ヴァーホーヴェン作品でお馴染みのモニクさん。2児の母で主婦、退屈な日常にストレス溜まりまくって爆発寸前のなか夫にプレゼントされた親友とのバカンス。フェニミストのコミュニティで生活するシュナイダーさんと>>続きを読む
まったく笑えないレディインザウォーターという印象でほんとどんよりしたけど、四騎士のキャスティングやキャラクターと身体の動きにセリフに、さまざまなディテールに心を揺さぶられた。脳震盪の手当てをする鏡のシ>>続きを読む
FBIのジャニーンガラファロさんが被害者の部屋から持ち出してモーテルでみるダビングVHSがエイリアン。そのほかトゥルーロマンスとスウィンガーズ。プロデューサーがスコット兄弟なのでこの作品なのか…など。>>続きを読む
今作はさらにディスコミニケーション。時間の使い方はみてたら慣れてるホンサンス。高い位置からのまっとうなズームもあってビビるが、猫やベランダの男じゃなければ少女の目線。カラーになった例のエピソードのキム>>続きを読む
ベティデイヴィスの「痴人の愛」もいいけどキムノヴァさんのこちらもいい。ローレンスハーヴェイの靴の造形もよい。
ネーブキャンベルが舞台で転んでからフィナーレまでの臨場感、エンディングのタイミングでもう胸いっぱい。ネーブの持ち込みだけどみおわったらやっぱしアルトマンだなとしみじみ。野外で雷鳴ってるステージも素晴ら>>続きを読む
最初は気さくな郵便仲間の近ちゃんだったけど、新聞屋西村晃にお金掴まされて選挙違反行為、果ては暴力行使でだんだん悪い奴になっていくの、淡いひと夏の出来事かと思ったら悪夢みたいな展開でよかった。町の新聞に>>続きを読む
土木系の二谷と歌手志望のヒデちゃん兄弟。二谷32歳、若い、けどすでに仕上がりまくりの二谷。トントン拍子で人気歌手になって調子こきまくりのヒデにゲンコツしてやりたい。テレビのなかで歌うヤマケンにノリノリ>>続きを読む
ホルターネックの赤ドレスに黒のフラットシューズ、手ぶらでスペインの田舎町を彷徨うエレンバーキン。ほぼはったりの雰囲気ものだけど、ほんと大好きシエスタ。ジュリアンサンズの個展オープニングでトイレに登場す>>続きを読む
ジュリアンサンズとルパートグレイヴスと牧師が真っ裸で水浴びするシーンの長さ、趣味全開だけど水浴びてはしゃいでるだけで3人の人物像みえてきてやっぱしいいシーン。みんなにばかにされてる野暮な叔母マギースミ>>続きを読む
ジュリアンサンズの遺体がみつかって…本当に死んでしまったんですねジュリアン。U-NEXT版はイタリア語吹き替えでしたが英語版で。ほんとアルマーニジーンズあんま似合ってないけど裸体のジュリアンは最高。妻>>続きを読む
鶴さんの英語も渡辺文雄の英語もそれぞれにいいな。もちろん丹波の英語はさらにいい。ホトケになって帰ってきた兄・高宮の遺体にかかったシーツをガバッとあけるスピードからラストのジャンピング被弾まで跳ねまくる>>続きを読む
お迎え行ってサントリーオールド積んだ軽トラの荷台で壜から飲みながらふたり黒のダボシャツ黒のハット赤い鼻緒の黒下駄に着替える冒頭からもう胸いっぱい。ふたりの息もぴったりコメディ路線で喧嘩しまくる可愛い可>>続きを読む
OJが墓所で銃撃したあと逃げて列車すれすれで線路横切るシーン、みてるこっちが死ぬかと思った。よくあんなシーン撮ったなー。中立でいてあまりにも罪深いリーマーヴィンと、女たちが信頼を寄せるリチャードバート>>続きを読む
最高。ホテルのベッドでうつ伏せのふたり。この10年後マリアシュナイダーにカーチェイスさせる「ヨーロッパ特急」もひっくるめて素晴らしい。
リチャードバートンが奔放ギャル・スーリオンにまた迫られて割れた酒瓶の上歩き出すところいいなー。ナタは魚も切るしイグアナの縄も切る。ケシの茶飲まされてグルグルに縛られながらバートンさんが聞くデボラカーの>>続きを読む
好きな女に好きとも言えず部屋でひとり言、殺し屋ヒューミラリスには舐められるわ最後の朝のまったくヒーロー要素ゼロのベイティ。自分の店に逃げ込んで好物の生卵をカウンターのなかで飲み干すベイティ。娼婦の殺傷>>続きを読む
壊れた階段の手摺りを自分で直して自分でまた壊してる港の酒場かもめの常連・菅井一郎。競馬狂いだけどお金賭けたことがない天真爛漫なな菅井一郎サイコー。酒場のシーンが特にいい清順監督っぽい。船乗り三島耕のハ>>続きを読む
今作のモノリリリとヤンノヴィツキの夫婦もばっちり素晴らしい。アル中夫に何度も愛想つかしながらセックスが良いのでなかなか別れられない。納得いかなきゃクソ上司にも尻出すアッパレなモノリさんと、ほんと口だき>>続きを読む
白人しかいない大学から大量の本抱えて自転車へ、その後コンパーチブルに乗り換えて本読みながらの運転するポワチエのパワフルさ。人種差別が主題になるかと思いきや。旦那さんが可哀想〜子どもが可哀想〜身勝手すぎ>>続きを読む
アル中が立ち直りかけてるらしい指圧師(仕事してるシーン一切でてこないけど)と、怠け者な主婦の夫婦ふたりの見た目がやけにバランス悪くてみはじめから期待が高まる。医師になるはずが指圧師に。昔はモテたけどい>>続きを読む
「非情の罠」の撮影現場をベースに、内幕モノ→役者たちや周りの人間が映画にリンクしていくメタ×メタな作品でした。非情の罠は駅ではじまり駅で終わるけど、この作品ではスタジオ内から外を映した風景ではじまって>>続きを読む
ついマネキンに目が行きがちだけど、女がベッドの背もたれに吊してる人形が不気味で良いし、父と姉の思い出エピソードとふたりのそれぞれのポートレートが美しく素晴らしい。窓に階段に屋上にガタガタのリフトにあり>>続きを読む
最高だー。アキラに命預けるメンバー、南国酒家での天井からのカメラ、円卓上の肉団子の数の多さもすごくて見どころに事欠かない。舎弟の二朗さんから死んでいくのかと思いきや、まずはイカサマの藤竜也の拷問死。ア>>続きを読む
豪華だけど安っぽいカラーリングのイルミネーションに「魂のゆくえ」を、ちょっとソワソワしてしまう人差し指ツーン(なにアレ)の面会室のシーンに「ライト・スリーパー」を思い出さずにはいられない。服役中に身に>>続きを読む
「メロドラマのヒロインになりたいの」と早苗モノローグで綴る自己愛のみの恋愛ゲーム。地元の小高さんとは婚姻のみ、後輩の青山恭二さんはお手紙で、若い連中はつまんないから放置プレイ。まずはやっぱしカメラマン>>続きを読む
飛び入りで入ったバーでトランペットを吹くアキラ、ヤクザに絡まれて流しの沢タボさんと武藤さんと意気投合して、ヤサに招待されたらサックスは小高さんに小野良…みんなでバンド組んで売り出そうぜ。笹森さんに見出>>続きを読む
韓国語もフランス語字幕もサッパリなのにみにいったけど、設定やアイテムがわかりやすかったのでうっすらだけ理解した気になって楽しくみた。酒に煙草にコチュジャンにギターに猫ズーム。詩人?作家?のセンセーこと>>続きを読む
わーい。パリにて新文芸坐みたいなデカいスクリーン、みはじめから椅子から飛び上がりそーなくらいワクワクした。レンタルでしかみたことなかったので嬉しい。車をトラックの荷台に隠すやつドートマンダーシリーズで>>続きを読む
ミシェルウィリアムズがまたこんな役にハマりまくる。今度は犬じゃなくて猫、そして鳩。仏頂面にあの姿勢あの立ち方歩き方。アートやってるからってわけでもなく、いろんなブラウスに定番ともいえる台形スカートにソ>>続きを読む
「空いっぱいの涙」ってタイトル全然この作品に似つかわしくないボーカリスト正和の若気のいたり、情けないところも含めて100パーセント出し切ってた。石津謙介御大から8ツボタンのダブルのスーツ差し出されて、>>続きを読む
久しぶりに、、、(プンクテプンクテプンクテ)誕生日に這いつくばって飛びつく電話、家族に取り返しのつかない悪態ついてバリバリに踏みつける茶器。死ねたらきっと平穏になる。イッヒリーベディッヒ、ペトラフォン>>続きを読む
はじまりのクレジットで仲沢半次郎の名が目に入ってきた途端にこちらもビンビンにときめく。アイジョージのアップだけじゃないすべてのシーンに行き届く仲半キャメラにうっとり。どんぶりにたっぷり入った濁った液体>>続きを読む
「ふたりの女、ひとつの宿命」でははっきりとわからなかったけれどこの作品の主演モノリ・リリは素晴らしい。そしてあの工場長ヤン・ノヴィツキの人物描写が冴えまくっている。簡素な部屋に赤いアウディのポスター貼>>続きを読む
MUBIで気になっていた監督の特集、はじめにこの作品からみたのちょっと失敗したかも。年代順にみたら感じるものが違いそうだー。それはさておきふたりの女とひとりの男。3人の関係が常にゆらゆらと残酷に形を変>>続きを読む
メキシコが似合いすぎる宍戸錠、メキシコでカタコトいんちき野郎が似合いすぎる藤村有弘、メキシコでも何処でもこんな役なら葉山良二。出稼ぎのメキシコ人と組んでニトロ担いだり、ビル建築で重症の大工を助けたり、>>続きを読む