PANDACOTTAさんの映画レビュー・感想・評価

PANDACOTTA

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

翻弄された

初見なので、人物像を鮮明に覚えられず、
ぼやけるような場面が何度かあった。

それでも、
人間の脆さの表現は本当に見事だったのと、
最後まで楽しめる展開の作り方はさすがと感じる。

そし
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.6

じわじわと満ちていく感情

手に入れられなかった愛は続いていて、
その愛を探しに行った。
失ったものがそこにあるんじゃないか、
そんな気がして。

愛を失っても、
幸せは残るんじゃないかな。
と思わさ
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

辛すぎて見たくない

誰にでもある心の声
その声はほとんどの人には届かないかもしれないけど、
その声を聞ける人でありたい。

せめて自分の近くにいる人たちには、
登場人物のような辛い人生を送って欲しく
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

繋がっていない世界

自宅から見えるスカイツリーや、
飲み屋から見える改札が、
とても遠く感じる。

木漏れ日は常に変化し続け、
見る人や瞬間によっても景色が変わる。
一方車の中で聞く音楽は、
人と人
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

記憶の片隅に残るたった一夜

日常には、
ある時にふと思い出してしまうような、
そんな出来事が突然訪れる。

地球上同じタイミングで起こる話ではあるのだけれど、
少しずつ夜が明けていくような構成で、
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.6

奏でるハーモニーはいつも美しかった

曲が好きで、
いつか観ようと思っていた。

お互いに言葉では上手く付き合えないけど、
演奏が始まれば2人の気持ちは一つになって、それがまた虚しくて、どうしようもな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

圧倒的恐怖

かつて日本で起こっていた争いは、
自分の記憶には残らない程昔の話で、
平和ボケと言われても仕方のないことだが、
この作品で描き出された絶望感や恐怖は
全く大袈裟なものではないのだろうと感
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.3

押し殺した感情の爆発

世の中そう言うもんだよな、と
自己完結して納得させていたことを
惜しみなく発散する姿に心を打たれた。

社会人5年目で失いかけた感情が
戻ってきたような気がする。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

冒頭から怒涛のエモさ
中盤までの見惚れるエロさ
終末に向けてわかるエゴが
自分と彼の感情を押しつぶす

そんな僕たちの心の支えは
同期の友人だったな

あと選曲が良かった

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

生まれて27年

これまで断片的にしか知らなかった映画。
フルで観たのは初めてだった。

人生に色を添えてくれるものは
宝石でも地位でもお金でもない

最後までまっすぐ相手と向き合い、
気持ちを素直に
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

自分は自分にしかなれない

何もない人が人を好きになると
その人を理解して、
共感して、染まりたくなる

染まった気になっているだけで
記憶が残るだけで
その人は何にもなれなかった

のかな


あと
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.4

お互いに想い出したんだね。

こういう話が好き。
この映画を教えてくれた友人に感謝したいし、大切にしたいと思った。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

刺さった

前作を映画館で見てない世代。
デンジャーゾーンが流れた時、
この映像を映画館で観れてよかったと、
この時代に生まれてよかったと、
強く感じさせてくれた。

前作への愛が強くなければ
こんな
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

爽快

ジェットコースターに乗った感覚
自然と声をだして笑った

あれほどの振りがあってのラスト
気分最高!フー!ってなる

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

とても記憶に残る

副音声で監督の解説入れてほしい

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9



起承転結の起承が繰り返される感じ
時間の割に長く感じなかったな

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

感情の渋滞

歌を聴いて感動する
聞こえなくてもその歌は心に響く

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

殺伐とした街の癒し

子どもかわいい
父母優しい
祖父祖母面白い

映画のシーンだけカラーの意味を後から知った。深い。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

ひと時の幸せを噛み締める。

恋愛のピークをうまく表現していて、
胸が熱くなる。

結末がどうなっても、一生忘れられない程の幸せに出会ったことに意味を感じる。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

音の恐怖。

何度も驚かされる。
生活音ひとつひとつが恐怖に感じる。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

クセになる画。
センスある曲。

そして、キャラが濃くて面白い。

感情のままに生きるビリー。
ビリーの乱暴さを受け止める彼女。
愛想は良い母と歌は上手い父。
友人のような友人。

ラストは色々と裏切
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

下品なのに爽快。

社会不適合者の生活を面白おかしく
ポップな音楽に乗せて表現する。
そのせいか、最低なシーンも何故か清々しい。

つかみのセリフはよくわからないが
ラストのセリフで伝わってしまう。

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.7

テンポ良く観れる

ストーリーも音楽も楽しめる。
ステージに立つDJの感覚が伝わった。

メメント(2000年製作の映画)

4.0

時間操作の原点

序盤は理解できない。
中盤からなんとなくわかってくる。
ラストで全てが繋がる。

そして最初から見たくなる。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

これはドキュメンタリー

演者や技術の努力。
メイキングと合わせて見たらより感動する。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

すごいよ

まだ見てない人に伝えたい。
人物の目的がなんとなく分かれば楽しめる。
あとは、唯一無二の非現実的な世界に入り込むだけ。

人生で一度、この世界を体感させてくれたことに感謝するし、感動した。
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(2020年製作の映画)

3.7

ピュアな話に心浄化された。

人物の素直な気持ちが
表情とか、言葉で伝わってくる。

話に無駄がなく、上手くまとまった映画。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

居心地悪い

背景が歪んで見えたり、
一方完璧な左右対象のシーンがあったり、
肉声だけが響きわたったり、
変な絵、変な人、変な儀式。

作り込まれた心地悪さの演出が絶妙すぎる。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

楽しそうな空間に憧れる。

そんな気持ちから、話が始まる。
クールな仲間といることの充実感がスティービーから溢れ出る。
内容引き立てる荒い映像がかっこいい。

なんだかわからないけど、楽しいからOK。
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

2時間のミュージックビデオ。

音楽を待っている。
内容と曲がうまくリンクして、
思わずにやけてしまう。

体が震えるほどの音で見たい。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

ポケモンが現実にいる世界。

本当に脅威的なモンスターは人間。
一部の人間の思考は単純でばかばかしい。

感動ありの癒し。そしてリアル。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

人の魅力は衰えない。

魅力のある人はどんな環境でも周囲に大きな影響を与える。

紳士的な彼から学ぶことは多い。
大切にしたい物語。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

シリアスな話をコミカルで軽快に。

世間の深刻さも、異性の愛し方も知らない。
ジョジョの気持ちをポップな音楽で表現する。

ジョジョの成長にワクワクする楽しい話。

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