人生ダブルボギーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

人生ダブルボギー

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

涙取りにくる演出は技ありだが、ストーリー薄め、震災をネタにするのは共感やリフレインを呼ぶが禁忌ではないか。ジブリの二番煎じな側面気にかかる。おばさんの激白がグロくて最高。命の終わりはそばにあるも、一刻>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

漫画史上最高傑作の映像化、期待と不安の入り混じって鑑賞。まず、漫画タッチがぬるぬる動くのに多少の抵抗があったのと、事前情報遮断していたため、リョータ目線のストーリー展開に新鮮さを感じた。確かに作中内面>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

会社先輩と映画館視聴。中将クラスが1部持っていかれるとはねえ〜、ボルサリニキのやられ役(覇気でタジタジ額に汗)がもはや職人技。魔王的存在まどか☆マギカ感。ハンターハンターの闇のソナタみたいな。ちょくち>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

生き方について考えさせられた。エリートとして何不自由なく手に入るが、孤独。しかしながら納得して満ち足りた生き方。そこに打ち込まれた愛や家族、忘れていた、不要と切り捨てていたあまりにも大きな人生のエッセ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.8

実はやってないのか?ハッとさせるシーンがおおく、感情の揺さぶられが多かった。序盤にグロシーンを集約させ、後半はグロ減退で推理もの。ラストの5分いるかなあ。桜の花びらと爪のビジュアルの類似性の発見をアピ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

物凄くエヴァを感じる訳でも、胸熱展開がある訳でも、名シーンがある訳でも、無かった。が、鑑賞後の満足度は十分で、銭湯上がりの牛乳のような、約束された仕上がりだった。明日もケツ叩いて気合い入れていこう。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.5

やっぱり違和感、、親父のコメント良かったな。抑えてるが故なのか、老いた身体には見向きもされないとは、若い故に想像したくもないな。桃ニー草。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.0

同性愛系への違和感は拭えず、気持ち悪さ、タブー感、根本的に認められない、隠しようのない自分の見方に気付かされた。ハッピーエンドを望む子への仕打ちはあんまりだ、が、差別偏見を取り除けない限り、繰り返され>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

馬鹿馬鹿しすぎるが、こんな映画もあるのだ、普段B級映画を見ない、耐性がない自分としては新境地。開始5分のノリがエンディングまで続く。結局彼の妄想ではなくリアルだったのか、?エンディングのシュールさ。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

映画館で鑑賞すべきとの評価に納得。完全な沈黙を創り出す空間としての映画館のポテンシャルを体感。まったくなにも聞こえないとはここまで、、想像を絶する。歌声も沁み入った。豪快であっけらかんとした父、明るく>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ(2003年製作の映画)

2.5

ポケ映画5本目。劇場で鑑賞したこれこれ、あったな、感。もののけ姫のデイダラボッチ感。なんだかんだで人の作った装置で簡易に伝説級を捉え、構築できる。伝説と言いつつ、生物の域を出ない。よく喋るがとにかくジ>>続きを読む

劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王(2000年製作の映画)

2.7

ポケ映画4本目。家族愛と父親像。なんでも望みを叶える存在としての父、快適な籠った世界より、仲間を求めて外の世界へ旅立つ覚悟を決める女子と祝福する父。エンディング後現実世界で全手に入れて微笑ましい。父親>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を越えた遭遇(であい)(2001年製作の映画)

2.6

ポケ映画3本目。セレビィのビジュアルが可愛い。昔はキューピーのようで好きではなかったが。覚醒するまで、伝説ポケの矜持が見られない。弱すぎる。巻き込まれた少年哀れすぎる、時渡の時は動くなもさして意味をな>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

3.0

ポケ映画2本目、父親と劇場で見た思い出補正もあるが個人的にポケ映画No. 1。伝説ポケにして代替個体複数いるんかい、と、死ぬんかい、犠牲の上に成り立つ平和、エンディングもラティアスかヒロインか上手くま>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

2.7

ポケ映画見返週間1本目。自然、地球の超常の力を具現化した存在=伝説のポケモンの構図であり、唯一無二の圧倒的パワーを誇る設定にこれこれ、となった。サトシ母の子供の身を案じながらも、成長を慈しむ姿勢、息子>>続きを読む

天使のたまご(1985年製作の映画)

2.0

今までで一番長く感じた、情報量が少なすぎる、意味深な台詞の無いシーンが続発するが、想起する元種も見つけられず、終始わからないままだった。何を見せられたのだろうか。伝える気がない高度な自慰行為にさえ見え>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.1

ハードル上げすぎた。終始予想を超えない展開。過去作愛があればもっと楽しめるのかも。オールスター感謝祭のそれ。次のストレンジへの繋ぎが見えて透ける。世界線は違っても要所(運命)は似るスキームは見飽きた。>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エヴァリスペクトを意識しすぎる節があった。(シンジ、カット割、寄せ引き、セリフや随所の挙動)シンエヴァのときくらいくどめの声使いが頭に残る。主題は違えどコマ割りや声優でここまでパロディ感が出るのか。ま>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

最強の2人、最高の人生の見つけ方、的価値観の異なる2人の出会いが成長と人生の好転をもたらすハートウォーミングな物語。差別意識につき自分も深層に根ざしたものが無いとは言えないなと思う次第。テンポが良くま>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

社会風刺が刺さる。政治のあり方、弱者救済の建前と本音、爪弾きにされる側とする側の理論と対立構造が生々しく、過激に映される。誰もが悪く、正しいかもしれない、微妙な線引きを意識させられた。

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.5

初の高倉健映画。構成やオチに捻りはないがシンプルさが心を打った。不器用な昭和の男、生きづらい世になったんだろうな。ぽっぽやだかっさー

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.4

北野映画1本め。空、海、馬鹿に澄み渡った青と生々しい緋の対比がやけに美しい。何回も見たくなる。ボートの影で潜めている時の絶望感たるや。

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.3

北野映画2本目、カメラのタイマーシーンは笑んだ。ケーキのイチゴ、返してもらっても食べないのが、らしい。独特な絵、世界を見る目が素敵。