ドキュメンタリー映えしそうなヘビーな境遇やエピソードが大鶴肥満というキャラクターの獲得によって全て笑いに転ずるのがお見事。まさに復讐。
実にマルシアな映画でした。バーガー食べたい。
普通だと思っていたことがそうではなかったと知るってのは想像を絶するなぁ。
端から見ると「厳しすぎない?」と思うけども、時代を考えると一人でも生きていけるように心を鬼にしてというのも痛いほど解る。
ス>>続きを読む
解りやすくかつスリリングで面白かった。
ニュースを観たときは「こんなこと可能なんか?」と思ったけど、自分の持っている情報に徐々に肉付けがされていくとなるほどなと。
実行者に疑いを持たせない設定の作り>>続きを読む
ビジュアル面が意外と良かっだけに、モンハン感の薄さや面白くなりそうでなりきらない展開にもどかしさを感じる。
オリジナルの異世界転生展開もモンスターの素材で装備を強化していく要素と噛み合いそうだったのに>>続きを読む
ドラマ色強めの十二人の怒れる男といった感じ。
登場人物達のキャラやバランスがいいし、前半のとぼけたような緩い雰囲気が導入としても後半に向けての振り幅としてもいい具合に効いてる。
重厚なミステリーや人間ドラマを求めていると物足りなさを感じるかもしれないが、推理クイズ感覚で犯人を予想しながら観ていると程よく捻りもあって楽しめる。
時代は戦後だけど常に危機感や緊張感が漂う映画で、時折人が人ならざるものに見えるシーンがありとても恐ろしかった。
区切りのない苦しみもその中で懸命に生きる姿も「今の暮らしを手放すようなことをしてはなら>>続きを読む
このキザったらしさや野暮ったさがストリップ劇場を舞台にした物語とベストマッチでなんともノスタルジックな気持ちに浸れる。
印象的だったのが主人公が初めてストリップを観るシーン。自分が初めてストリップ劇>>続きを読む
想像以上の重さや醜悪っぷりに驚いたけど、それらが鬼太郎という存在に強い説得力を持たせてるように感じる。
水木とゲゲ郎のキャラも良いし、ジャンルがミックスされたストーリーも面白い。
かなり好き。
記念すべきコキンちゃん映画本編初登場作。もうそれだけで満足よね。
バラバラだった3人が心を通わせていく姿は微笑ましいし、所々で見せるクリームパンダちゃんのヒーロー的な行動や言動にアンパンマンの精神を感>>続きを読む
切ない関係をコメディタッチで描きつつ途中からトンデモな方向へ舵を切る。
ごちゃまぜの変な映画だけどこれ一本で色々と引き出しがあるのがわかるし、キャラクターも良い具合にテンションのバランスが取れてて見や>>続きを読む
観た感想としては、「しょくぱんまん、こりゃあモテるわな。」と。でもこのしょくぱんまんメインのストーリーならゴロンゴラとの戦いでもうちょい粘らせてあげてほしかった。
様々な“紙一重”を見た感じ。それ故に色々と覆されるけど不思議とスッと腑に落ちる。言葉で説明しづらいけどとにかく良かったってのは間違いないです。
旅立ちを描くけど時代は巻き戻さないよというスタンスのためアニメ開始直撃世代の懐かしさをくすぐるようなものではなく、あくまで今の子供たちに向けた作品に。でもこのスタンスは正解。
やっぱりポケモンはその時>>続きを読む
時代を考えると作品賞も解らなくはないけども、社会問題を取り入れた以上要所要所もう少し煮詰めて欲しかった。
前半はなかなか幽霊話にならねぇなと思いながら過ぎ、いざ奥様が幽霊になると話は予想外の動きを見せる。
妙な言葉選びの会話が可笑しく、なんとなく暖かい結末で結構楽しめた。
あと自分は感情の無い淡々とした語>>続きを読む
前半は生き生きとした自然や動物を映し命の美しさを見せてくれるが、仔鹿との出会い以降は避けては通れない厳しさにも目を向ける。
ここを濁していないところが名作と言われる理由なんでしょうね。
伝統が伝統たる所以を見る。変わらないものを通して日々の変化に気付くという感覚の冴えを少し疑似体験できるのは嬉しい。
決して珍しくない人生の節目の物語であるが、映画の軸に茶道の精神が通っていて登場人物に>>続きを読む
ギスギスした家族のやりとりと徐々に加速していくホラー展開、核心や着地点が見えてこない心地悪い物語に精神を削られまくり。
アニーの作るミニチュアがビジュアル的にも物語的にも効いててゾワッと余韻を残す。面>>続きを読む
怒らせると怖い過去アリ渋おじさんと少女の組み合わせというたまらないやつで、そうそう!コレコレ!と期待に応えてくれる良作。しかも二人で探偵事務所をやってるんだからもうガッツポよ。
続編が見たくなるのは主>>続きを読む
男女の領分の分かれ方がかなりはっきりしていて真摯な熱意からの行動が拒絶されるのがもどかしい。それでもナプキン作りを止めず、さらには社会の意識をも変えようと進んでいく姿に胸が熱くなる。果たしてどこまで変>>続きを読む
前作の完成度が素晴らしかっただけに原作通りとは言え一本の映画としては冗長になるんじゃ...なんてのも少々あったけど全くの杞憂。
長さを感じさせず深みが増したこれぞ完全版。
前2作の前日譚。登場人物の出会いや過去のエピソードを見れる嬉しさや面白さがちゃんとある。
父娘のエピソードが真面目にベタめなところも素敵。
多くを語らず言葉の裏や行間を読ませるような台詞選びに引き込まれる。
ラストに向けた丁寧な積み重ねと主役二人の好演がばっちり噛み合った良作でした。
歌を歌うと力が湧いてくるよねってテーマ。全体的に暗めの作りな上にブラックノーズが強キャラなのでクライマックスの歌のシーンでの弾ける元気が格別に効いてくる。
勇気と自信のお話で、怖がりなブルブルを導くカレーバンマンのアニキっぷりが光る一作。男が惚れるタイプの優しさでカッコいいや。
あとドキンちゃんが幸せそうなのがなんだかジーンとしてしまうな。
ストーリーにこれといってポイントが無いのがちと残念だけど、だいこん役者が主要キャラ入りしていて大活躍とまでは言えないけど良い味を出しています。
薬を飲んで赤ちゃんになってしまったばいきんまんがメインのドタバタギャグ短編。
赤ちゃんばいきんまんをおぶって子守歌を歌うドキンちゃんの母性にキュンときます。
面白かった。
ネットで話題になった怪談をネットで盛り上がりそうな映画に仕上げるアイデアとさじ加減が上手い。
パッと見はごった煮具合や後半の急展開が強烈に飛び込んでくるけど、実は騙しや伏線あり締め方も>>続きを読む
物語の中心人物である三七子はほぼ登場せずどんな人物かもほとんど語られないため、しんみりとしつつも空虚な感じが漂っている。
この空虚さがこのシナリオの味なのかな。
「幼児やジジババ殺したきゃ餅と冷凍蒟蒻ゼリー食わしときゃいいじゃん」という思ってはいても口には出せない事を映画にしてしまう大胆さ。
不謹慎や狂人にこだわり過ぎな感もあるけど、何段もブーストを用意してフ>>続きを読む
低予算だし意外性皆無だけど60分ほどでサクッと進むし、言い換えればオーソドックスなストーリーな訳で観やすくはある。
ホラーなのに怖くはないのはアレだけど、芳賀優里亜のナース姿は満足度高い。
土屋太鳳の達者さよ。憎めない無垢なウザさとミュージカルでシオンというキャラの第一印象をばっちり決めてくる。
アニメというジャンルをフルに活用した外連味やキラキラ感が清々しい映画だった。
ドラマは数話流し見をした程度。
ファンにとってはこれが魅力なのだろうけど、挟まれるおふざけがスベリ芸や裏笑いにもなってないためとにかく目障り耳障りで、松潤の大根っぷりも相まって見ていて痛々しくなってく>>続きを読む
面白かった。噂のゴアシーンはストーリー展開も含めてキタキター!とテンションが上がるし、そこに至るまで猫を被るようにちゃんとゾクッと怖いJホラーをやってるのがまたニクい。
面白かったし、ゴジラも怖くて良かった。
特に海でのシーンは敵意殺意を持って襲ってくる猛獣感が良い。
オーソドックスな人間ドラマと盛り上げ展開で観やすく、老若男女が楽しめるゴジラ映画になっていると思う>>続きを読む