scanwakaさんの映画レビュー・感想・評価

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海を駆ける(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

インドネシアと日本の戦中戦後の関係やアチェの独立運動、スマトラ沖地震、この辺りの知識があればもっと楽しめたと思います。

ラウはサチコの曾祖父の霊なんでしょうか?サチコの父はトーチカで何を思いシャッタ
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.2

40代子持ちでクズな要素を持ってる男にはたまらない映画です。
主人公は不器用で自尊心が強くてクズな男。唯一の自分の武器が封印されて転がるように落ちていきます。この男の再生の物語なのですが、泣けます。ク
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.7

自己愛しかない両親。しかし、それって普通、俺も主人公たちとそれほど変わらないぐらい自分の損得で動いていかもとハッとさせられた。客観的に淡々と語っている語り口が「今の世間て大体こんな感じじゃないですか?>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.5

裁判での被告の弁護人の曲者感がすごい。安田好弘弁護士ほどではないがヒールとして十分に機能してました。ラストは必然のような、無意識に別の結末を期待していました。

娼年(2018年製作の映画)

3.5

日活ロマンポルノの復活したのかと勘違いしそうな本作。松坂桃李さん、思い切りましたねぇ!見応えありです。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

考えることを強要される映画。はじめてインサートされるPC画面が誰と誰がチャットしてるか説明がなかったり、話してる人物の声が聞こえず引きのまま終わって何があったかはそれよりだいぶ先のシーンでわかるように>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

覚書。練りに練った復讐計画を実行する主人公だということを最後にどんでんで語る映画。主人公の前半の彼女に対する態度が最後は腑に落ちるのだか前半を見ている間は、伏線なのか演技が下手なのか判断が難しい。監督>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

最後まで緊張感が続くサスペンス。マーティンと主人公の関係を明かすタイミングがよい。マーティンの怪演が家族に起こる不幸を運命的な受け入れないといけないものだと納得させられる。クライマックスの一人を選ぶ選>>続きを読む

神奈川芸術大学映像学科研究室(2013年製作の映画)

4.0

「ピンカートンに会いに行く」を観たきっかけで勧められて鑑賞。傑作じゃないですか!卒制でこれはすごいなぁ。出演していた嶺豪一監督の卒制の「故郷の詩」も良かったですが。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

あまり期待せずに行ったら期待値を大幅に超えた作品でした!特にセリフ、ハギオとツチダの最後の立ち飲み居酒屋シーンのやり取りは絶品です。あと好きなシーンは、元バンド仲間とせいいちの居酒屋、ハギオと可奈子が>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.3

日本にいると難民の問題に疎くなってしまいますね。アキ・カウリスマキの「希望のかなた」同様これも難民に関する映画。ただこれはコメディ。いろんな問題を抱えた家族が難民を受け入れたことをきっかけに問題が表面>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

愛すべき映画です。ベランダのシーン、こっちまで呼吸が苦しくなりました。正直彼女の妄想とリアクションがおもろいだけで大したことは起こらないお話ですが、愛すべきキャラクターがいるだけで充分かと。

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

4.2

ここに来て今年のベスト10に入れたくなる作品に出会いました。映画愛にあふれたお話、脚本が素晴らしいです!もっと公開館数多くてもいいのに。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

子育てに何が必要なのか教えられる映画です。マケナ・グレースは数学の天才の役ですが、間違いなく天才子役です。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

途中、セリフのやりとりが高速になり字幕の意訳と省略の影響か僕の処理能力の問題か置いてかれそうに。しかし最後のタイトル通りの展開に半端ないカタルシスが!

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

昔ひどい別れかたをした元妻が元夫著作で自分に捧げられた小説をビビりながら読むという話。ラストカットが秀逸!

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

リアリティという面ではリアルそのもの。 浅野忠信の突然切れる感じは結婚してないとわからないだろうなぁ。娘の家が嫌になった理由がわからないと答えるシーン、思春期って自分の感情の変化の理由が自分でもわから>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.9

ヒロインが可愛すぎる!ムチャクチャ強い大人になったナウシカって感じ。

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.0

「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク。韓国版の方が制作費がある感じでしたが、どちらが好きかと言われると日本版!広末のヒロインは何者にも変えがたい!

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

暗殺計画、最後の教会での銃撃戦のリアリティは息がつまりました。16mmのフィルムがさらにその臨場感を暴力的に煽ります。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イザベル・ユペール、64歳とは思えないセクシーさ。しかし、この内容賛否を読んでいるらしいですね。レイプにあった女性のリアクションとしては彼女のとった行動はあまりに強く賢く、また大人の女として自分の欲望>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

エドガー・ライトといえばコメディだよねと思っていたら純愛映画でした。と言っても要所要所にお得意のお笑いもあります。登場人物全員愛すべきキャラクター、悪党もどこか憎めない。エドガー・ライトの人間性なんで>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

スクールカースト底辺の主人公の思春期ネタ×ヒーローへの成長ネタでだれることなく最後まで一気に見せてくれる秀作ですね。何がよかったってマイケル・キートンの「ファウンダー」「バードマン」を連想させるネタが>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.3

展開が遅くないでしょうか。アメリカのコクソン!

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マクドナルドの成功秘話かと思いきや、成功者が誰にでも讃えられる存在ではないということを痛感しました。

ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.0

フィリピンのスラム街は迫力がありました。主演のジャクリン・ホセさんの演技はすごかったですね、ドキュメンタリーにしか見えない。物語としてはそれほど展開があるわけではないけど楽しめました。

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.8

萩原さんおめでとうございます。続編のオファーが間違いなく来ますね!
ここから感想ですが全体を通して見事な圧縮が行われてました。人間の食べ物が食べれないという件をGoPro自撮りのインサートを使って上手
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.8

大自然の中の漁村、大人にとっては閉塞的な社会なんだけど、思春期に必要な要素は全て揃ってる。ヤリマンと周囲から呼ばれている初恋の彼女、自分のことを愛してくれる親友、いかれた姉貴、ヤバい先輩、シングルマ>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

2.5

いや、面白かったですよ。原作知らないですけど、福田雄一ワールドですね。福田雄一ワールドは深夜にビール飲みながらツッコミながら観るのがベストですね。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

全編ジブリ愛に包まれた作品でした。監督含めジブリで育ったスタッフの方々が高畑・宮崎両監督と鈴木さんに、今までの感謝と何を引き継いだのか伝えるために過去のジブリ作品のオマージュで埋め尽くされた作品を作っ>>続きを読む

ゴンドラ(1987年製作の映画)

4.0

トリウッドで鑑賞、鑑賞後に監督登場のサプライズ!30年前の作品と思えないぐらい新鮮な作品。何より丁寧なプロットです。孤独な都会を海原で表現してタイトルに行った後、水の中(プール)でもがくかがりちゃんの>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.9

始まって15分ぐらいのミジャの近道シーンでがっつり心を掴まれました。しかし、ベジタリアンには…なれません。

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.6

本編では涙が出なかったんですか、ラストのドキュメントパートで涙してしまいました。

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

夫婦間のすれ違い、疑心暗鬼、男と女の感覚の違いを描かせると右にでる人はいないのではないでしょうか。自分は知的で俺が1番家族のことを考えているという傲慢を描かれると「お前のことだよ!」と監督に叱られてい>>続きを読む

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