛に近い関係や、女官ベス(アビー・コーニッシュ)とロー>>続きを読む
エリザベス1世誕生のお話。
ケイト・ブランシェットを観る為に観る。29歳と、まだ若い頃の作品だけれども、この頃からもう上手かったんだと思う。
宗教的な対立から、閉じ込められたリ、暗殺されそう>>続きを読む
リメイク版「見えない目撃者」を先に観たので、大体のストーリーは分かっていた。
でも、こちらの方が、ちゃんと作ってあると思った。リメイク版の犯人が、主役二人を忖度して攻撃がゆるかったのに、「ブライ>>続きを読む
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評判がいいようだけれど、私はダメだった。
「羊たちの沈黙」や「セブン」と似ており、でも全然格が違うように思い、生ぬるい気がした。
刑事二人が犯人に対して、どうしてあんなに弱いのかと思ったり、>>続きを読む
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(微妙にネタバレしてます)。なかなか微妙だった。
ラストで、やられた、と知って、えっと思ったが、やっぱりそうかもと思い、また、解説を読み、グルだったこと、と知り、それはちょっと無理があるのでは、>>続きを読む
伝記と思っていたが、そうではなく、妻フェリシアとのやり取りの断片のようで、面食らった。
でも、ブラッドリー・クーパーのレナード・バーンスタインは圧巻だった。また、初めて彼の監督作を観たが、それな>>続きを読む
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14世紀のフランスにおける3人の男女のなかで、女性がレイプ被害かどうかを、決闘の勝ち負けで判決を決めるという決闘裁判と、女性のレイプ被害を泣き寝入りしない、というのがテーマらしき映画。
黒澤明監>>続きを読む
詐欺師のネリ(安藤サクラ)が、過去のしがらみから、どう抜け出ることが出来るか…、という話。
ネリを巡る、警察、追手等、いろいろなやりとり、ネリの弟ジョー(山田涼介)が絡むし、前半の話は面白い。ネ>>続きを読む
人生に行き詰った5人の男達が、暴力団からその金を奪おうとする話。
ものすごい迫力。上手くいったと思いきや、5人が段々追い詰められていく所が凄い。
佐藤浩市、本木雅弘、根津甚八がかなり良>>続きを読む
名美(大竹しのぶ)と英樹( 室田日出男)の夫婦の間に、信(永瀬正敏)が入り込んでくる。
名美が信を受けいれることや、信が英樹を殺そうとするのも解せないけれども。
でも、3人がそれぞれいいので>>続きを読む
「十階のモスキート」に続いて内田裕也の映画を観る。
地下鉄の切符切りの男(内田裕也)が、仕事への無気力感、家庭での孤立感、などから、クロロホルムを使って、次々と女性に性的暴行をしていく話。実際>>続きを読む
警察官である男(内田裕也)が、破滅していく様を、実際の事件を元にして描いていく。
男の生活で、先の見通しの無さ、破綻した結婚生活への未練、膨らんでいく借金、その場だけの性交、広がって行く虚無感。>>続きを読む
色情狂(ニンフォマニア)であるジョー(ステイシー・マーティン~シャルロット・ゲンズブール)が、自分の半生を、出会ったセリグマン(ステラン・スカルスガルド)に語って行くが…、という話。
ラース・フ>>続きを読む