Rentonさんの映画レビュー・感想・評価

Renton

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大日本人(2007年製作の映画)

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メチャクチャ酷評されてた割に案外楽しめた
芸人松本人志監督作品というバイアスが多少影響してるのかな
脚本やキャラクター設定等違和感を感じようと思えばいくらでもできるが、そう言ったネガティブをポジティブ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦終戦直後の1946年、疲弊した国民たちが長い戦争を耐え抜き、ここから“立ち直ろう”という希望や、戦後復興の気運は、制作当時の時代背景を踏まえる点で見過ごせない

似た仕掛けで“バタフライ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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あの原作をよく2時間に再構成したものだ

映画から入った人は「宮本大」という人間がどうやって育まれたのか(前日譚)もこれからどうなっていくのか(後日譚)も気になって仕方なくなるのでは!

本作に向けピ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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序盤からなかなか乗りづらいノリが続くがやめなくてよかった

作画、ufo絡んでるかと思った
聖杯戦争?

叱ってもらうわ、マイダーリン〜〜

甘い 記憶 SWEET MEMORIES〜

さがしものは
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.1

私が物心つく前に他界した父方の祖父は、シベリア抑留の生還者だったと聞いている。
父には当時の事を語ることは、遂に無かったらしい。


ハル・ノート、ヤルタ密約といった、狡猾な米の二枚舌外交により唆され
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.2

キッカケはYouTubeで流れてきたオーイシ氏の「uni-verse」

邪道かもしれんが、「電光超人グリッドマン」も「SSSS.GRIDMAN」も「SSSS. DYNAZENON」も一切見ずに臨んだ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

2011年アメリカ・ネバダ州。60代の白人女性ファーンは夫と死別、企業の倒産で自宅から立ち退きになる。ファーンはヴァンに生活に必要なものをつめこみ、車上生活をするノマドとして生きていくことを決意する。>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

長期受刑者の社会復帰の難しさを大枠にしているようで、そうとは思えない程、好都合な関係者、展開で、現実はもっと過酷だろうなと思わされた
むしろ“弱いものいじめ”を絶対に許せない義侠心自体は尊いものでも、
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愚行録(2017年製作の映画)

4.2

貫井徳郎原作なんですね、思春期初期に読んだ「空白の叫び」で印象的な作家

どこかで見覚えのある人間の醜い部分を煮詰めたようなキャラクターのオンパレード

“あの子は貴族”のような階級社会を前提に話は進
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

デニーロ×スコセッシ

現実と妄想の境が曖昧で、終盤の展開も解釈は観客に委ねられている

成り上がりたいコメディアン、誇大妄想キャラと、JOKERにも通じるキャラ設定

ルパートとマーシャに目をつけら
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

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“永遠に、その名付けようのない踊りを続けて下さい”

“踊りは、言葉が存在するより前にあった。
言葉が生まれるのを、それによってより大きくなるのを、待っていた”

“案山子が鳥に突かれて、藁が落ちて
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.1

独特の世界観に惹き込まれる

曲の切なさも雰囲気にとてもマッチしてる

三上博史かっこよすぎ

江口洋介によう似とるなぁ思ってたら江口洋介やった

Charaさんもとても素敵

緑の使い方、光、演出、
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.2

現代版ロビンソン・クルーソー

スケート靴の刃を歯に押し当てて、石で叩いてセルフ抜歯するシーンめちゃ痛そう

4年後、凄腕のハンターになってる

ウィルソーーーン!!!

鯨潮吹きマジナイス!

そし
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0


コメディ俳優の代名詞、ジム・キャリー
タイタニックのケイト・ウィンスレット

それぞれビジュアルや役柄含め、新たな一面をみれてとても良かった!
ジム・キャリーの演技力や魅力がより分かる
ケイト綺麗、
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.8

チャウ回

今回はハングオーバーしない

昔の友人で集まってハングオーバー一気見したい

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.0

学生の頃、友人で集まって深夜に軽く酔った勢いでTSUTAYAで借り飲みながら観たなぁ  懐かしいなぁ

”「バチェラー・パーティ」でハメ外して酔い潰れ、目が覚めたらWTF“

このシンプルなプロットが
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.7

19世紀半ばのニュージーランドの恋愛観や結婚観は知る由もない

現代日本に育つ自分の価値観で素直に観ると色々と突っ込みたくもなるのだが、、

“ピアノ返して欲しければ下着見せろ、脱げ、添い寝しろ”
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

懐の深い父親の言葉

美しい風景

ボディタッチや視線、間で変わりゆくのエリオの意識、二人の関係性を魅せる

人気の訳は、BLや美しいラテン系美男子を好んで摂取する方々の存在以外にもありそう

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

目覚めると訳の分からない部屋に閉じ込められていた男女6人があらゆる罠を攻略しつつ協力し脱出を目指す話

非常事態における人間の精神のネガティブな面も過剰なまでに盛り込まれている

おそらくサヴァン症の
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.9

暑くなれば体温が上がり、犯罪が増える

寒いと気分が下がり、自殺が増える

土曜日は比較的平和で

金曜の夜には地獄の扉がひらく


かなり胸糞かつ突っ込みどころも多かったけど緊迫感があり、退屈しなか
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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構図動きデザイン等、セルフオマージュが随所に見られた

これまでのジブリ作品のようなエンタメ性や明確でシンプルなテーマは見えない、新生宮﨑駿といったところか

ufo等、制作協力に今の有名所がポツポツ
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カクテル(1988年製作の映画)

3.8

トム演じる兵役帰りの若き色男ブライアンの目的は“大金を稼ぐ”
就活するも、連敗続き。
フレアバーテンダーのダグと運命的に出会い、バーテンダーを志す

展開は早くアップダウンもあり、退屈しない

観る人
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冒険者たち(1967年製作の映画)

4.2

パイロットにエンジニアにアーティスト
夢を追う3人の奇遇な出会いから波瀾万丈な展開、挫折、悲壮を描くロードムービー

アラン・ドロン、とてもハンサム

ジョアンナめっちゃ綺麗可愛い

プロペラ機みると
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ランボー(1982年製作の映画)

4.2

ランボーの活躍を描くためか、保安官や州兵の傲慢さ、愚かさがいささか誇張して描かれている節はある
縄張り意識強すぎサバンナのカバか

スタローンいい体、かっこいい

寡黙なランボーが、共に死線を越え、悪
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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爆撃の最中動じずセックス続行し、マスターベーションで果て、食事続けんのつよ

ほぼチューバ、ホルン、トランペット等の管楽器が後ろで鳴ってるか、なんかしら動乱が起きてるかで、非常に陽気で騒がしい映画
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.5

戦争に引き裂かれた男女の物語

ひまわり畑を抜け、辛い現実に直面する

眩しい黄色が対比で印象深い

だいぶ都合良い男やなとは思うけども、これがまたリアルかもしれん

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.5

6代目ボンド、ダニエル・クレイグ記念すべき一作目

野生味溢れる風貌に碧い瞳がよく映える、狼のよう

以下リアタイ感想メモ(ネタバレ含む



圧倒的な運動能力で逃げる黒人さん

文明の力を駆使し追う
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

3.8

5代目ジェームズ・ボンド役を務めたピアース・ブロスナン

目元が涼しげなダンディおじ

冒頭から、崖からあとから飛び込んで墜落してるプロペラ機に乗り込み、プルアップさせて飛んでくという、お馴染みの人間
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

4.0

4代目ジェームズ・ボンド役を務めたティモシー・ダルトン
笑った時の大きいエクボがチャーミング

親友の復讐のため、ライセンス剥奪も厭わず個人的な感情で一人の男を殺しにいくプロットは熱い

嫉妬するボン
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.0

親が当時観たらしいので、観たくなった 
シリーズ沢山ありすぎてとても観きれないので良いきっかけ

序盤からワクワクする世界観

スキーストックの仕込み銃は初めて観たな
毎度運動技術が超人

鉄入れ歯の
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女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.7

オーストラリア出身のジョージ・レーゼンビーは、歴代ボンドのなかでも唯一、ヨーロッパ圏以外出身の俳優。

共演のボンド・ガール「トレーシー」役に駆け出し女優だったダイアナ・リグ。

ショーン・コネリーか
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.6

1962年ってキューバ危機の年じゃん、、

東西冷戦真っ只中で両国共に勢力の拡大を競い合い、軍備拡張してた最加熱時期に作られたこと考えると感慨深いな

普通にスパイめちゃくちゃいただろうし、リアリティ
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.3


何故かろくろで陶芸するシーン
粘土こねくり回す様子と形状がなんかエロい

アレのメタファーでした

未亡人なったばっかでいきなりキス迫ってくるカール、躊躇なく受け入れるモリー、
お前本当にサムのこ
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