キャストの技量、スタッフの熱意と企画予算が噛み合うと面白いものがちゃんとできるという証明のような
昔見たお色気描写はさらりだけどその分ヒューマンストーリーが大人の視点
きっちりわちゃわちゃする映像も>>続きを読む
日台共同制作作品
最近台湾を旅した折に市中で宣伝を見かけて気になっていた
清原果耶さんは好きな俳優のひとり
予告編(日本)を観て、これは「泣ける映画」なのではという不安が拭えなかったが、
台湾台南の街>>続きを読む
「パーフェクト」とは
一畳に収まる布団から始まる、適度に健康的で質素だが本と音楽と植物のあるシンプルな生活。地味だが世のためにと打ち込む仕事。ルーティンで制御した波風の少ない日々。
ある施設または江戸>>続きを読む
中国製作のドラマ『バッド・キッズ』(全12話)は、攻守が入れ替わる緊迫感と第三者の悪意と善意までもが入り乱れ、ラストではやり切れなさと希望を同時に感じさせる名作
ただ原作どおりではなかったらしい
(な>>続きを読む
テレビドラマは観ている。力のこもった直球の作品で、知っていても大杉栄と伊藤野枝を襲う時代と権力の理不尽に差し込まれた。
大河ドラマより改めて吉高由里子の魅力を認識しこちらを鑑賞。
正月に能登周辺を見舞>>続きを読む
個人的に韓流といえばマ・ドンソク氏なのだから。マッシブとラブリー(ぐるぐる回るよ)の共存。
今作は日本のヤクザが絡んだ薬物取引。分厚い拳に対する切れ味日本刀。
ただ悪を許さない、タフネスと力技の爽快。>>続きを読む
ホラー映画を見慣れないと、思った以上にインパクトある現場シーン。底冷えする展開。海底、水槽、サンセット大通り、十字。重苦しさが色調にも表れている。やや単調な感も。
息つく間もなく凶行は重なりヒロインは>>続きを読む
まずキャストが熱い。キャラクターの濃さに頼らず、準備とスキルあってこその熱。とくにミドルからシニアのイケおじには骨太な江戸、明治の匂いがする。フィクションメインの実写化に不可欠。
自然のスケールが大き>>続きを読む
朝一で観るはずが電車遅延で始めの10分が😢
ただそんなことは吹っ飛ぶドニー・イェンは無双でした。
ワイヤーとはこのために、爆風もそのために、1対100(もっと?)も足手まといがちな女もみんな、無双のス>>続きを読む
「あの怪物は許してくれない」
予告で使われていた「怪物」の意味。
第二次大戦後の日本(東京)復興と生き抜いた人達。なのに再び日本を試すようなゴジラ。
ストーリーは納得。日本にしか作れないゴジラ映画だ。>>続きを読む
間違いなく「首」である。
血が滴る迸る絵面でありながら、何故かそれとは逆に、無秩序な世に生きる、他人より何物かを手にして生き残ろうとする人間臭さがストレートに入ってくる。茂助!
現代の常識感覚では相容>>続きを読む
建築家アアルト(1898-1976)の手がけた世界の建築を本人と家族、関係者の声とともにたどるドキュメンタリー。
フィンランドの気候自然に育まれた感性か、自然にも馴染む建物の数々を体験するよう。
建築>>続きを読む
東京国際映画祭にて
チベット高原の、圧倒的に自然がメジャー人間はマイナーな地で牧畜を営む家族のもとに街からTVクルーが訪れる。家畜の羊を9頭も襲って捕えられた雪豹をカメラに収めるためだ。予定調和に始>>続きを読む
東京国際映画祭にて
ポスターが惹かれて観た前作『春江水暖』のオープニング10分にすっかり魅入られた。
今回は川より山の趣。同じく杭州が舞台。
自分は二の次で茶畑に住み込みで働き、息子を育て上げた母>>続きを読む
東京国際映画祭にて
まさしく中国娯楽時代劇。
南宋の時代、岳飛亡き後盤石に思える宰相秦檜の居城内が舞台。敵国の密書を巡る捜査は次第に虚実入り乱れてハードボイルドな心理攻防戦に。人間臭さも濃く。
与え>>続きを読む
東京国際映画祭にて
90年代の台北。父が店を持つ日を夢見て親子は節約生活。
愛情深く人を慮る堅実な父と健気に暮らす小学生の息子だったが、願いはなかなか叶いそうにない。思い詰める息子に「老狐狸」が手招>>続きを読む
東京国際映画祭にて
アンディ・ラウと香港映画スタッフの、この時代の映画制作を取り巻く諸々を来し方への愛着も含めて示したような作品。
ストーリーの軸は大物俳優のエゴだ。ところどころアンディ・ラウ自身と>>続きを読む
東京国際映画祭にて
脚本家志望のはずが今や葬儀社のバイトとして弔文書き。ただきっちり周囲や本人に取材する仕事ぶりは評判がいい。
心から書きたいストーリーも浮かばぬまま北京の片隅で暮らす理想とは程遠い>>続きを読む
チャプター4にして初参戦。レジェンドな真田広之vs.ドニー・イエンを一目視たくて。
60代の二人。年齢をことさら言うのも何だが、これほど無駄なく美しくインパクト大のアクションをこの後ほかで見られるだろ>>続きを読む
予備知識なく鑑賞。
単純に表現してよいのかわからないが面白かった。
潜水艦、特に原子力潜水艦というものの特異な位置付け。潜行し浮上し戦う以前に水中空間を支配できる。海底地形の利用。
何やらでかい器の海>>続きを読む
色彩豊かで精緻な絵本をめくっていくひととき。おとぎ話アニメーションより余韻残るしあわせな異世界トリップ。
ミッシェル・オスロ監督作品との出会いは『アズールとアスマール』 オリエンタルで洗練されたキャラ>>続きを読む
オリジナルの風合いを活かしつつ、心あったまる邦画に変換している。
たった1秒とはいえ、そのために人生に躓きや諦めを抱える彼と彼女。ささやかに重なる運命的な出来事に神様がくれた1日とは。
岡田将生演じる>>続きを読む
温かく儚い終着点へ向かうロードムービー。
人は儚い、躓いたならただ起き上がればと思ってもそうはいかない。もっと早く心を決めておけばと悔いてもそうはいかない。
長く離れていた幼馴染みは記憶の欠片でまだ繋>>続きを読む
正しく渋い。だがスタンスは変わらない。老境に差しかかろうかという探偵マーロウだが、やはりとびきりの美女たちはついて離れないのだ。それも手に負えない強かさと悪さを備えて。
大戦前のハリウッドの虚飾も味わ>>続きを読む
よい意味でドラマの空気を保ちつつ、日仏と今昔が溶けあうように巡り巡る。境界線に立つはさすが露伴先生。今回泉くんにも選ばれし相棒素質を感じたり。
ルーヴル美術館のバックヤードツアーの趣もあり、画材につい>>続きを読む
彼女は十年ぶりに戻ってきた。大切にいとしげにリュックを抱えて。
水害に見舞われ未だ痕の残る故郷には友人や昔馴染みの人たち。今はまたおだやかに美しい球磨川の流れ。
街にいると自然は眺めるものになりがちだ>>続きを読む
誘われて行って大満足
ラブリーなマリオのポジティブ大活躍に心身が癒された。
観れば観るほどヒゲの可愛いおっちゃん?で、どうしてこのキャラが生まれたのか気になりすぎる(そもそもあんまりマリオやってないで>>続きを読む
時代劇映画の深みと靭さを満喫した。
2月公開の前篇に比べ、仕掛人の因果の影はさらに濃い。男女の闇を経て、今作は世にあぶれた男達の闇だ。それぞれが纏う過去。絶え間ない不穏とひとときの平安。
舞台を江戸か>>続きを読む
頃は平安。安倍晴明に大江山の鬼。鬼とされた歴史の闇。怨念は刀剣男士を21世紀の東京に呼び寄せる。
実をいえばゲーム未体験、舞台未観劇、映画を前に一度だけ。刀剣自体に馴染みもないが、前作がなかなか面白か>>続きを読む
ミシェル・ヨーさんが好きだ。アクション映画香港映画好きだったから学生の頃から。キレキレでカッコいいのに知的で落ち着いた風情に憧れた。素敵なお姉さま。
そんな彼女のキャリア、アイデンティティでしか作るこ>>続きを読む
アリシアは子供の頃から人と打ち解けられず、想像の友達との物語を書くことで心癒されてきた。大人になっても、神話や物語を研究する学者としてやや浮世離れした人生を送っている。
仕事で訪れたイスタンブール。空>>続きを読む
映画館で観てよかったと思える時代劇。
江戸の冬の大気、人の質感、雪や料理の湯気に至る湿感を抑えた色彩とともに体感した。
仕掛け屋稼業とは、決して華やかに彩られ表に誇れるものではない。正義と言ってはいけ>>続きを読む
1920年代。内乱が勃発したアイルランド。ただイニシェリン島では慎ましい日常が続いていた。主人公の楽しみは唯一、パブでの親友との一杯。が、ある日を境に友情が、信頼が、家族が、姿を変えていく。まるで何か>>続きを読む
しずかな水の流れのようなひととき。
溢れる起伏はない代わり、逆戻りすることもなく、ただ、口にできなかったり積もった思いが、時が進むようにやわらかに触れ合いすれ違って流れていく。これまでもこれからも。>>続きを読む
青春時代劇としては楽しめるけれど、タイトルを考えると物足りない。
近江商人とは、主人公の成長、主との関わりなどの場面が少なすぎる。
悪代官や丁稚仲間の父親のエピソードがくどくてなぜそこに尺を使うのか>>続きを読む
このままシリーズ化してほしいので、高評価します。映画館で観たかったし。
ミステリとしては、相変わらず本気が見えにくい探偵と依頼人との関係性が不思議な絆でいい。
エドワード・ノートンがエドワード・ノート>>続きを読む