異国マラケシュで
パジャマ姿の息子と歌う「ケ・セラ・セラ」
小さなナイトとダンスを踊る、ママの姿
そして
某国大使館へ招かれ
(招かれるように仕組むのよね♪)、
命を救った大使の前で歌う「ケ・セラ>>続きを読む
ロマン・ポランスキー本人が語る
幼少の記憶から、戦争体験
家族との別れ、学校
俳優として初めてのキャリア、そして映画製作
2009年、チューリッヒ空港での突然の逮捕から
拘留、軟禁、身柄釈放まで>>続きを読む
サリンジャー作品に思い入れのある人ほど、この映画は、観てられないんじゃないかなぁ。と感じた。
彼の人生に、戦争が、色濃く影を落としていて
作家人生にもね。
ただ、戦争がなかったら
ホールデンの物語>>続きを読む
いじめや差別がテーマのお話は、沢山ある。
家庭が密室なら、学校だって会社だって密室なのだ。
だけど、家族と呼べる以外の存在がいる場所は「社会」
これは、初めて「社会」に出た子が
自身を損なわずに、生>>続きを読む
ラストには、涙が出るほど
惹き込まれる!
・・・オートクチュールに初挑戦するデザイナー、ラフ・シモンズの抱えるものも興味深いけど、
100名を超えるお針子たちの
仕事っぷりがまた凄まじい。
ミシ>>続きを読む
「練習とは 間違えても歌うこと」
…自分の、まだ聴いたことのない声に
驚き戸惑うポーラの姿が、とても初々しい。
歌える喜びと夢に 胸をふくらませるが
家族は誰も
彼女の声も、歌も、夢も、知らない。>>続きを読む
旅モノには音楽がつきものね♪
まるで未開の地を行くような
ディープサウス(アメリカ中西部)を廻る8週間のツアー
運転手トニーの「ケンタッキー!フライドチキン食うぜ!」のノリと、その食べっぷりを観な>>続きを読む
完璧って怖ぇ~!と
震え上がる話w
殆どアクション映画の域?
とことん容赦ない イカれた師弟関係が素晴らしすぎる
これ観て血が騒ぐ方は 本物ですね♪
冒頭こそ 師を
遠い人として眺め 見上げる若者>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
毎日、希望の中に生きる。
それは、自ら描いた景色の中に
毎日毎日、我が身を置くことなのだわ。
そう思わせてくれた映画です。
刑務所の中だろうが
意に沿わないことやらされてようが
毎日毎日、自ら描い>>続きを読む
猫が主役、でもなく
猫と人、対等だな
そう感じられる映画(ポイント1)
茶トラのボブ自身の、凛とした佇まい
ほとんどのシーンで自ら出演してることもあり、動物ものによくある“演技させてる感”なども>>続きを読む
「知るべきすべては すべて音楽にある」
つくる人、生み出す人は総じて繊細。
その繊細さがあってこその、作品だったりもするから、観てるこっちもさ、不用意に
…もうちっと何とかさぁ。とか
…強くなれよ!>>続きを読む
大きく捉えられるタイプの人なら、この映画はくるものがあると思う。分かりやすさはないけれど。
私が気になったのは傷。
人によっては
病気
障害
コンプレックス
…等の言葉でも語られるもの。つまり「>>続きを読む
同じ時間に起き
同じ朝食を摂り
同じ道を歩き
同じ場所へ出向き
同じバスの運転席に座り
同じルートを走り
同じ道を帰路につく
同じバーで一杯飲む
次の日も、また・・・
・・・いや。
妻へのキスは>>続きを読む
…映画好きなら どこかで観たことあるような
キャラ
出で立ち
セリフや立ち回り
シーンが てんこ盛り
それを知っていても 色褪せず惹きこまれ
ドキドキできるのが 1981年作と思えない。
事件は>>続きを読む
「THE ICE KING」という原題まんま!全く遜色なし、タイトル負けしないこの御方。
冒頭「一人で生き、一人で死ぬ」の言葉にギュッと心掴まれる!
…1970年代から80年代に活躍してた方と思>>続きを読む
観る人に寄り添う気など
全くなし!の潔さw
お話に感動したい向きには
とてもお勧めできない逸品ですがw
スウィング好きならイケるでしょ
(カエル嫌いはまず観れないねw)
”ヨレヨレのシワシワでい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観るきっかけは
ドキュメンタリー「ぼくと魔法の言葉たち」
2歳で言葉をなくした子・オーウェンが、ディズニー・アニメをきっかけに
我が言葉(外界とつながる言葉)を取り戻すお話
…プライド・ランドへ>>続きを読む
言葉をなくした彼が
言葉を得るまでの間の
彼の頭の中を見るような感覚。
非言語に生きる人ほど
感じるものがある
…ずっと無言だった息子の口から
ディズニー・アニメのセリフが飛び出した時の
パパのう>>続きを読む
主人公セリフなし。語らなくとも分かるシンプルさ♪
シンプル過ぎて忙しい大人はスルーしちゃうねw
…フツーという名のものさしをあてたらあり得ない、象の耳が翼になるのは
キミが飛んだから。
ジャンプして>>続きを読む
・・・彼は 気に入った大人に聞く
「僕を 養子にしてくれる?」
大人は皆 一様にいぶかしむ
年はいくつ? 家はどこ?
・・・そんな問いよりも先に 彼は姿を消してる
彼の友達は皆 彼の笑顔に笑みを返す>>続きを読む
見えなくなった男が
見えないことを受け入れるまでの話。
無謀で、強引にも見える彼の選択…眼の障害を隠し、五つ星ホテルに潜り込むことは、
彼の出来ることと
出来ないことを炙り出す。
私たちが「>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2019年ノーベル文学賞を受賞したペーター・ハントケ氏書き下ろしの詩が、全篇に織り交ぜられた作品。
…スクリーンに映るものを、全くの他所事ではなく、我が身を映して観た初めての一本
“ロングコートのお>>続きを読む
ディズニーアニメでどれが?
と聞かれれば
迷わずコレ。
死の床で何が観たい?
と聞かれても
きっとコレ。
…語りすぎない台詞
ひと目で
何が起きたか分かる絵面
うるさすぎず寄り添う音楽
何度観>>続きを読む
いつの時代も
人が人を虐げる愚かさは
悲しいかな変わらない
それを超えるのは
人の利発さと
好奇心と
美しさ
美しさを追う人は
虐げることなど眼中にないから
…その美しさを、ミッシェル・オスロ氏は>>続きを読む
タランティーノの映画愛。有名どころを使ってこそ分かる、映画人生下り坂の悲哀。それに乗っかったブラピとレオ様の“味”と、影の主役ブランディの活躍を、どうぞ黙って、いえ笑って観て下さいな。愛犬は飼主に負け>>続きを読む
(SFにつられ肩透かし喰らった分、スコア低めw)
☆☆★
父の姿を見て育ち
父の背中を追うように
宇宙飛行士になった息子は
他者と深い関係を築けずにいる
愛する人すら
彼の元を離れていく
英>>続きを読む