seapony3000さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

seapony3000

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ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

5.0

オリジナルのラストからまだまだ続く一夜がはじまるオープニング、🎃から💀の目のなかにカメラが入っていくとそのままブギーマンの目線で動いていくカメラにわくわく。プレザンスがやっとみつけて通りを追いかけるけ>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

5.0

「姿なき脅迫」みたらやっぱしこちらも。姿なき〜と同じく、対面にある家と家が舞台になるのが良い。風に舞う枯葉も良い。ブギーマンの格好も似てるし見切れ具合も良い。編み棒と針金ハンガー崩した先っちょで対抗す>>続きを読む

姿なき脅迫/狙われた密室の女(1978年製作の映画)

5.0

「アイズ」はカメラ&モニターだったけど、こちらはあからさまにヒッチな覗きもの。お互いに望遠鏡。高層マンション、盗聴、トランシーバー、ビルの電気系統管理、タイプライターのお手紙攻撃に水着のプレゼント。ヒ>>続きを読む

アイズ(1978年製作の映画)

5.0

フェイダナウェイの三白眼最高!死ぬほどお洒落なNYのファッションフォト業界で君臨する写真家ローラマーズの作品はヘルムートニュートン。ファインダーからモニター越しの殺人予知夢、ヴィクターJケンパーのトリ>>続きを読む

アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

5.0

メーサーロシュ4本上映のうちこの作品だけ見逃していたので配信でみた。木の粉が肌の皺のなかまでみっしり積もる女たちの工場のシーンからグッと引き寄せられる。歳の差あるふたりの女のそれぞれのやりきれない人生>>続きを読む

或る女(1942年製作の映画)

4.0

渋谷実らしさはまだ感じられない作品だけど、とにかく絹代がひたすら良い。徳大寺さんにあっけなく捨てられてから苦労のしどおし。芸者に入れ込んで山まで売り飛ばした兄貴の斎藤達雄は菊の栽培が趣味、仕事しろ、息>>続きを読む

愛染かつら 前後篇(1938年製作の映画)

5.0

叱るときは「きっとですよ!」3連発の岡村文子婦長はおっかないけど、看護婦仲間の出雲八重子たち最高。それに比べて確認もせずに簡単に誤解しまくる上原謙はさておき、親友佐分利のお節介野郎。京都かと思えば今度>>続きを読む

喜劇 命のお値段(1971年製作の映画)

5.0

最高!フランキーも財津一郎もいいけど、コメディの岡田茉莉子はほんと好き。有機マニアの谷栄の黒ファッションにレオパードスカーフ効かせたファッションよかった。鎌倉の大仏そっくりだったフランキー。フランキー>>続きを読む

黄色いからす(1957年製作の映画)

5.0

空気を読んで母に目配せされまくる設楽くんが、いつのまにか自分からも親の表情を盗みみる癖がついていく過程が身に痛く染みる。まだまだ母のおっぱい独占したいし、癇癪の起こし方もリアルで素晴らしい。鎌倉彫りの>>続きを読む

駅 STATION(1981年製作の映画)

5.0

すきな俳優しか出てないし、こんだけシリアスな大作カメラの銭函からどこー?秀治は社食で口元に米粒つけてるし、浮気して健さんに離婚突き付けられるいしだあゆみは北の国からでもやってるし、水商売の女は年末年始>>続きを読む

無力の王(1981年製作の映画)

4.0

プールのシーンからラストまで撮影気合い入ってる〜。「山羊座?」が合言葉で売春する相手の裕也さん、わずかな指の動きだけで高木澪を悶えさせる裕也さん。大勢でつるんでるけど寂しさを漂わせた若者たちの淡い記憶>>続きを読む

終身犯(1962年製作の映画)

5.0

アランシャープの「トレジャーinメキシコ」のバートランカスターをみてからずっと気になっていた作品だったのでみられて嬉しい。アルカトラズの鳥男ロバート・フランクリン・ストラウド。嵐の夜に出会った雀の幼鳥>>続きを読む

いのちの朝(1961年製作の映画)

4.0

偏屈すぎて腹立つウノジューを心から尊敬してアシストする女家族たち。長女の小薗蓉子よりいづみちゃんを溺愛してるのもなんだか気持ち悪いし、「お母さんてよくみると美人なのね」って老いた母に明るく言い放ついづ>>続きを読む

仮面の女(1959年製作の映画)

4.0

チャコちゃん可愛い。大学でオリエント文明教えてる教授こと葉山良二、良人ぶってるけど真顔で即不倫、病気の妻に冷たくして毎晩チャコのアパート訪ねる大胆ぶり。ヒモの真澄はチャコの居場所突き止める天才ストーカ>>続きを読む

大番(1957年製作の映画)

5.0

最高ギューちゃん。加東大介の子ども時代を小川安三がやってるの、みため全然子どもにもみえないし、無理がありすぎで面白い。

リリィ(2003年製作の映画)

5.0

サニエさんの悩殺ヌードだけじゃなくて、後半グイグイ進んでいく撮影パートの勝手な感じクラクラする。あの夢みたいな美しい土地はオールセット、ラストシーンの歪な合成っぷりザッツ作り物なビジュアルにゾクゾクす>>続きを読む

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.0

ヴィルレのマッチ棒アートがまさかのホロリ、からまたやらかすラスト楽しー。テンポよくてあっという間。窓からエッフェル塔が見上げられるセットも良い。

ひとひらの雪(1985年製作の映画)

4.0

日本一桜の似合う男は遠山の金さんじゃなくて津川さん。出ました建築家、別居の部屋もゴージャス、剃っても剃っても顔の下半分青いというより黒い。なぜかつい忘れたころにみてしまう自分もほんと時間を無駄にしてる>>続きを読む

極道の妻(おんな)たち 赫い絆(1995年製作の映画)

5.0

八代亜紀の「とおりゃんせ」聴きたさに…みはじめたら内田朝雄はご老体に、萩原流行も渡辺裕之ももうこの世にはいない。天下一品でラーメンゲストの松方もだし、佳那晃子さんの現在も気になるし。そーはいってもエキ>>続きを読む

青春がいっぱい(1966年製作の映画)

4.0

修道学校以外の生活はスクールバスの発着だけでばっさり省略されてたり、マーチングバンドの衣装もいきなりの登場だったり思い切りが良いし。雪の夜に窓の隙間を枕噛ませてみてしまう院長の献身的な姿。そんな姿を目>>続きを読む

新道 後篇良太の巻(1936年製作の映画)

5.0

上原謙の素敵な提案で、つかいつのまに佐野周二との子を…の絹代。擬似結婚で出産までのテンション高いふたりの楽しい日々、ここが人生の頂点なのでは。洋行してる佐分利の2年間を待てなかった川崎弘子。「女は勝手>>続きを読む

新道 前篇朱実の巻(1936年製作の映画)

5.0



天真爛漫なお転婆ぶり、佐野周二にひとめ惚れしてグイグイの田中絹代。次の日にはもう佐野周二誘って水辺でべったり。煙草プカプカで物怖じしない絹代は戦前のお嬢さん。「わたし年寄りの扱いは上手いのよ」とか
>>続きを読む

ハリー、見知らぬ友人(2000年製作の映画)

4.0

結局オメー誰だよで、ずっと気持ち悪い。歯科医の親父が勝手にリフォームした別荘のバスルームの異様な広さ。一見ピンクはミスマッチだろーと思ってしまうけど、こっちも段々麻痺して手描きのタイルが可愛いなと思え>>続きを読む

ベスト・オブ・ザ・ベスト(1989年製作の映画)

4.0

空手かと思ってたらテコンドー。ふわふわのマレットかっこいいエリックロバーツだったけど、メンタルトレーナーでやってきたサリーカークランドのビッグヘアがさらに派手。レイシストなクリスペンもいきなりイイやつ>>続きを読む

ハリー奪還(1986年製作の映画)

4.0

コロンビアでテロリストに誘拐された鉄管鋼の技師の兄をアメリカ国家が助けてくんないから弟たちが自力で奪還。サイコーに胸が熱いけどさ、募集してやってきた大戦の英雄デュバルと車のディーラーのゲイリービューシ>>続きを読む

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

5.0

最高最高狼男アメリカン。トッテナムコートの地下鉄内をビジネスマンが逃げるシーン好き。うっすら見切れる「グロリア」のポスターから地下鉄の通路を埋め尽くす広告ポスター全部かっこよくて、いちばん目を引くのは>>続きを読む

デフ-コン4(1985年製作の映画)

5.0

宇宙で3人きりの密室でまだまだ帰還できないけど地球核戦争が勃発、モニターでのパニック映像では「真夜中の処刑ゲーム」のワンシーンが映るのサイコー。地球に墜落してからは、砂に埋もれた船内から引き摺り出され>>続きを読む

夏の嵐(1956年製作の映画)

5.0

ラストシーンからはじまる冒頭。高飛車で気高く激しい三枝サイコーに痺れる🔥高慢な三枝に傲慢な三橋達也。。ヘッセの詩を朗読する若いツガーさんの口元からのうなじショット、揺れるカーテン。耽美だけど理屈捏ねて>>続きを読む

教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

5.0

イ・ソンギュンが亡くなってしまった…すんごいショックだが、やっぱりこの作品のイソンギュンが好きでDVD引っ張り出して久しぶりにみた。煙草吸いながらアパートから出てくるイソンギュンのあの顔、現在パートか>>続きを読む

制服ONANIE 処女の下着(1992年製作の映画)

4.0

現実と妄想、夢、血液に精液、セーラー服に屋上、ナイフにビデオカメラに鏡にマネキンもちろん新宿副都心にヴァンパイア…寿保アイテム盛りだくさん。パソコン通信でレイプ殺人。パソコンゲームのビジュアルに音響も>>続きを読む

俺は上野のプレスリー(1978年製作の映画)

5.0

いつのまにか登録されていた👏
2021年1月に神保町シアターで上映あったときの感想をここに添付しとこー。自分メモ。

軽い気持ちで楽しみに行ったのに…こんな素晴らしい映画だと思わなんだ。カルーセル麻紀
>>続きを読む

プロフェシー/恐怖の予言(1979年製作の映画)

5.0

山奥までチェロ持ち込んでたタリアシャイアだけど弾く余裕なし、工場長とのやりとりがスリリングな製紙工場のシーンからワクワクしたけど、メチル水銀云々社会問題早々に捨て置かれてゴジラつーかジュラシックパーク>>続きを読む

無言の乱斗(1959年製作の映画)

5.0

ヒデ坊デビュー作。かわいーかわいーかわいーな。すでにトレードマークなボーダーぽいセーター着た小僧感溢れる和田浩治煙草スパスパ15歳堂々としててほんと最高。横山実の撮影素晴らし。脱走して杉山俊夫さんはス>>続きを読む

この愛の物語(1987年製作の映画)

5.0

チーム奥山・舛田利雄・仙元誠三で激アツ🔥中村雅俊が社長のスタントマン会社にびん底メガネに歯にブリッジしてボサボサ頭の茨城弁藤谷美和子がお手伝いでやってくる〜〜!後輩マッチに原宿連れてってもらってみるみ>>続きを読む

生きている画像(1948年製作の映画)

5.0

生前通夜やっちゃう寿司屋の河村黎吉のことばっかり記憶に残っていたけど、笠智衆サイコーだった。結婚を反対されて花井蘭子と佇む岩だらけの海岸のシーンなんだかすごい。結婚式でおかめひょっとこの芸してる傳次郎>>続きを読む