ラブドール:空気人形(ペ・ドゥナ)が、突然、こころを持つようになり、いろいろな人と関わるうちに…、という話。
私としては、微妙な感じだった。空気人形が、誰かの代用品であることを感じて、切なさを感>>続きを読む
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ケイコ(岸井ゆきの)のプロボクサーとしての迷いと、会長(三浦友和)を初めとするいろいろな人の思い…、という話。
観ていて、ほとんどずっと息苦しかったけれども、試合に臨むということはこんな感じなん>>続きを読む
キングダムの続編(原作未読)。
信(山崎賢人)と嬴政(えいせい)(吉沢亮)の関係や、貂(てん)(橋本環奈)を加えた三人の関係が、仲が良さそうだった。また、歩兵の最前線の信と羌瘣(きょうかい)>>続きを読む
中国の春秋戦国時代、始皇帝となる嬴政(えいせい)(吉沢亮)と彼を助けることになる信(山﨑賢人)との物語(原作漫画未読)。
それなりに面白かった。中国が統一される前の戦国時代の話だから、史劇として>>続きを読む
微妙な感じだった。
美術が、独特だった。城の外観やベル(レア・セドゥ)の衣装が本当に美しかったが、王子(ヴァンサン・カッセル)達の衣装がやり過ぎでグロテスクと思った。
レア・セドゥが、美しく>>続きを読む
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公開時以来、エマ・ワトソンを見る為にまた観る。
美女と野獣は、ジャン・コクトー監督のものが私は好きなのだけれど、こちらはやはり、歌があるので、それは良かった。
ベル(エマ・ワトソン)が、野獣>>続きを読む
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中学校の理科の先生である城戸誠(沢田研二)が、プルトニウムを盗み出し、原爆を作り、政府に要求を突き付けていくが…という話。
この頃は、ナイターは終了時間が決まっていて、いい試合に限って伸びると途>>続きを読む
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グレタ・ガーウィグ監督版が良かったので、その後にマーヴィン・ルロイ監督版を観て、最後にこちらも観てみた。
ジョー役のウィナノ・ライダーを観てみたかったのもある。この頃は事件の前、輝いていた頃で、>>続きを読む
若手俳優が輝いている、という評判を聞いて、ちょっと観てみる。
本当に、皆イキイキしていた、マイキーの吉沢亮も、ドラケンの山田裕貴もアッくんの磯村勇斗も、もちろん主役の、現代と金髪高校生の二役の北>>続きを読む
2017年版の「IT」が、前編はそれなりに面白く、2019年の後編はがっかりして、テレビ版はどうなんだろうと思って観てみる。
すでにストーリィが分かっているので、それ程驚かなかったが、2017年>>続きを読む
「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」が良かったので、今度は、マーヴィン・ルロイ監督の1949年版を観ることに。
前述のグレタ・ガーウィグ監督版に比べると、ジョー(ジューン・アリソン>>続きを読む
刑務所から逃れる為、病気のふりをして精神病院に送られたマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)が、患者たちを変えて行くが、そこはラチェッド婦長(ルイーズ・フレッチャー)らで徹底的に管理された所で、大変な>>続きを読む
野村芳太郎・久我美子版が良かったので、こちらも観てみる。
こちらはカラーになり、監督は、犬童一心、主演は広末涼子、に。
こちらの方が原作に忠実、ということらしい(原作未読)。
観てよかっ>>続きを読む
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なかなか面白かった。
結婚したばかりの禎子(久我美子)が、夫である憲一(南原宏治)が急に失踪し、探し回っていくうちに明らかになってくることとは…、という話。
失踪は多分、夫のそういう問題によ>>続きを読む
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ホラーはホラーなんだろうけれど、6人の少年たち一人一人の一番怖いものをピエロのペニー・ワイズ(ビル・スカルスガルド)がそれぞれに見せて行くのがよく出来ている。
子供は誰でも、自分だけが怖いもの>>続きを読む
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かなり、陰鬱な、そして、不思議な、また、“死”をも越えた世界を映そうという試みか。
原発事故で日本は住めなくなり、日本人が他国に避難することになるというディストピアの世界。
福島の原発事>>続きを読む
なかなか面白かった。で、
ラストの展開は、最初は区切りで面白いと思ったけれど、少し時間が経つと、まとめ過ぎな気がして、無かった方が良かった、と思うように。
同じようなやり方の映画版「蒲田行進曲>>続きを読む
[ラストのやりとり]
下働きの紗希(清瀬やえこ)が、俳優の翔に貢いだ挙句の、やっぱりそうなるかな、という展開。また、やってしまった所から遡って見せるので、ちょっと観れるかも。
物悲しいんだ>>続きを読む
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浪人生、朔子(さくこ)(二階堂ふみ)の、叔母さん海希江(鶴田真由)の元での若干の成長譚。
叔母さん海希江のこれまでの過去、兎吉(古舘寛治)を諦めざるを得なかったけれど、今でも付き合いがあること>>続きを読む
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ホラーの金字塔とされているが、2/3位は人物描写で、あらためて観て、こんなに丁寧に作ってあったのかと驚いた。ディレクターズカット版なので、オリジナル版より重要な場面も追加されている。
女優クリス>>続きを読む
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二度目でも、訳が分からないが、最後までは見続けられる。
フレディ・クエル(ホアキン・フェニックス)が、精神を病み、サイエントロジーのモデルのカルト宗教の教祖のマスター(フィリップ・シーモア・ホフ>>続きを読む
利雄(古舘寛治)と章江(筒井真理子)の夫婦に前に現れた、八坂草太郎(浅野忠信)という男によって、過去の 罪と業があぶりだされ、それが未来まで繋がっていく、と行った所か。
最初から、不穏な空気が>>続きを読む
白川市子(筒井真理子)を巡る、巻き込まれと、転落と反撃?、といった所。こういうのを“イヤミス”というのか。
大石基子(市川実日子)は、確信的にやったのに“どうしてこんなことをしたのか分からない”>>続きを読む
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1970年代のポルノ業界の成功と堕落と復活の物語。
ポルノ男優のエディ(マーク・ウォールバーグ)と監督のジャック・ホーナー(バート・レイノルズ)を中心に、様々な人間模様が描かれる。
自分は、>>続きを読む
クリードシリーズの第二弾。
今度は、「ロッキーⅣ」でロッキー(シルヴェスター・スタローン)が対戦した、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)の息子ヴィクターと、クリード(マイケル・B・ジョーダン)>>続きを読む
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若いカップル、緑(菊池亜希子)と真生(中島歩)のお互いを、家族を含めて理解して行く様を描く。
「あのこは貴族」が良かったので、岨手由貴子監督のこの作品も観てみる。
なんとなく、あまり魅力の>>続きを読む
諸星あたる(古川登志夫)とラム(平野文)が属する友引高校で、学園祭前日が永遠に繰り返されてしまう、それは一体何なのか、を探っていく。
まさに、夢また夢、というところ。前半は、スリリングだし、まさ>>続きを読む
石油採掘家のダニエル(ダニエル・デイ=ルイス)が、なりふり構わず石油で儲けようとし、狂気に陥っていく。
ダニエルの性格が強烈だった。石油を掘ることの大変さをものともせず、人への憎悪を持ち、神父イ>>続きを読む
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コワルスキー(バリー・ニューマン)が、デンバーからサンフランシスコまで、車を疾走させる。その過程で彼の過去の傷が回想される。
この映画は、ニューシネマの最後の方であり、「イージーライダー」や「俺>>続きを読む
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どことなく奇妙な二人、バリー・イーガン(アダム・サンドラー)とリナ(エミリー・ワトソン)の、どことなく奇妙な恋愛模様。
バリーは情緒不安定、時々切れて、破壊する。姉が7人も居るというあり得そうも>>続きを読む
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なんと、アポロに隠し子:クリード(マイケル・B・ジョーダン)、が居て、それがボクサーとして、ロッキー(シルヴェスター・スタローンに育てられる、という大胆な話。
しかし、クリードは、父親アポロのチ>>続きを読む
仕立て屋のレイノルズ(ダニエル・デイ=ルイス)とアルマ(ヴィッキー・クリープス)の恋の顛末。レイノルズの完璧な仕事ぶりだけれども、それに絡む、母の亡霊や、姉シリル(レスリー・マンヴィル)の存在、この>>続きを読む
50代を越えたロッキーは、引退し、レストランを経営していたが、再びボクサーとして戦う決心をし、ヘビー級チャンピオンのディクソン( アントニオ・ターバー)とエキシビションとして戦うことになる。
ス>>続きを読む
角谷ミチ(倍賞千恵子)を主役に据えて、75歳になったら、安楽死を選んでいい公的な法律がある、という、日本ではありえない話。でも、それを選択すること自体は、凄まじい話。
日本の高齢化社会の問題を、>>続きを読む
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[世代交代の失敗]
ロッキー(シルヴェスター・スタローン)が育てたトミー・ガン(トミー・モリソン)とすぐに敵対してしまい、リングで無く、路上で殴り合う所が、残念ながら、物語が破綻しているようだった。>>続きを読む
アメリカの女優ジュディ・ガーランドの晩年を描く伝記映画。
16歳の時に「オズの魔法使」の主役ドロシーに抜擢され、でもその時に、痩せる為、眠る為に薬を飲まされたり、そこからの影響か、晩年に酒と薬を>>続きを読む