ポピラボ部長さんの映画レビュー・感想・評価

ポピラボ部長

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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

映画感で観て冒頭のキングクリムゾンから、来たコレ感。
チェーンソー対決で劇場爆笑したの忘れられない。

ヨハン・ヨハンソンのサントラが何より傑作で、憂鬱な通勤中に「諦めろ、この世は地獄だ」と語りかけて
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アダプテーション(2002年製作の映画)

4.5

何故か忘れられない映画。
主人公がお偉い脚本家の先生に講演会でメッタメタに非難されるけど、その夜Barで再会した時には、優しくノウハウを伝授してくれるのにホロっとする。

エンドロールに漂うフワフワし
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デイライト(1996年製作の映画)

5.0

想い出の映画

スタローンが一番カッコよかった映画。
小学生の頃、渋谷の映画館で視聴。

巨大プロペラの間をすり抜ける場面などなど土方的なクールさに満ちている。

サントラも素晴らしい漢気サウンドで、
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アナコンダ(1997年製作の映画)

4.0

巨大生物モノの希少な良作

小学生の頃、金曜夕刊の宣伝を見て、公開日に期待躍らせ観た。
期待は裏切られなかった、、

その後すぐに巨大ワニ映画「UMA」を観て、本作の有り難みを知ることに。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

5.0

小学生の頃、洋画劇場で見て、いい奴、悪い奴、どちらもカッコいい、活劇にただただ夢中になった。

大人になり再び本作を観て、デ・パルマが1980年代に、幾分時代がかった活劇を恥ずかしげもなく、モリコーネ
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メトロポリス(2001年製作の映画)

5.0

日本アニメの記念碑的な作品。

公開当時から映像の豪華さの一方、CGとセル画の組み合わせ、終盤ティナの唐突な心変わりなどに疑問符を唱えるレビューがあったと記憶している。

素晴らしいメロディを含んだサ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.5

ゴジラが火炎放射を放つところまではとても良いが、その後の展開、映像が何故か空気を掴むような地に足がつかない妙な感覚のまま映画が終わる。

公開初日に期待に胸躍らせて観た時からこの印象は変わっていない。
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シャイニング(1980年製作の映画)

5.0

完璧なホラー映画。

と思っていたけど、学生時代、友人を家に集め、本作を上映すると大半の感想は「怖くない」の声。

湿度の高い身の毛が凍るJホラーや、物理的に強音で驚かせるハリウッドホラーに慣れた人々
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二人で歩いた幾春秋(1962年製作の映画)

4.0

木下の善行夫婦映画では一番好きな作品。
「喜びも悲しみも幾年月」から過度な装飾を廃した作り。

合間に、道路坑夫の夫の詩が読まれるのだが、貧しいながらも一人を息子を育て上げ、大学卒業まで見守るまでの過
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衝動殺人 息子よ(1979年製作の映画)

4.0

木下晩年の力作。

もはや母を神聖化するルールは木下作品には存在しない。

ただ家庭を、モラルを汚す輩を消し去らんとする粛正ルールは以前として働いている。

本作がここまで力作たりえたのは、その輩は実
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デモンズ(1985年製作の映画)

4.0

就職難の大学院2年生の時期、鬱々とした中で観て大いに励ましてくれた映画。

とにかくパニックシーンでロックがガンガン大音量で流れるシーンの衝撃は「火垂るの墓」で清太が突如、鉄棒で逆上がりを始める場面の
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この子を残して(1983年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのみに言及。

クライマックス、映画がそれまで直接描かなかった原爆投下直後の現状が映し出される。
骸骨、瓦礫から飛び出て痙攣する子供の腕、皮が捲れ爛れた人々が彷徨う地獄絵図がそのまま目に飛
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フィンチ(2021年製作の映画)

3.0

Apple tvにて視聴。

登場するキャラクターはギリギリまで絞られており、小品と言えるような内容だが、上映時間はもっと絞れたのではないかと思った。

ロボットのVFXは素晴らしい。

大半が子供の
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.8

漫画のようなカッコいい活劇を楽しめる快作。
心地よいテンポ感に気を配っているようでサクサク物語が進んでゆく。

白人の町のデザインは爆笑必須。

レジーナ・キングの貫禄も素晴らしい。

残念なのは、善
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アクエリアス(1986年製作の映画)

5.0

今まで観た一番好きなホラー映画は何かの問いに真っ先に挙げたくなる作品。

ジャーロとしての面白さ(鮮やかな殺人シーン、大盛り上がりのバックミュージック)に満ちている。
(ショスタコーヴィチの粛清交響楽
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永遠の人(1961年製作の映画)

5.0

本作は情熱の人、木下恵介の最高傑作だと思う。

熊本の農村を舞台に地主夫婦の憎しみを根底に秘めた年代記。

タイトルこそ「永遠の人」であり、作中で高峰秀子が慕い続けた佐田啓治の役を思わせるが、内容は全
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クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて視聴。

IPアドレスがでっかく画面上に上乗せ表示されており、最初は面食らったが、最後は全く気にならなくなっていた。のめり込める映画は些細な視聴環境を超えると思った。

感想として
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.5

全編、スパイスの幻覚ではないかと思えるドラッグムービー。

エンドクレジット前にティモシー・シャラメが自宅のソファで目覚め「夢か。。」となっても何ら不思議でない。

暴力的な音響と、主人公の幻覚に彩ら
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

なんとも悲しい映画だった。

スコセッシの集大成となる作品を運命付けられたかのような題材。

「マフィアなんて懲り懲りだね、カッコいいけど、、」というスコセッシ流マフィア映画、悪事を突きつけるほどに神
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