どうしても格好のつかない愛すべき負け組たち
心を許したともだち間の屈託のないやりとり
油断しているとくすくすと笑いが溢れてしまうような楽しい作品だった。
このレビューはネタバレを含みます
練習してきたデュエットの集大成を見せる場面で、観客の期待が最高潮に高まる場面で、一切の音が消えて、歌う愛娘をただ見つめる家族の視点に切り替わる描写。
設定としてわかっているつもりだったけれど、そうだよ>>続きを読む
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終盤の告白によって、主人公2人の印象ががらりと違ったものに見えてくる。
わたしたちはウードの思い出を彼の見たいように見せられて、彼自身に対しても見たいようにしか見なかっただけで(死が近い人は穏やかだと>>続きを読む
