うにたべたいさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

戦慄!プルトニウム人間(1957年製作の映画)

2.8

B級特撮で知られるバート・I・ゴードンの代表作。
パッケージの通り、オムツ姿の巨大なおっさんがヤケクソになって暴れ回るという愉快な映画です。

主人公のマニング中佐は、プルトニウム爆弾の実験中の事故で
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

2.9

'86年公開の妖怪大戦争のリメイク作品。
リメイク前の妖怪大戦争同様、製作に水木しげる氏が関わっていて、妖怪役として本人も出演しています。
また、水木しげるの他に、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきが制作チ
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妖怪大戦争(1968年製作の映画)

3.2

大映作成の特撮映画。
「妖怪百物語」、「東海道お化け道中」と併せて、"大映の妖怪三部作"と呼ばれる中の一作です。
当時の妖怪ブームの中作られた子供向け映画で、監督・脚本は"大魔神"と同じ黒田義之氏が担
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.3

鎌田敏夫の小説「新・里見八犬伝」が原作の角川映画。
馬琴の八犬伝を読んだことがないので原作とストーリーにどれだけ乖離があるのかは分からないですが、如何にもな悪の組織に対抗する正義の八犬士と姫達の対立は
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日本誕生(1959年製作の映画)

3.3

東宝映画1,000本作成記念として作られた映画。
上映時間が3時間と長いため、インド映画みたいに途中休憩があります。

タイトルの通り日本創世の物語です。
といっても天地開闢から神話のストーリーにそっ
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女バトルコップ(1990年製作の映画)

3.0

1990年のバブル経済末期。
当時大ヒットとなっていた「ロボコップ」をオマージュして作られた東映のVシネマ作品。

メタルヒーローシリーズのスタッフが多く参加しており、バトルコップの登場シーンや銃を用
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爆乳戦隊パイレンジャー(2008年製作の映画)

2.5

爆乳戦隊パイレンジャー!!
男性の視線から生まれる『パイエナジー』。
強いパイエナジーを持つことができる5人の乙女は、悪の組織・マッスルキングダムの世界征服の野望を阻止すべく、今日も戦い続けるのだ!
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プランゼット(2010年製作の映画)

3.9

なぜこんなに評価が低いのかプランゼット。
結構面白いぞプランゼット。

"惑星大怪獣ネガドン"の粟津順・監督脚本のフルCG映画。
自主制作的な側面が強い"ネガドン"とは違い、主役の宮野真守を始め、石原
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惑星大怪獣ネガドン(2005年製作の映画)

3.8

CGデザイナーだった粟津順が、自分の作品を作るため作成したフルCG作品。
脚本・監督を氏が務め、また、映像の大部分も氏が作成しているそうで、30分弱の短編となっています。

個人が旗振りをして作り上げ
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水爆と深海の怪物(1955年製作の映画)

3.9

1950年代アメリカのモンスター映画。
本作や、『放射能X』などを皮切りに、タランチュラが巨大化したり、カマキリが巨大化したり、サソリが巨大化したり、いろんな生き物が巨大化する映画が作られます。
古い
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放射能X(1954年製作の映画)

4.1

1950年代冷戦下にあったアメリカで作られた特撮映画の名作。
同時期ではサソリが巨大化したり、タランチュラが巨大化したり、いろんな生物が巨大化した映画が作られたのですが、本作はそのうちの1つです。
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サラマンダー(2002年製作の映画)

4.1

2002年 アメリカ・イギリスの共作映画。
突如地下から現れた怪獣・サラマンダーに文明が破壊された2020年の地球、サラマンダーと生き残りの人類の存亡を賭けた戦いを描いた作品です。
サラマンダーは基本
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アイス・コング(2006年製作の映画)

1.8

一体なぜこんなものができてしまったのか。
どういう経緯で企画され、何を思って製作されたのか。

アメリカの比較的最近、2006年製作の怪獣特撮映画。
タイトルには"コング"の名前がついていますが、原題
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電送人間(1960年製作の映画)

4.3

変身人間シリーズ2作目。
マタンゴを含めると全4作品のシリーズですが、マタンゴを除く3作で彼ら変身人間たちは、殺人を犯す犯罪者であり(液体人間はその意識があったのか疑問ですが)、警察に追われているとい
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

4.2

東宝の変身人間シリーズ1作目。
マタンゴを含めると、後に3作続くシリーズの1作目です。

タイトルの通り、"美女"がキーとなるストーリーです。
変身人間シリーズは3作目の"ガス人間"と、ナンバリングす
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.6

シークエルトリロジー三部作の最終章。
エピソード1から本作エピソード9で、長かったスターウォーズ・サーガは終幕となります。
ただ、スピンオフ作品、及びナンバリングするのであればエピソード10から始まる
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.4

スターウォーズエピソード8。
惑星ジャクーでジャンク拾いをしていたレイを主役とする3部作の2作目です。

前作にそのまま引き続く内容で、ファーストオーダーとレジスタンスが引き続き戦っており、一方で前作
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.7

スターウォーズシリーズ エピソード7。
エピソード4,5,6の旧三部作から繋がる新三部作として作られる3作の1作目で、エピソード6から約30年後のストーリーとなっています。

エンドアの戦いで第2デス
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フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(1965年製作の映画)

4.0

28日夜に新文芸坐で観た映画、その4。
レビュー書くの遅いので、一気に見ると大変ですね。

タイトルからしてB級臭がしますが、本多猪四朗監督、田中友幸製作、音楽は伊福部さんが担当している東宝配給の有名
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マタンゴ(1963年製作の映画)

4.8

28日夜に新文芸坐で見た映画、3作目。
東宝の変身人間シリーズとして作成された訳では無いですが、番外編として紹介されることが多いです。
ストーリーは、ある病室に収容されている青年の体験談として語られま
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ガス人間第1号(1960年製作の映画)

4.3

東宝の変身人間シリーズ3作目作品。
獣人雪男と同日に名画座で視聴しました。
銀行強盗の犯人を追うカーチェイスの果て、犯人の車は崖下に転落したが、その車内から犯人らしき人物はおらず、もぬけの殻だった。
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獣人雪男(1955年製作の映画)

4.5

作中の部落表現が問題になり、メディア化が禁じられている作品。
名画座でたまに上演されるという情報を得てから約1年、情報サイトをチェックし続けて昨晩ようやく視聴がかないました!
何やら恐ろしい出来事に遭
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REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

3.6

聖夜なのでX'masらしい恐竜映画を見ようと思いまして、天才子役と呼ばれた安達祐実の銀幕デビュー作品"REX 恐竜物語"を視聴。
私の幼少期流行っていた映画で、観たこともあると思うのですが、どこで見た
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恐竜グワンジ(1969年製作の映画)

3.9

アメリカの恐竜映画。
1900年初頭、移動手段は基本馬で、インディアンを退治するショーが見世物になり、高層ビルなど立ち並ばない古き良き時代のアメリカが舞台となっています。

サーカス団に売り込まれた見
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原始獣レプティリカス(1961年製作の映画)

3.8

デンマーク唯一の怪獣映画。
イギリスにはゴルゴ、韓国にはヨンガリーがいるように、デンマークにはレプティリカスがいるんですね。

銅の採掘のためボーリングしていたところ、ドリルの先端に肉片と血液が付着し
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最後の海底巨獣(1960年製作の映画)

3.8

"マックイーンの絶対の危機"のイヤワースとハリスのコンビが監督の特撮恐竜映画。
カリブ海の海底で氷漬けになっている2体の恐竜と原始人が発見される。
島の海岸に引き上げられたが、落雷のショックで蘇生し、
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紀元前百万年(1940年製作の映画)

4.0

とても面白かったよ!
Filmarksの点数低いし、古いモノクロ映画だし、パッケージはB級臭漂うしで、見る前からテンション極低の寝る覚悟で視聴を始めたのですが、良い意味で期待を裏切られる結果となりまし
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カルティキ/悪魔の人喰い生物(1959年製作の映画)

3.9

イタリアのモンスター映画。
モノクロ・73分。
「怪獣ウラン」、「マックイーンの絶対の危機」と並び 、不定形モンスターの代表として上げられる一作です。
ハマー・フィルムの"ウラン"、リメイクもされた"
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マックィーンの絶対の危機(ピンチ)(1958年製作の映画)

4.2

とても面白かったです。
スティーヴ・マックイーン主演のアメリカのホラー映画。
宇宙から飛来したゼリーのような生命体が人を喰らって大きくなり、ある街がピンチに陥るが、それにいち早く気づいた街の若者スティ
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怪獣ウラン(1956年製作の映画)

4.2

イギリスの映画会社で、ホラー映画の古典名作を多数生み出した"ハマー・フィルム"の初期作品。
不定形モンスターの先駆けとしても有名で、同時期の「マックイーンの絶対の危機」、「カルティキ」に並び称される感
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チレラマ CHILLERAMA(2011年製作の映画)

4.8

見ました。ついに見ちゃいました。
2019年11月現在「B級 カルト 怪獣」でGoogle検索するとトップに出てくるほど巷で話題騒然のカルト映画!

チレラマ!

噂に違わぬ最低最悪の内容でした。
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空想特撮怪獣 巨人創造 LEDX(2016年製作の映画)

2.2

昭和ウルトラマンシリーズの多くを監督した飯島敏宏氏がアドバイザーを務めた特撮映画。
2016年という近年上映された割にはあまり話題に登らない作品です。
Filmarksにも登録が無かったので、いつもの
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D-WARS ディー・ウォーズ(2007年製作の映画)

4.1

Filmarksの評価は低いですが、見てみたら面白かったです。
序盤の長い回想シーン、運命を託された割には逃げることしかしない主人公、ラスト間近の謎の神殿から漂うB級臭、チープなシナリオなど、ダメなポ
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大怪獣ヨンガリ(1967年製作の映画)

3.8

1967年 韓国で作成された怪獣映画。
特撮に日本のガメラのスタッフが関わっています。
登場人物は韓国人なのですが、どういった経緯からか英語に吹き替えられており、視聴時には、英語吹き替えの韓国映画を日
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クィーン・コング(1976年製作の映画)

3.3

一部のコアな映画ファンにカルト的人気を博している作品。
タイトルの通り内容はキングコングのパロディなのですが、同時期に作成されたジョン・ギラーミン版キングコングと利権関係で衝突し、公開中止を求め裁判沙
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地球防衛ガールズ P9(2011年製作の映画)

3.2

河崎実作品のオリジナルビデオシリーズに「地球防衛少女イコちゃん」というものがあり、全3作で完結しているのですが、本作は1990年に完結したイコちゃんの2011年版として作成された作品。
なお、私はイコ
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