saw13さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

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一番印象に残るのがベジョの配下の3人の殺し屋なんだけど、そいつらが登場するのが開始から90分近くたってからという驚愕の構成。一番の巨悪が、潜入捜査官の元締めにしか思えない。

グレイマン(2022年製作の映画)

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もう一歩!な作品。猟奇的な雰囲気だけで、イマイチ凄みを感じないクリス・エヴァンスの悪役。キャラクターの掘り下げが足りなくて盛り上がらない愁嘆場や別れ。気の抜けたラストシークエンス。なんか、いろいろ惜し>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

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今更気づいたけど「ショーン・オブ・ザ・デッド」と舞台一緒だね。はみ出し者が、保守爺と婆をぶっ倒すという爽快なお話。

マッハ!無限大(2013年製作の映画)

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粗い。見どころがなくはないけど、マッハシリーズのラストがこれだと思うと残念。とにかくCGを利用しているところが浮き上がってしまっていて、こんな感じになるのであれば無理やり差し込まなくても良かったのでは>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初見の時は話がきちんとつかめなかったのだよな。混乱した理由が再見して分かった。デ・ニーロがメアリーを殺してしまうのだけど、そこから当初の計画が崩れていくのかと思いきや、パム・グリアの計画には全く影響し>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

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いかにもハリウッド型のエンターテイメントを期待すると肩透かしを食らうかも。第二次世界大戦下にナチスドイツに強奪された美術品を、連合側の有志が取り戻す話。戦争映画にありがちな教訓めいたシーンや、戦友との>>続きを読む

トム・ヤム・クン!(2005年製作の映画)

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スケールアップした正統派「マッハ!」続編。追いかける対象は仏像から象に変わって国もまたくぞ。圧巻なのはやはり中盤の長回しでどうやって撮影してるんだろと、疑問符が頭から消えなかった。「デュクシ」みたい>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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凄まじかった。観てきたドニー・イェン主演作では最も好き。「SPL」や「導火線」でのアクションを思い起こすようなシーンも出てくるし、「ヒート」みたいな市街での銃撃戦もあったり、一歩間違えれば大けが間違い>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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ロバート・レッドフォードの引退作。脚本も何となく当人の当て書きっぽい。というか、ロバート・レッドフォード以外に、この役柄を演じさせて面白くなりそうもない。そのくらい役者のパブリックイメージに拠っかかっ>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

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前半と後半で同じ構図を反復させる構成が美しい。ゾンビという外因で人間関係に不信が生まれ、そこから破綻にまで至るというゾンビ映画の肝みたいな部分までフワっと軽くコメディにしていて、好感が持てる。

マッハ!参(2010年製作の映画)

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全編半裸のトニー・ジャーが舞踊を踊りまわる。三作目にしてかなりパワーダウン。

マッハ!弐(2008年製作の映画)

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急にタイのアユタヤ王朝時代が舞台の時代劇になるので、面食らうけど、トニー・ジャーのド迫力のアクションは前作を上回る勢い! 大満足。

マッハ!(2003年製作の映画)

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凄まじい。「ポリス・ストーリー」超えてる。何度も自然と声が出た。

スニーカーズ(1992年製作の映画)

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ロバート・レッドフォードはこの手の機密情報にまつわる騒動に巻き込まれてばかりな気がする。

ブレイド3(2004年製作の映画)

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どちらかというと義務感であまり期待しないで観た。1と2は折に触れて見返し、そのたびに面白く感じる。どうしても、この3作目が蛇足に思えるのは、とにかく雑。編集も悪いし、脚本も悪いし、ライアン・レイノルズ>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

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何回見ても画面で起こっていることを分かることは無いと思う。それで問題ない。ただ、その分からなさと背景美術と色彩を堪能する映画。どうしようもなく分からない何かに触れて、決定的に変わってしまいながら、日常>>続きを読む

どん底(1957年製作の映画)

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うーむ、字幕ついてないと何言ってるのか分からないなぁ。そして映画の大半が室内での会話劇なので、そこが把握できないと辛い。

乱れる(1964年製作の映画)

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「24フレームの映画学」の「成瀬巳喜男の視線劇」を参照。「心情の揺れ動きと一緒に二人の視線のやり取りはこの後も続き、微妙な関係性にサスペンスを作り出す。」「外の光景を物語上初めて「見下ろす」。この上か>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

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なんのカタルシスも感じさせずに後味悪く終わるが、何の余韻も残さずにあっけなく幕を引くその潔さは見事。結局、犯人に罪を与えるために人一人見殺しにしてしまっているというのはなー。釈然としない。見どころは尾>>続きを読む

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

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この映画の三船敏郎はどこかでみたことあるなぁ。ボストン眼鏡かけてオールバックで、ああいう顔の日本人。
・貸金庫の認証で、死んだとされる人物がきたであろうに無反応。
・都合よく人の気が狂いすぎ。
・戸籍
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ネイバーズ2(2016年製作の映画)

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「ブックスマート」の彼女が出てきて嬉しかった。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

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冒頭の隠し砦のシーンの何もない感じが確かに、スターウォーズっぽい。望遠レンズでの撮影を意識して観たが、距離を圧縮して何もない山肌を背景にした、人物の迫力が魅力的。

生きる(1952年製作の映画)

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余命宣告された役所勤めの男が、無味乾燥な日々に見切りをつけて、公園づくりに一念発起するみたいなプロットだけ知ってる状態で見始めた。話の構成としては、なんともなしに生きてきた半生を、胃がんの判明とともに>>続きを読む

ネイバーズ(2014年製作の映画)

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セス・ローゲンがなんともいえない絶妙な色気を放ってる。ほぼ悪ふざけと紙一重の下ネタのオンパレード。

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

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基本的にほとんど動かない一枚絵を、順繰りに見せながらナレーションをかぶせていくという演出に、のちの新海誠が垣間見える。