Sayooooさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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青春ものと聞いて、宮本から君へがめちゃくちゃ苦手だったのでやや警戒していたけどとてもよかった!じわじわと読後感を噛みしめるスルメ系青春映画。

ライムスター宇多丸さんが、横道世之介を思い出すと言ってた
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

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Spark joyなものしか持ってないし、Spark joyでも捨てるべきものはあると思うので、そんな内容の映画だった。

ただの恋愛映画なのかと思ったら、もっと深い映画だった。

自分と少し似た性格
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

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主人公クララは警察官の夫からのDVから逃れてニューヨークにやってくる。
仕事もなくすぐにお金は底をついて、子どもたち二人とホームレス状態になる。
そんなある日、これまた訳ありのマークがマネージャーを務
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星の子(2020年製作の映画)

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ただただ淡々と描かれるストーリーは原作のままらしい。
何も起こらないからこそ感じるあの恐怖ってなんなんだろう。

新興宗教を本気で信じる親とそんな親を信じることを信じる子供。
誰が何を信じようと良くて
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朝が来る(2020年製作の映画)

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仲の良かった夫婦が子供ができないことがわかり特別養子縁組で子供を迎えることになる。
数年後その子供の親だと名乗る女性がとつぜん訪ねてくる…

サスペンスの要素もあるけど、特別養子縁組とは何なのか、夫婦
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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ミッドサマーでホラー克服したかなと思ったので鑑賞。

人間の本心なんてわからないよなーという、わたしは差別主義者じゃないと言うことと人権を尊重することはまた別なんだなと感じた。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

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ベタなんだけど、いい。

青春小説原作ものの丁寧な映画作品の良さ。
そりゃ主演ふたり売れるわっていうのがわかる。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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フランス映画らしい言葉ですべて説明しないかんじもあるんだけど、セリフと景色がとても美しい。
作中に出てくるヴィヴァルディと島の民謡?以外音楽がないのもよりこの映画を美している感じがした。

恋愛映画だ
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

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おジャ魔女どれみの20周年記念作品でありながら、おジャ魔女どれみのメインキャストのまほう堂メンバーが出てこないのが良かった。

アニメ版も個性を生かすことを尊重する内容だったけど、ちゃんとその考え方は
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

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史実に基づいた話で、キング牧師が黒人差別の根強かったアラバマで講義のために行った更新の話。
選挙権もなく、人として認められていない1965年のアメリカの話。
それから55年たった今年も変わらずに黒人差
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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ヒロインのエリーが可愛いだけの映画だった。
けどそれも男性監督特有のミューズ崇拝って感じがしちゃって…

設定面白そうだったのにまじでつまんなくて驚いた。
インド系のイギリス人が主人公なんだけど、ダイ
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

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不勉強なので、正直言ってアルジェリアの1990年代にイスラム原理主義によるテロ行為が行われていたことも知らなかった。

もともとフランスの植民地でフランス語を使っていたのに、独立の際にイスラムの文化や
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

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児童文学作家ジュディス・カーの自伝小説原作の映画。

彼女が生まれたドイツでヒトラー政権が強くなってきたのを受けてユダヤ系でしかも批評家の父と一家は弾圧を逃れて、スイス、フランス、イギリスへの亡命する
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中村屋酒店の兄弟(2019年製作の映画)

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家族だからこそ一定の距離感があるのはわかる。
特に親と子や、兄弟って大人になるにつれてなんでも共有するわけじゃないので微妙な距離間がある。
べつにそれが悪いわけではなく、それをちゃんと感じてるか感じて
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

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物を買ったり消費することはお金ではなく自分の時間を使っているという言葉が印象的だった。

今の世の中ものが多すぎて、本当に自分に必要なものをちゃんと自分が知っているのかと思うことが確かにある。
物欲が
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

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社会主義と女性の権利と差別の話。

時代背景を理解してから観ないときついかも。
3 時間はちょっと長かった。

意図せず東出昌大出演作の鑑賞が続く。
彼は彼で良い役者なんだなと。

聖の青春(2016年製作の映画)

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松山ケンイチの役作りがすごい。
別人すぎ。

東出昌大も羽生さんにしか見えない。

柄本時生ははまり役過ぎてずるい。

HUNGER ハンガー(2008年製作の映画)

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スティーヴ・マクィーンとマイケル・ファスベンダーの最初の映画として評価されてたので鑑賞。

マイケル・ファスベンダーの役作りがすごすぎる!

話は北アイルランドの紛争時代に政治犯が政治犯として監修して
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

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実話をもとにした作品。
自由黒人だったソロモン・ノーサップがだまされて奴隷として売り飛ばされてから救われるまでの12年間のお話。

見るに耐えない虐待シーンも多いんだけど、その描き方が独特で静かさの中
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

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東京国際映画祭で鑑賞。

チュニジアの女性監督の作品。
サスペンス?と言ってよいのかな。
最後の展開には、映画らしいエンタメ感もあったし、救われる最後で良かった。

難民問題への警鐘でありながら、単純
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

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デイヴィッド・クロスが見たくて鑑賞。
12年前の作品なので、実際に彼が演じたのも16とか17くらいなのかな。
ラブ・ストーリーというよりはヒューマンドラマな映画だったなぁ。

もし自分の家族や愛する人
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ノー・チョイス(2020年製作の映画)

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東京国際映画祭で鑑賞。
イランを見ることはなかなかないので貴重な作品を見れてよかった。

ホームレスの若い女が代理出産させられそうになったことから自分が同意のない不妊手術をされていると気づく。
中絶を
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マリアの旅(2020年製作の映画)

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東京国際映画祭で鑑賞。

心臓病で入院したマリアは、同じ部屋に入院してきたヴェロニカとの出会いである目的のために旅に出ることになる…

序盤のマリアからは想像のできないほど、どんどんすてきになっていく
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詩人の恋(2017年製作の映画)

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韓国版のタイトル시인의 사랑がとてもしっくりくる。
詩人の恋と言われて、美少年とおじさんの恋物語と言われたらキュンキュンするのかと想像したけど、もっと現実味のある恋とは別の感情だなと見ながら苦しくなっ
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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田中裕子演じる桃子さんの夫に先立たれてからの人生。

日本の社会で知らぬ間に植え付けられた女性の幸せが、桃子にもあってそれに気づいてしまったからやるせなかった…

だれしも人は孤独で、寂しさみたいなも
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

予告で気になって鑑賞。思いのほか良かった!

ドイツ兵としてイギリスで捕虜になり、収容所でサッカーしていたところ才能を見初められてマンチェスター・シティとして活躍した選手トラウトマンの実話。

ドイツ
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

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主人公の少年カントの目が澄んだ感じは、Nobody knowsの柳楽優弥くんを彷彿とさせた。
演技初挑戦らしいけど、これからもアイヌの作品だけでなく活躍してほしい。

映画はフィクションなのか、ドキュ
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

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サンフランシスコの街並みとヴィクトリア様式の家が美しかった。

この街がかかえるジェントリフィケーションとBLMなどの社会背景を知った上で見たほうがおもしろい。

映画観たときは感じなかったけど、フェ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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小説との違いで批判している人もいるみたいだけど、わたしは映画としてよかったと思う。
2016年の小説よりも2019年の映画が作られた世界は少しだけど進歩してると思うから、それを反映してくれたなら嬉しい
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

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ホラー苦手なので黒沢清作品ほとんど見てないけどこれはアマプラにもあったし見たかったので鑑賞。

不思議なストーリーだし、ぞわぞわするけど黒沢清という人は強く愛する人と、現実の中にある不安定や真実みたい
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スパイの妻(2020年製作の映画)

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評価も高いし、初めて映画音楽を担当する長岡亮介が楽しみすぎた。

NHKプレミアムのドラマだったの知らなかったけど、たしかにドキュメンタリーぽさもある映画になっていた。
戦争ものなので、ストーリーは想
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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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ドキュメンタリーとしての完成度や取材力がとにかくすごい。
まず刑務所が民間に受刑者向けのプログラムを委託していることを知らなかったので驚いたけど、そうあるべきだと映画を見て思った。
島根あさひのTCユ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

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エミリオ・エステヴェスを見たくて鑑賞。
アメリカの高校生の多様性を描いているけど、いまだと最後恋愛にはならないんだろうなーと思った。
映画はどうしても時代性があるから、いま見るとないなと思っちゃうこと
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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楽しみにしていたオークワ・フィナ主演作。

中国という環境について改めて考えさせられた。
アメリカで生まれ育った主人公が自分をかわいがってくれていたおばあちゃんの病を聞いて久しぶりに生まれ故郷の中国に
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浅田家!(2020年製作の映画)

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キャスティングがめちゃくちゃ合っていたんだなぁと思う。

ニノと監督との手紙のやり取りもよい。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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ジョナ・ヒルのどこからこんなかっこいい映画が出てくるの?!
って思ってしまうくらいCOOLでありながら、ただのおしゃれ映画じゃなくてちゃんと人間を描いてる作品。
そもそも、わたしだってジョナ・ヒルのこ
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