Sayooooさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ユンヒへ(2019年製作の映画)

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雪が美しい小樽の街と、雪が降る静けさのようなユンヒとジュンの二人の感情が美しかった。
ちょっと説明っぽい部分も最後はあるけど、丁寧な作品だった。
娘のセボムもとてもかわいくて、セボム新しい春という名前
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さがす(2022年製作の映画)

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岬の兄妹がとても良かったので期待していた片山慎三監督の商業作品第一作目。
韓国やハリウッドでリメイクされそうな構成で良かったのでは。
指名手配犯を街で見かけたと言い残して疾走する父を探すという予告では
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声もなく(2020年製作の映画)

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ユ・アインがとにかくすばらしい。
冒頭の着替えるシーンで坊主頭のこのでっぷりとしただらしない体の人がユ・アイン?!と疑うんだけど、パンフレットを読んで、本読み初日にムキムキマッチョに仕上げたユ・アイン
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

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Z世代の評価されてるアーティストの監督先品と言われると気張ってるのかと思いきや、いい意味で力が抜けていてとても良かった。
アマリヤ・ウルマン監督自身で主演、演出、スタイリングをこなす才能とセンスがぶ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

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濱口竜介監督が苦手なのか確かめるために鑑賞。

1話目は大好きな古川琴音さんの新しい一面は見れたけど、ドライブ・マイ・カー同様に性の表現や女性への神格化されたようなキャラクター設定が苦手でした。

2
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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2021年のうちに観なくては思ったけど、その後も咀嚼しきれず色々考えてました。
アカデミー賞のノミネートなども続き話題だし評価されてるけど、濱口竜介作品が苦手なのか村上春樹が苦手なのか(もしくはチェー
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

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年末見たのにレビュー忘れてた。

主人公は老人の財産を狙った後見人ビジネスをしてるんだけど、本当にクズででも肝ったまがあるので振り切っててよかった。
クズが完璧なクズだと映画としてスカッとするのでわり
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キネマの神様(2021年製作の映画)

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2020年が舞台とは思えない古臭い考えのくそオヤジが主人公で終始イライラした。
こういう人も確かにまだいるのかもしれないけど、あえて映画としていま作品にする必要はあるのかなと思った。
原田マハさんの原
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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レディ・ガガがすごかった。
かわいい小娘からおばちゃんになっていく。

倦怠期カップル映画としては最高。
GUCCIのブランドストーリーとしてではなく、ドロドロ恋愛サスペンスとして観れば評価低くならな
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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去年見逃してたのを早稲田松竹でやっと観れた。
マンボー前ということもあり人入ってたしほぼ男性でここにいる人たちは自分の持つ加害性を学びに来たと信じたかった。

レイプリベンジものは、自分のトラウマを思
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クナシリ(2019年製作の映画)

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日本が領土問題で固執しているとわたしは感じる北方領土のクナシリ。
正直に言って、ロシアはこの島の人をケアする気はないんだなと思った。
77年も前の敗戦時に勝ち取った領土にしがみつくロシアの軍事政権を感
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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キングスマン組織の誕生秘話。
なので、タロン・エガートンもコリン・ファースも出てこないのとアクション少なめなのはちと残念だった。
想像してなかった戦争ムービーっぷりで驚いたけど、お正月ムービーっぽさが
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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シャラメくんのサービスカット多め。
こんなわけわからん話を映画化できないと言われていたのに、どうやって企画通したのかプロデューサーに聞きたい。

SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

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早く平時に戻って音楽を聞きたい。
細野さんライブはやめないでくれと切に願う。

カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

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文明がないのかと思えば、携帯もあるし、今の現代人はみたいな話もする。
子供の大学進学のためにドルも稼ぐ。
けど、自分たちの祖先と自然へのリスペクトから生活は変えない。
シャーマニズムだけじゃなく、人間
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

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ビーニー・フェルトスタインの良さが前回だった!
すべての人に見てほしい。
特にこれから大人になる女性には、自己愛こそが大切だと知ってほしい。
自信があれば、実力はついてくることもある。
そして、アルフ
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

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ニュースでしか見たことなかった小野田さんの自伝映画をフランスの監督が撮るというふしぎな作品。
けど、より客観的な視点がなぜ小野田さんがルバング島で30年も潜伏し続けたのかわからなくさせる。
ラジオを楽
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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トーベ・ヤンソンという人がどんなに愛らしかったのか、別れた夫や恋人がいつまでも彼女と親しかったのもわかる気がした。
日本人の北欧のイメージってフィンランドのムーミンやマリメッコで平和そうに見えるけど、
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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スリラーだと思って観に行ったらほぼホラー。
後半めちゃ怖い。しかもなんとなく途中から伏線読めてしまったのでその点は残念。
マンスプレイニングや男尊女卑への怨念みたいなものを感じる怖さだった…

けど、
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JSA(2000年製作の映画)

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今は韓国映画もドラマもたくさんあるので、ある程度の予備情報があるけどいきなりこの作品見たら日本ではかなりの衝撃だったのでは?と思う。

22年経っても南北は統一されてないのがこの作品を今見ることをより
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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もともと高校演劇だと思えないくらいよくできた脚本だった。
途中までちょっとテンポが変わらないので長いんだけど、主要3人の心のうちみたいなのが見えてくる後半からの展開良かった。
出演しない矢野と園田のフ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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14歳のとき、女子グループからハブられてて全然学校行きたくなくてその事実含めて忘れようとしていた事を思い出した。

この映画の中に出てくる子達がそれぞれ考えながら行動していたように自分も何かを考えてい
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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私も人生の中で一番イヤだった1年が中2なので途中まではトラウマを再体験するような作品だった。
けど、最後のお父さんとのシーンはとてもよくて、親だからってことではなく自分を肯定してくれる存在の大切さが身
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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テネット、ブラック・ウィドウにつづくノルウェーロケ。
そしてなぜか悪い科学者はロシア系。
この同じスキームって何か意図か背景があるの?

ダニエル・クレイグはセクシーだけど、個人的にはボンドのパーソナ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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全然期待してなかったけどめちゃくちゃ良かった!
まず楽曲が良いと思ったら88rising。
オークワフィナは最高にオークワフィナだった。
そして、マーベル・コミックというよりはファンタジー要素強めだっ
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空白(2021年製作の映画)

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とにかくしんどい、全員しんどい。
けど、ところどころ救いがないわけではない…
正しいことってなんなんだろう?
作品に出てくる人物たちはみんな自分の持つ正しさにしがみついたり、疑ったりして壊れていく。
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

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モロッコでは女性は働くけど、平等な権利がないことが伝わる作品。
希望がないわけじゃないけど胸が苦しくなる。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

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NYにラテン系の移民の人がいることを知らなかった。
Crazy rich asiansの監督作品で同じようにスモールコミュニティの話だけど、ミュージカル原作なのでまた全然違って面白かった。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

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ストーリーがあるのにドキュメンタリーというか、ドキュメンタリーのような映画というかそんな感じだった。

鑑賞後に調べたら、ドキュメンタリーだったんだけど子供がいてもいなくても結婚してもしなくても老後の
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のさりの島(2020年製作の映画)

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公開が延期され続けてとても楽しみにしていた作品。

オレオレ詐欺をするつもりで電話をした先で出会うおばあちゃんと青年の話。
何も起きない。起きそうで起きない。
けど、本人たちの中ではいろんなことが起き
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

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韓国企業における90年代の男女不平等を実際に起きた会社の隠蔽事件をベースに描いた作品。
サスペンス要素もあるので、フェミニズムを扱っている映画すぎることもなくちゃんと作品として楽しく観れる。

映画館
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

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オリンピック開会式で初めて知ったミュンヘンオリンピックでのイスラエル人選手の殺害事件がテーマだったので気になって鑑賞。

パレスチナ問題に関する基礎知識入れてから見るとよりわかりやすいかも。

映画自
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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中村佳穂ちゃんと主題歌歌うシーンはとても良い。

あとはだいたい美女と野獣。

【追記】
アンリアレイジと伊賀大介も良かった。

EXIT(2019年製作の映画)

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とにかく手に汗握る。
韓国のこういういかにもエンタメなスカッとする映画はたまに見たるなるよね。

さえない、就職先もないチョ・ジョンソクがとにかくかっこいい。