サトミンさんの映画レビュー・感想・評価

サトミン

サトミン

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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.9

もう何度観たかなあこの映画。
ネズミくんのシーンが一番記憶に残ってる
刑務所脱走モノって好きなのかもしれない。
ハラハラドキドキ完全に自分が主人公になってる。
イーストウッドも相変わらず言葉少なめで安
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.5

最大に良かったことは、
ロバータ・フラックが歌う「The First Time Ever I Saw Your Face」 に出逢えたこと。
すごく良い曲です。涙が出ます。
この曲が流れているシーン
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

舞台は1980年代、アメリカ南部アーカンソー州の田舎町。
心臓病を患う男の子デビッドに主演男優賞を上げたい。
ハルモニー、ハルモニーの呼び方、早歩きがかわいい。
おばあちゃんも楽しい。子供に対して上か
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

舞台は2011年、アメリカ西部。
季節労働者や車上生活者が増えている実態。
アメリカは、日本では想像ができないような暮らしをしている人が数多くいる。
資本主義国家の成れの果ての姿だ。日本もそれを追いか
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

主人公のエグジー。一人前のスパイ(エージェント)として活躍。
エルトンジョン本人との共演に歓喜!
今作の敵役(ヴィラン)ポピーを演じるジュリアン・ムーア。
『めぐり合う時間たち』(2002)でベルリン
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

主人公のエグジー。スパイ(エージェント)候補生として試験と訓練。
エルトンジョンを最高に演じたタロンエガートン。名を売ったこの作品もキレのある演技でした。
師匠のハリーハート。父親の代わりのようにエグ
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スペースウォーカー(2017年製作の映画)

3.5

1961年に有人宇宙飛行を成功させたガガーリン。
1965年がこの映画の舞台。冷戦真っ只中なんですね。
人類初の宇宙遊泳という偉業をどちらが早く成せるか、アメリカとロシアは競争中。
そのため、ロシアチ
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

主人公兼監督という離れ業を遂げたベンアフレックさん。
100本近く映画に出演しているのに、まったくご縁がなかったお人。
この作品は、オスカー獲得しているし、実話をもとにしているし、観る前から気合が入っ
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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

3.5

今回は、寝ませんでした。
しかし、頭の中に言葉がねずみ花火のようにグルグル飛び回ってました。
たぶん、上映時間内の、字幕の文字数は、他の作品に比べたら、ダントツに多いのではないでしょうか。
耳の中にど
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もったいないキッチン(2020年製作の映画)

4.0

キッチンカーが映画館に来てくれました!
ドキュメンタリー映画は、ストーリーの濃淡に乏しく、敬遠する人が多いと思います。
しかし、この作品は、テンポが良く、旅をする二人が、とても明るくて、難しい話が、ほ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.8

フィルマークスの点数4.2だったので、期待大で観賞。
舞台はニューヨークパークアベニュー沿いの超高級ホテル、ウォルドルフ・アストリア。
一休.COM映画に登場したホテル参照
(https://www.
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

2.5

舞台は日本??
人気の監督のようですね。
確かに、シンメトリーで製図のような画は、どの部分を切り取っても絵画になる。
日本の文化や単語がたくさん出てきて興味深かったが、ストーリーやキャスト、特に主人公
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バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

3.8

観た後にやるせない気持ちになってしまう実話映画第3夜。
舞台は、1831年、アメリカ合衆国バージニア州サウサンプトン郡(当時黒人が圧倒的に多い地域)
反乱を起こしたアフリカ系アメリカ人奴隷のナット・タ
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

観た後にやるせない気持ちになってしまう実話映画第2夜。
舞台は第二次大戦中期のチェコのプラハ。
ナチスはヨーロッパのほぼ全土を制圧していたようです。
イギリス政府とチェコスロバキアの亡命政府とが協力し
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.8

観た後にやるせない気持ちになってしまう実話映画第1夜。
舞台は19世紀のロンドン。
冒頭、スチームパンクのような工場の映像と、象と母親のフラッシュバックは、デビットリンチ監督らしく、そしておどろおどろ
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.8

舞台は1950年。南フランスの小さな村。
盲目な恋に走ってしまう主人公ガブリエル。
母からの押し付けで村大工のジョゼと結婚。
腎臓結石と診断されたことでアルプスの療養施設で温泉療養をすることになる。
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

舞台はフィンランド。
フィンランドのおじさんとシリア国アレッポからの孤独な移民の男
二人のドラマが交互に描かれ、途中で結びつく。個人的に大好きな展開。
監督の演出が巧みですね。
主人公二人とも感情を激
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.8

1955年のアメリカ映画。
日本では、第2次世界大戦が終わり10年、高度成長時代真っただ中。今回、ロケ地として、舞台としてのフランスであるが、政治的には、きな臭いことが起こり始めていました。
当時のト
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.8

「こくそん」観て、目と心が汚染されたので、白黒でハートウォームの作品を選ぶ。
なんと、偶然にも映画の登場人物にも、目と心がよどんでる親子や弁護士が登場。そして、純粋無垢なサンタクロースに浄化されていく
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

3分の2は、指と指の隙間からみました。
殺人事件ドラマ映画かな、怖くても八墓村レベルかなと思って観たけど、やはり、韓国映画、ドぎつ過ぎます。
ホラーとスプラッターは苦手なのだが、さらに、オカルトも入っ
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奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

4.0

三重苦はあまりにも切ないし、心が落ち込むのが目に見えるから、皆さん、この映画を敬遠してるのかな。レビュー数は、今日現在で1000以下。もっとたくさんの人に観てもらいたい。想像しているより、ライトですよ>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.5

7,8人仲間、それぞれバックグランドがある。
その中でも、多く登場するのは、2人。
一人目は、好きな人に告白する少年。
もう一人は、‭劇が好きだが、父親に止められている少年。
誰が良い、誰が悪いという
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

映画館で観たくて、すべりこみで観賞。
そして、なんと、世間から遅れに遅れてのナウシカ初観賞。
封切り日は、27年前の1984年3月11日(東日本大震災の月命日と同じだったんだ)。
今から36年も前の映
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

ブルーススプリングスティーン。映画に登場するアルバム、持ってたよー。
懐かしい曲を体で浴びて、気持ちよかった。
主人公の、誠実なお顔が印象的。
ミュージック系映画というより、イギリス国において、パキス
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

高校生2人の夏休みの雰囲気は、自分がいとこの家で過ごした思い出と重なり、じわっとほんわかしました。
宮城県白石市(うーめんで有名)の景色がとても良くて、行きたくなった。
その、のどかでリアリティがある
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追いつめられて(1987年製作の映画)

3.0

スパイものや推理ものは、1回観終わってから、もう一度見直すほうが、映画をお得に楽しめる。絶対。
今まで、録画しておいた映画を観るときは、だいたいそのようにしていた。
しかし、この映画は、くり返し見なか
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笑う故郷(2016年製作の映画)

4.2

あらすじは、ネタバレになるので書きません。
技巧あふれる演出に加え、ワンシーンワンシーン衝撃的な映画でした。
キャスト、カメラ、脚本、無駄な会話も無く、すべての面で満点に近い。
最後のオチは個人的に気
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2010年(1984年製作の映画)

3.5

あの名作の続編。そして、あまり評判になってない。
まったく期待しないで観たが、世界観は踏襲してる。
ハルの声、姿、心、無表情さ、前作のままです。うれしい。
ハルの兄弟?も出演(青いランプ)
「ジョーズ
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復讐のガンマン(1968年製作の映画)

3.8

マカロニウエスタン。
いつもチラッと観ては、また同じかあと思って消していました。
今回は、最後まで観て、これはひょっとすると、マカロニ面白いかも。
食わず嫌いせず積極的に観よう。
そう希望がわいた作品
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.5

過去3年で一番泣いた映画となりました( ;∀;)
今日現在で、フィルマークス鑑賞者662人。寂しすぎますよー。
昔の実話を題材にしたのかと思えば、2015年のお話。ごく最近ですね。
監督はメルボルン出
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.7

自然描写がとても綺麗でした。
ゆったりとした展開もよいね。
驚いたのは、ブラッドピットの瑞々しさ。
ワンハリの役は、この作品の少年がそのまま大人になったような気がして、なんとなく嬉しくなりました。
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.5

中世ヨーロッパな感と、ダークファンタジー感と、不思議なキャラクターで、内容はともかくとして、最後まで観てしまいました。
ミスペレグリンのお話というよりは、純粋な少年の冒険活劇。
おじいちゃんと孫という
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.8

ボクトツで不器用で、つぶらな瞳の男性主人公リチャード・ラビング。
目がクリっとして、多様なまなざしが印象的な女性主人公ミルドレッド。
この二人を見ていると、無垢すぎて、心が洗われます。
ラビングとは、
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

4人姉妹の特徴が思っていたよりわかりやすかった。
全員のことをまんべんなく追いかける内容かと勝手に思っていた。
主人公は小説家になるジョー。そしてこの話は、小説家であるジョーの自伝。
ゆえに、一人の女
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.5

将来の地球をシミュレーションするには参考になるであろう作品。
すでに設定の段階で面白いので、あとは、テンポよく進む。
娘に愛情を注ぐお父さんが良かったなあ。
子供の頃のシーンもほんわか。
しかし、7人
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

3.3

バルタザールさんに、主演男優賞を捧げます。
寡黙なロバは、人間という生き物をどのように見て、考えているのでしょう。
人間の愚かさや傲慢さ、身勝手さを見せるには有効的な教材映画だ。
生き物の命を粗末に扱
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