Screen7さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

父親の急病やバラバラだった家族が集結するという点において、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』っぽい!という第一印象。ベン・スティラーはあっちでもこっちでもお父さんにイライラしては仲直りして大忙しだね。家>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

生臭さが画面を越えて伝わるほど、熱苦しい男・宮本の物語。涙, 血, 唾, 鼻水などの体液、豪快な飲みっぷりや食べっぷりなどの"生"を感じさせる過剰なまでの演出が印象的でした。自己抑制知らずというか、怒>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンお得意のロマコメ。雨の日は荷物増えるし洗濯できないしでそんなに好きじゃないけど、ミッドナイトインパリ然り映画の中だという条件付きだと、美味しい味付け的存在で好き。NYの街並みとの相性も抜>>続きを読む

未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.8

UFOや宇宙人は本当に実在するのか?というよりも"コミュニケーション"に重きを置いてる印象のSFドラマ。宇宙人=人間をさらう悪者ではなく、彼らとの交信の中で不思議な友情さえ感じさせられる結末は、流石は>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

初代ゴーストバスターズから約30年の時を経て作られた正式な続編!祖父と孫という関係を生かして新しいストーリーを構築していて、革新的すぎず伝統的すぎずのバランスがちょうど良い印象で◎。オリジナルを愛する>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

この世の創作物に改めて感謝したいなぁ!ララランドの言葉を借りて、"どうか乾杯を、夢追い人に"。ミュージカル作曲家を目指す青年の苦悩をメインに描いた、伝記物ベースのミュージカル作品。苦労したけど最終的に>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

卒論に追われる日々の中で、唯一映画館で観た作品。平和のために闘うキングスマン流ジェントルマンの血はここから流れてたんだ〜とグッとくるドラマが見られて熱かった…!好きな人の親に感謝する気持ち。かと思えば>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

エベレスト級に巨大な彗星が地球に衝突する…その世紀の大発見をした大学院生と天文学者を筆頭に繰り広げられる、ブラック・コメディ。滑稽で恐ろしくて面白い!救いようがないけど何としても救われたい気持ちになる>>続きを読む

デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)

3.7

先日観た『ヒットマンズ・ボディガード』もだけど、真面目×不良コンビのアクション・コメディは鉄板だね。サンドラ・ブロックとメリッサ・マッカーシーが見せる、女性バディもの!お堅いFBI捜査官と野蛮な刑事が>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

変人扱いされがちな主人公が周囲に認められていく…という映画は数多くあれど、本作はそんな普通じゃない自分を"周りが"というより"自分自身が"認めていくお話なのがすごく良かった。変わり者同士、ちぐはぐなの>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.8

タイトル通り、殺し屋のボディガードをすることになった男が主人公のアクション・コメディ!こういう作品は、いつどんな気分で見ても楽しめるから大好物。計画的なボディカード役のライアン・レイノルズと、無計画な>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

安心して楽しめるミステリー!刑事とホテルマンを演じるお馴染みのキャストと、曲者だらけで怪しい匂いプンプンの宿泊客を演じたキャスト、ホテルの雰囲気に負けない豪華さ。ワルツ調の音楽も相まって、宿泊客と同様>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ティモシー・シャラメのスクリーン映えする美しさ…いつもの十二分咲くらい目をかっぴらいて見てた気がする。笑 西暦1万年超えという遠い遠い未来の設定ではありますが、映像美とハンス・ジマーの音楽によって、テ>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.8

前作で飼い主のイーサンに会うため転生を繰り返して"犬生"を全うしたベイリー。本作では、大好きなイーサンから与えられた役目(イーサンの孫娘を守ること)を果たそうとする姿が描かれています!いつまでも可愛が>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.6

ロバート・レッドフォード版は過去鑑賞済。リメイク版である本作は、鮮やかな映像と豪華絢爛な雰囲気を堪能できる。それにしてもここまで容赦無くて悲劇的なストーリーだったっけ…?煌びやかな世界に身を置き、いく>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

真実と嘘、信用と疑惑、愛と憎しみ…登場人物は多いものの混乱せずに観られる配慮と、仕切り直して視点を変えて楽しめる作りになっていて、面白かった〜!世界的なミステリー作家且つ大富豪である男性が、誕生日パー>>続きを読む

ペントハウス(2011年製作の映画)

3.4

面白いけど何かが物足りなくて印象薄い作品。オーシャンズ・シリーズ擬きとして楽しむには問題無し!まるで一流ホテルのような高級マンション(のペントハウス)を舞台に繰り広げられる、クライム・コメディ。『ジー>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

オートクチュールの仕立て屋の主人公ということで、登場する衣装がどれも繊細で美しくて、見るたびうっとり…。優雅でエレガントな雰囲気を漂わせる底で繰り広げられる、毒々しい夫婦劇とのギャップが面白い。純朴そ>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

まだNo Time To Dieの余韻に浸っていたいから、こちらのドキュメンタリーを。往年のボンド映画を観たことないのもありますが…それでも大学生の私にとってのボンドはダニエル・クレイグです!何気ない>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ物の最終章は、見たいけど見たくないという矛盾した気持ちを抱えつつ… 何度も延期されたこともあって、なんだかんだ公開を待ち焦がれていた本作。ダニエル・クレイグasボンドは、最後までカッコよかった>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.6

触れたら壊れてしまいそうな、脆くて儚い雰囲気が漂う青春映画。冒頭の言葉であった、"24億分の確率で出会えたのが親友"って凄いなぁ〜。それを最初に頭に入れた状態で見ていたから、中盤以降の微妙に離れていく>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.6

"バグダッド・カフェ"という名のモーテルを舞台に、出会いから友情を育むまでを描いた物語。ゆったりした時間の流れを楽しむか、退屈と感じるかは人それぞれかな(アイスブレイクまでがちょいと長いのでね) 。名>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.9

もし地球に衝突したら、人類が絶滅する危機…。地球に甚大な被害を齎す小惑星が接近しているの阻止するミッション遂行のため、収集されたプロの石油採掘者達。超絶有名な作品ですが、地球滅亡系映画という事以外は何>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.4

『アンブレイカブル』の次は、23(+1?)の人格を持つ誘拐犯の正体に迫った、こちらのサイコ・スリラーを。公開当時話題になってたものの、なんか怖そう…でなんとなく避けてたけど、思った以上に心理ドラマメイ>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.8

バカリズム含む5人の銀行員OLの日常系映画。銀行員でもOLでもないけど、思わず赤べこのように頷いてしまう…共感を誘う描写の連続。わざわざ取り上げないような日常の断片の数々を、こうやって客観的に見ると面>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中国武術で魅せる、2面楽しめるリバーシブルの洋服みたいな作品!前半は正統派アクション映画的な楽しみ方ができて、後半はファンタジー映画の如く御伽噺のような世界観にどっぷり浸って…。後半に登場する竜やモー>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.6

アクションよりもサスペンス色がグッと強い、新感覚のヒーロー映画!架空のアメコミを例に、善と悪を分析してる客観的な視点も新鮮でした。アンブレイカブル=破壊不可能の、怪我知らず病知らずな不死身の男・デヴィ>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.5

もう二度とやりたくないと誓ったゲーム、ジュマンジの世界にまたまた吸い込まれてしまった…という続編。元凶はどう考えてもスペンサーだけど、大学生になってバラバラになった彼らを再び結束させてくれた機会という>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

80歳として生まれて以降若返っていく男性と、彼との日々を懐かしむ老婦人。ベンジャミンの日記帳を基に、回想シーン形式で物語が進んでいく。一般的な人と年の重ね方が逆行するベンジャミンだけど、幼い頃に出会っ>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.8

潜入捜査官とマフィアの犬のトレード物語。何方も警察官とマフィアの顔の切替は完璧だが、マフィアが動けば警察も動き、警察が動けばマフィアも動くので、裏切り者が潜んでるのが判明。終始心臓に悪い空気が流れてい>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.6

名優トリオによるドタバタ強盗劇。コツコツ積み立ててきた年金が無くなった…絶対取り返してやるぞ〜!と、強盗は勿論犯罪行為なのに彼らを応援したくなってしまう… 映画って恐ろしいものです。笑 約30年連れ添>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

妻の夏子を亡くした主人公が、母(夏子の友人)を失った家族との交流を通じて、今まで避けていたものと向き合っていく様を描いたヒューマンドラマ。失ったものを取り戻すことはできなくても、新たな形で作り上げるこ>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

大学卒業後、社会人生活に奮闘するX世代の若者の姿を描いた青春映画。一番好きだった台詞は「エビアンを逆に綴るとナイーブ」!どうでも良い大発見をニヤニヤしながら言うの可愛くて好き。就職難で想像していた社会>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

田舎町で起きた事件の犯人を本気で見つけ出さない(ように見える)警察に怒りを爆発させた母親が主人公。主要キャストの圧巻の演技力だけで、見応え十分!怒りに身を任せること、傷つけ傷つけられること、人の過ちを>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

それぞれ秘密を抱えた4人家族が、父親のリストラを機に崩れるところまで崩れきったところで立て直していく、家族の崩壊から再生までを描いた物語。それどころじゃないんだ!って時に限って色んな出来事が重なってし>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて鑑賞。
生き甲斐にしてるほど大好きなバンドの、更に推しメンバーとの恋愛なんて…オタクの妄想を具現化したみたいな話。ふわ甘って感じじゃなくて何処か反抗的で挑発的な…パンクロック節炸裂
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