SeigouNagaoさんの映画レビュー・感想・評価

SeigouNagao

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

一切この作品に関わってもいないし、
「インディーズにしては」などということもなく、
エンターテイメント作品として最高の一言しかなく、
一人でも多くの人に薦めたい!観てもらいたい!
この感動を共有したい
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

1.0

ただ今をときめくアイドルを主演に据えた青春映画であり、
相性の悪い演出の数々は女優として未熟な彼女たちを写すのみだった。
薙刀シーンは迫力もなく、
勝敗を明確に見せない展開はカタルシスを感じにくくさせ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

1.6

熱狂的なファンから見たらどうかはわからないが、
「へぇ~」としか思えない物語は製作する意見の有無を疑ってしまう。
ディズニー傘下に入り、作れるものは作るといった量産体制が
ハッキリと写し出された作品だ
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RE:BORN(2015年製作の映画)

2.3

「なにかありそうでない」物語に関しては、
もはや難解な域で必要のない疑問を生む残念なものだが、
「零距離戦闘術」という戦闘術の凄み、
そして、「それ」と「映画」の相性、将来性を感じることの出来る作品。
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

2.9

レーサーとメカニックの対立関係に兄弟という付加要素を加えた本作は
「熱さ」こそ感じられるが、物語の軽薄さは否めず、
またクドイほど繰り返される過去描写と
説明的でありながら、
ラリーの展開やその勝敗に
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.6

福田雄一監督とお馴染みのキャストが繰り広げるコメディは
相変わらずスベり知らずで、
そんな陽気な作風は恋愛映画の新しい風となり、
男子への間口を広げているように思える。
山崎絋菜をだだスベりさせたのだ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

いい意味で成長せず、変わらないデッドプールの姿、言動は
確かなユーモアを持ち、観る者の笑わせる。
彼の独壇場とも言える本作は、
映画であり、彼の単独コメディーショーでもあった。

「第4の壁」を超越し
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

自然でありながら映画的な演出の光る家族描写は実在感あるドラマを見せ、その中で万引きという犯罪を起点に様々な社会問題を提起する。答えでなく想いを見せるようなラストは、見終わった後に「家族とはなにか?」と>>続きを読む

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

2.7

前作にあったドライブ感あるエンターテインメント性はなく、
なにより新たに生まれ変わった「メカゴジラ」の姿に
少なからず「これじゃないんだよな」という残念さを覚えてしまう。

しかし、人種の考え、掲げる
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

1.0

観る前と後で何一つ感情が変わらないほど虚無な作品だった。
そんな作品に酷評すらしきれない自分のつまらなさ、アプローチの少なさを痛感する。

見ない方がいいです!

https://ameblo.jp/
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

映画を見ていて「本気」という言葉を感じたのは生まれてはじめてだった。
熱量がたぎる本作は面白くないわけがない。
「傑作」と言える代物ではないだろうが、
日本映画界をカラフルにする強烈な作品であり、
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

2.7

言葉を失わずにはいられない「衝撃のラスト」は
ヒーロー映画史、はたまた映画史に残るだろうし、
MCUをまた世界に印象づけた作品であることには違いない。

ただ、その「絶望」と「希望」のもたらすこの上な
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

「字幕」で見るのに限界を感じてしまうほどの情報量を持つ本作。
「老若男女」が楽しめる映画としてこれ以上のエンターテインメントはないだろし、
多くの人が「既存の作品」のキャラクターや世界観の「兵力」「物
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.9

原作から改編や省略に
物語はロジカルさやカタルシスを損ない、
ドラマとしての感動こそ減退してしまった印象だが、
反して、ストレートなヒーローアクション性を打ち出す。
誰が見ても紛れもない「新宿」を舞台
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

2.5

「爆盛」りでクオリティーを怠らぬ
しんちゃんらしい「おバカ」で「ピュアな下品」ギャグは最高だ。
今までにないアイデアで新鮮な展開を生む
第2幕は「力」というものの恐ろしさを伝えるが、
ロジックのない、
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.0

「富士山そんなに近くないよ!」
「まだ、住民避難しきってないだろ」
はたまた、「あの基地の謎は?」など、
山ほど突っ込みどころはあるが、
それでもジャパニーズ・カルチャーへの愛に満ちたロボット怪獣映画
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.3

無駄を削ぎ落とした物語で
五ェ衛門というキャラクターの魅力追求したかのような本作は
男なら「そこにシビれる!あこがれるゥ!」ハードボイルド描写と
見惚れるアクションに満ち溢れている。

前後編合わせて
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娼年(2018年製作の映画)

2.4

松坂桃李の体当たりにもほどのある演技と
他に類を見ないほどの前衛的で丁寧な性描写は強烈な印象を残し、
ロマンポルノらしい陰影の強い画の作りや大人びた劇版は
非常にいいムードを作品にもたらす。

書き忘
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

1.9

正直、この映画は好きではないし、面白くない!

自分の理解力のなさを痛感できた事はよかったが、
ロジックのない物語展開、その説明不足さには
これ以上にない退屈さと時に苛立ちすら覚えてしまった。
この上
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

「黒人差別」というテーマを説教じみず、
ファンキーな音楽とファッショナブルな作風で描く本作は、
実在したNASAの黒人女性3人の存在を見るものに伝える。

語られてこなかった真実を紐解く史実映画として
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.6

ツッコミどころもあれば、説明不足なキャラクター性に
「人間ドラマ」が軽薄な部分は否めず勿体なさを覚える。
せめてニックがなぜ軍隊を逃げたのか?という過去があれば、
日本極道に身を投じる外人=「アウトサ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

「後生に語り継がれる名作」と言う訳ではないだろうが、
見ればそのアニメーション表現に胸は高鳴るだろうし、
その効き目は見終わったあと持続も、
ふとした瞬間の何気ない景色をも「面白おかしく」変貌させてし
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.7

2部構成の作品も、続編のある作品も数知れどあるが、
全3部作ともここまで高いアベレージを持つシリーズは
自分が思うに他には存在しない。

この映画は紛れもない「ちはやふる」だ。
そうなったのはやはり、
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

物語を作るのではなく、事実をそのまま再現し、
俳優ではなく、実際の人物をキャストに起用する本作は
一見無謀とも思えたが、あまりにも無駄のない映画だった。
クリント・イースドウッドの映画監督としての手腕
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.6

一見「王道なアクション作品」というだけの見えてもしまうが、
細部には様々な伏線が張り巡らされており、
それをアクションという「娯楽」の中で回収し、
それがひとつもふたつもカタルシスをもたらすという
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

一見「王道なアクション作品」というだけの見えてもしまうが、
細部には様々な伏線が張り巡らされており、
それをアクションという「娯楽」の中で回収し、
それがひとつもふたつもカタルシスをもたらすという
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

5.0

今年一番の衝撃作になると思うほどの前衛的な作品であり、
監督と役者の熱量を感じる映画。
スタンダードサイズ、インタビューシーンという
非常識な演出に踏み切った行定勲の大胆さには脱帽であり、
それは「英
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マンハント(2018年製作の映画)

1.0

1分に1つのジョン・ウーの「ボケ」に
「ツッコミ」を入れて楽しめる、
それで完成する劇場一体型映画!

お笑い芸人「笑い飯」に
なったような気分を味わえる
最高のエンターテインメント作品。

今年一番
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

2.4

極限的な密室サバイバルと
スケールの大きな救出劇を見せる本作は
降り幅の広いダイナミックレンジを持ち、

ディザスタームービーらしさに加え、
他とは比べ物にならないほど緊迫感のあるサバイバル模様を展開
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