うにたべたいさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.7

面白かったです、が、前作以上に「次回に続く」という終わり方です。
本作はエピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵの三部作の中間にあたる作品で、露骨に前作の続き、次作に続く内容になっています。
作中で色々なことが進み、全体
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.7

2019年末公開予定のエピソード9に追いつくために順次見ていこうと思います。
コモンセンス的な作品ですが、今まで触れる機会がなく、全くの初視聴です。
ルーク・スカイウォーカーとかダースベイダーとか、3
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

方方で話題になったタイ映画。
カンニングを題材にした作品ってだけで邦画のイメージで明るく愉快な作品かなと思っていたのですが、とんでもない、内容はスリル&サスペンスで、洒落の通じない教師や学校を相手取っ
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キング・コング(1933年製作の映画)

4.5

キングコングの映画は2019年4月現在で8作あるのですが、その始祖たる記念すべきキングコング一作目作品。
ちなみに8作中2作は邦画だったりします。

先にリメイク版の05'年版キングコングを観ていて、
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バンビ、ゴジラに会う(1969年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

カナダで作られた90秒程度の超短編アニメーション作品。

バンビはディズニー映画のバンビ、ゴジラはおなじみのゴジラであることは確かであるらしいということまでしか情報がなく、どういった経緯で作られたのか
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大魔神逆襲(1966年製作の映画)

2.8

「大魔神」三作目にして現状最終作。
本作も前二作同様時代劇がベースとなっていて、やりたい放題する悪党を大魔神が懲らしめる勧善懲悪のストーリーとなっています。
タイトルは大魔神"逆襲"となっていますが、
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大魔神怒る(1966年製作の映画)

3.5

「大魔神」シリーズの二作目。
一作目同様、時代劇です。
湖の恩恵を預かり平和に時を過ごしていた八雲の国は、湖を隔てて本家の千草と分家の名越に分かれていて、平和に暮らしていたのですが、ある日、千草の城が
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

録画していた地上波放映をようやく観ました。
「口コミで人気」とか「低予算で作成されたが興行収入ランキング入り」とか、そういう謳い文句の作品の地雷率には飽き飽きしているので、正直なところ本作も全く期待せ
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キング・コング(2005年製作の映画)

4.4

1933年作成されたアメリカの伝説的特撮映画キングコングのリメイク作品。
オリジナルのキングコングは未視聴ですが、聞くところによると結構忠実にリメイクされているそうで、1933年版キングコングも視聴予
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.4

ハリウッド作成の巨大ロボと大怪獣が戦う映画。
グアム沖の深海に突如発生した異世界と繋がる裂け目(ブリーチ)から次々現れる怪獣に対抗するため、環太平洋地域(パシフィック・リム)の諸国は2人乗りの巨大なロ
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

4.4

面白かったです。
放映当時も「ゴジラじゃない」という批判が多かった記憶があって、ちゃんと観ないままハリウッド版ゴジラはダメというレッテルを貼ってしまっていたのですが、意外にも、140分間があっという間
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大魔神(1966年製作の映画)

3.5

戦国時代を舞台にした特撮時代劇作品、「大魔神」三部作の一作目。
領主に謀反を起こし、神を恐れぬ悪行を行い領民に苦役を強いる元家老に大魔神が神の鉄槌を下すというシンプルなストーリー展開になっていて、尺も
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.4

ゴジラ・モスラと共に東宝三大怪獣と称される、ラドンさんがメインとなる唯一の作品。
ラドンといえば、ゴジラのいくつかの作品でちょい役で登場した、巨大な翼竜のイメージです。
はっきり言って、人類の驚異にな
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大怪獣モノ(2016年製作の映画)

3.8

はじめての河崎実。
河崎実という監督は特撮という一般認知されつつあるジャンルで、今なおニッチでC級な良作を作り続けるイメージをもっていて、本作はまさにそういった内容となっていました。
2016年にそれ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.4

モンスターバースシリーズの2作目。
本作以前のキングコングは未視聴で、キングコングと言えば島でゴジラと取っ組み合っていた、猿というより雪男みたいな風貌のイメージしか無いです。
モンスターバース版ハリウ
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宇宙快速船(1961年製作の映画)

2.9

宇宙快速船なんていういまいちパッとしないタイトルですが、内容はアイアンシャープという等身大ヒーローを主役に据えた特撮映画です。
アイアンシャープは親会社である東映(宇宙快速船はニュー東映)の作成したナ
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プルガサリ 伝説の大怪獣(1985年製作の映画)

4.2

1998年公開のまさかの日本と北朝鮮が共同制作した特撮映画。
昔、一度VHSで観たのですが、近所のTSUTAYAにレンタルがあったので、懐かしくて再視聴しました。
高麗末期に現れたという伝説の怪獣「プ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

原作漫画の銃夢のファンなので見に行きました。
日本の漫画が原作のハリウッド映画は大体原作をクラッシュするものですが、本作は想像以上に銃夢でした。
キャラの名前は違いますが、イドやマカク、ユーゴ、ザパン
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恐竜・怪鳥の伝説(1977年製作の映画)

3.7

すっごい面白かったです。
富士の樹海近くの湖畔で、首長竜のプレシオサウルスと翼竜ランフォリンクスが復活して人々を襲う話なのですが、パニックムービー感が半端ない。
大怪獣ではなく、絶滅した太古の恐竜が現
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怪竜大決戦(1966年製作の映画)

4.0

児雷也の活躍譚を設定の基礎に作られた怪獣映画。
一応、児雷也と宿敵・大蛇丸の戦いをメインにした話で綱手なども登場し、妖術を操って戦うのですが、類似点はそのくらいで、児雷也が義賊として活躍したり、児雷也
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海底大戦争(1966年製作の映画)

3.2

佐藤肇監督、千葉真一主演の特撮作品。
このコンビの出ている作品としては先日黄金バットを視聴しましたが、本作のほうが良かったです。
というのも本作はキャストの半分近くが外国人で、単純に当時の日本人より外
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遊星王子 恐怖の宇宙船(1959年製作の映画)

3.1

前作、劇場版「遊星王子」の続編作品で、宇宙に逃げたまぼろし大使とそれを追う遊星王子の戦いの続きとなっています。
アクターも含めて、キャラクターは前作と同じです。

宇宙船の燃料を欲しがっただけの前作と
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遊星王子(1959年製作の映画)

3.0

いやぁ微妙な作品でした。
本作は元は4クールでテレビ放映されていた特撮番組だったのですが、その設定だけを流用して新規に作り直した劇場版作品です。
タイトルだけは知っていたのですが、テレビ放映版を観る機
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黄金バット(1966年製作の映画)

3.7

Amazon Primeで公開終了になりそうだったので滑り込みで視聴。
黄金バット自体を見るのは初めてで、古い作品なので楽しめるか不安でしたが、最後まで楽しむことができました。
ドクロの顔、神出鬼没、
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小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

3.8

自分はガメラに関してはほとんど作品を見ていなくて、最初から最後までちゃんと見たのは本作くらいです。
そのため、これまでの作品はどうだったとか、ガメラとはこうあるべきだとかについてはよくわからないので、
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.5

ゴジラのアニメーション作品3部作の2作目。
1作目は予想に反してに面白くなかったので、本作も途中で寝る覚悟で視聴したのですが、こちらは思った以上に良かったです。
前作のレビューラストにも書いた通り、個
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.8

ゴジラのアニメーション映画作品。
本作は3部作の1作目で、虚淵玄が脚本です。
かなりハードなSF作品となっており、見る人によっては楽しめる作品だと思います。
物語が始まった時点で、既に地球は多くの怪獣
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.5

海外で作成されたゴジラ作品。
1998年に放映されたハリウッド版ゴジラ以来の2作目の海外ゴジラ作品で、モンスターバースシリーズという一連のシリーズの1作目として作成された作品となります。
'98のハリ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.4

すごく良かったです。
始まって10分、導入部分ですでに感涙すると思います。

題材的に、またパッケージのキャラクターデザイン的に、興味をひかれなかったのですが、過去作の実績からして安心と信頼のピクサー
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.7

モンスターズ・インクのサリーとマイクの出会いの物語。
落ちこぼれモンスターのマイクが、怖がらせ学部のある名門大学に入学し、いけ好かないサリーとしのぎを削る話。
ディズニーなので安定のハッピーエンドなの
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.9

私は非常に楽しく見れましたが、一緒に見た妻の評価はいまいちで、曰く、「メリダが自分勝手すぎる」と、まぁそういう見方もできるかと言われて初めて気づきました。
私的にはどちらかといえば周囲の大人、特にメリ
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カーズ2(2011年製作の映画)

3.8

一作目と比べたら1のほうが面白かったと思いましたが、
2は、王道なストーリー構成の1とは全然方向性が違う内容になっていて、単純に1と比較しづらいです。
1とは、キャラクター、世界観を受け継いだ別の作品
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.3

退廃した未来の地球とロボットの話。
堕落し、肥満化した人間が登場する、いわゆるディストピア作品です。

ディズニーらしいシンプルな作品でした。
ストーリー的にハッピーエンドにならないんじゃないかと思っ
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カーズ(2006年製作の映画)

4.0

車に興味が無いということもあり、何となく敬遠していたのですが、
やっぱりピクサーです。この制作会社ははずれ作品がありません。
ストーリーはどこかで見たようなお決まりの内容という感じなのですが、
それゆ
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.0

結構、ガチで野生の厳しさを謳っている作品でした。

面白いのですが、納得させられるというか、
考えさせられる、教訓めいたものが込められていると思います。
説教くさいわけではないですけどね、これは力の強
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.4

ディズニーには珍しく王道といえない若干ひねたストーリーと、偏見や差別の風刺とも捉えかねない設定の作品でした。
人間のいない、擬人化した動物だけの社会というのは、リアルに描くとこうゆうことになるのだろう
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