しょうやさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

しょうや

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blank13(2017年製作の映画)

3.2

斎藤工だからこそ描ける人間ドラマ。
4人家族の父親の葬儀を舞台にその家族の過去をじわじわと炙り出していく。父親はいつも雀荘に行ったり借金を作って家に帰る。苦労する母と息子2人。そんな父親など父親として
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レオン(2018年製作の映画)

4.7

久々映画館で笑い声あげながら楽しませてもらった。何よりキャスティングが最高。ジヨンちゃん長編映画で主演だなんて出世したね最高です。竹中直人さん貴方は邦画界における逸材です最高です。大政絢ちゃんをスクリ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

4.2

平成ラストのドラえもん。節目の時にとんでもない作品を作り上げたなこりゃ。なにより映像、アクションありのメカニックあり、そしてフレンチトーストすごく美味しそう…。ミニドラたちがミニオンみたいで可愛かった>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

3.4

あんまり期待していなかったけどそこまで悪くなかった。
ほんとに人間って愚かだなと感じさせられる1作品。人間誰しも闇と腹黒い感情を持っているんだな。懐かしい女優さんが多々見られたり、真剣佑の新人っぷりが
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マンハント(2018年製作の映画)

3.0

これがジョンウー流日本映画。演出、音楽、そしてアクション。ジョンウーの日本映画愛とオマージュが詰まった渾身の1作。監督の日本愛、ド派手アクション、福山の頑張りと桜庭ななみのおてんば感と数々の日本人キャ>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.5

全編シリアスな内容かと思いきやそこまで重くなく、クスッと笑える部分も多々あり観やすかった。脚本が良いのかな。長澤まさみの美しさと吉田鋼太郎のオヤジっぷりがミスマッチしていて高橋一生とよりお似合いだった>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.3

東野圭吾史上最も切ないミステリーと言っても過言ではない。
人は生きるために嘘をつく。人は誰かを守るために嘘をつく。世の中偽りだらけだろう。偽ったとしてもそこには愛がある、正義がある。真実はただ1つ。ど
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

東宝全面バックアップのもとに編成されしょっぱなからRADが流れるというなんとも日本映画なんだぜ主張が激しすぎてちょっと脱帽。内容はちょぴっとホラーまじりの歴史ファンタジー。映像表現と楊貴妃は美しく描か>>続きを読む

劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ(2018年製作の映画)

3.8

タツノコレジェンド集結。
アニメは未見だがはじめの総集編でなんとなく掴めたので本作も結構楽しめた。
声優が最高ですね。GANTZ:Oが綺麗すぎてこちらは少し負けてる感じしたので映像もう少し頑張ってほし
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.6

これぞイーストウッドの集大成。
テロに立ち会った3人の青年の運命の物語。彼らの成長、苦難、そして友情と勇気、全てが最高潮に達したその時に我々は涙する。イーストウッドでしか撮ることのできない渾身の1作。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ギレルモ監督最新作は愛の物語。
独特な映像表現で作品を作り上げてきたギレルモ監督、今回もその世界観に引き込まれた。誰しも想いを伝えられないことがある。年齢、性別、そして人種などによって。全てを乗り越え
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.2

2作目はつまらないというジンクスがよくあるが、今作はそれを覆すかなりの秀作となっていた。
笑いあり、涙あり、エンタメ性に溢れた誰が観ても楽しめる1作品。パディントンはみんなを笑顔にしてくれた。親切って
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.0

やっとの事で鑑賞。山崎貴待望の新作は心温まるファンタジックな映画。
高畑充希と堺雅人の掛け合いが完璧でした。VFX白組は安定の映像美を表現してくれた。このまま自分も黄泉の国へ行ってしまいそう…なんてね
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

5.0

2年前に映画館で鑑賞、そして本日MX4Dにて鑑賞。2年前の鑑賞後にこれは4Dで是非とも観たいと願っていたので2年越しの夢叶い歓喜。
序盤のカーチェイス、終盤の観覧車でのシーン、4Dの見応え抜群であった
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.2

ギレルモ流ゴシックホラー映画。
ホラー感はそこまでなくて怖くもなかったが、幽霊の見せ方やお城の作り方、そして登場人物の描き方がギレルモデルトロ監督らしさが出ていて魅力的だった。
個人的にパンズラビリン
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ガーディアンズ(2017年製作の映画)

3.3

ロシア発の超人たちによるヒーロー映画。ジャケットからわかるようにファンタスティックフォーそのもの。MARVELに対抗して作られたのか、もしくはロシア映画なめるなと見せつけたかったのか。そんなことはさて>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

映像表現、音楽、キャストの歌唱力、そして無駄なくテンポよく進んでいくストーリー。これぞ史上最大のショー(Greatest Show)。そのショーを大きいスクリーン、良質な音響で。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今作を観るのはこれで3回目。本日は上映終了後に主演を務めた松岡茉優さんの舞台挨拶が行われた。生で見るととても可愛かったです。笑
映画の感想: この映画を始めて観たときは、性格がぶっ飛んでいる主人公の恋
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

アカデミー賞ノミネートで話題となってますます気になり鑑賞。
パッケージ見る限り胸糞悪いホラー、と思いきや黒人差別を題材にしたブラックコメディー映画でございました。映画始まってからいくつもの不気味な現象
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.6

韓国映画の本気を魅せられたこの1作。
とにかくアクションがすごいすごい。冒頭のFPS、バイク&カーチェイス、斬って撃っての繰り返し。韓国映画でこのようなアクションてんこ盛りの映画は極めて少ないだろう。
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.6

シェイプ・オブ・ウォーターに備え鑑賞。
小学生時代観たいと思ったが多分当時観ていたらきっとトラウマになっていただろう。パッケージからは想像もつかないようなダークな仕上がりとなっていた。
グロ描写、不気
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写真甲子園 0.5秒の夏(2017年製作の映画)

4.5

写真部である自分にはたまらない作品であった。
肉眼では伝えられない美を一眼レフで撮り収める。それはシャッターを押すひとタイミングで決まってしまう。1コマ0.5秒に全てをかけた高校生たちのひと夏の戦い。
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羊の木(2018年製作の映画)

3.6

原作漫画が40巻にも及ぶ長編ということもあり、これを2時間にまとめるのには無理もあり消化不良もあったが、流石の吉田大八監督。わかりやすく吉田節でうまくまとめたと感じた。
前科者の更生は極めて難しいだろ
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ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

4.0

まずはじめに、芸人原田泰造はなぜ俳優の道へ進まなかったのか。そのくらい演技が上手であった。
新潟を舞台に東京-新潟間の走る夜行バス運転手とその家族、恋人との物語。
家族全員ワケありで決して明るい話では
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絵文字の国のジーン(2017年製作の映画)

4.7

昨年の11月にオーストラリアにて鑑賞。
シンプルにとても楽しめる娯楽作品。
エモジたちがスマホの世界で大冒険。子どもも大人も誰もが楽しめるでしょう。特に自分にはツボに入るネタが多々登場した。スマホ使っ
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

海が凍った、彼氏も凍った、なんて予告に騙されてはいけません。かなりの秀作です。
凍って燃えて爆発して、世界の危機を救わなくてはなどといったいつも通りのパニック映画の常識を覆す今作。地盤が燃えたりストー
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

2018年始まって早々胸糞悪い映画を観た。だが我々は受け入れなければならない。これが現実だということを。
肌の色の違いだけで差別、暴力を受けるこの世の中。警察という立場を使った真相の隠蔽、でっち上げ。
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.3

なぜこのタイミングで4:3のスタンダードサイズ映画? インスタ映えのこのご時世、ひと昔前の原作を現代の人たちへ観てもらいたいという監督のご意向である。
制服すらまともに着こなせず授業も平気でサボるろく
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

タイトルからは想像もつかないとんでもないアクション映画。
これほどまでに音楽と動きがシンクロしている映画はあっただろうか。キャストのセリフ、銃撃音までもシンクロしている。動きだけではなく曲そのものが場
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