壱川さんの映画レビュー・感想・評価

壱川

壱川

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ムカデ人間(2009年製作の映画)

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ようやく観れた!
気持ちの悪い作品だ!
これからの手術について3人にスライドで楽しそうに説明してるシーンは愉快だった。
何かとアップされる女性2人の友情シーンは意味わかんなかった笑
なんのために生み出
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

皮肉的なジョークまみれのSF大好き。
異常な好奇心による心の色めきをシンプルに色彩の鮮やかさで表現するが、1番色めき立っているダンカンとの旅行序盤がセットすぎるのが皮肉。"現実"の捉え方とも比例する。
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野火(2014年製作の映画)

3.9

現代美術館で太平洋戦争の抽象絵画をいくつか見たので。
強烈に入りこませられた映画だった。目も開かない、顔もろくに上がらない、光だけが眩しく見える。飢餓による夢か真かわからない状態が増していく。特徴だけ
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.0

ドキドキする映画だった。
"生"を強く感じた。
今当たり前に享受する自由は、昔は得られないものだし、未来からすれば窮屈で。
そんな人達にとって、解放とは表現で、時には戦いで。血が流れるけど、そこには美
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

咽び泣いた。
邦画を比較的観ない理由は、色濃く文化を共有している日本人だからこそ感じ取ってしまう違和感の蓋然性があるから。
この映画は俳優陣の演技力、理解力、そしてその共有がしっかりと成されていたから
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.6

「憎しみとは耐え難いほど重い荷物だ。怒りに任せるには人生は短すぎる。」
現代日本において汎用的に置き換えると、憎しみとはコンプレックスだ。
ただ、それだと想像を絶する長さの苦痛が待っている。
柔らかい
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

誰が誰だかついてくの大変だった笑
原爆実験の光の演出はすごかった、めちゃくちゃ眩しかった。あれって制限とかありそうだけど笑
最後アインシュタインとオッペンハイマーの湿地での会話、「地球を滅ぼす?(うろ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

法に正しく守られてこなかった不条理から、法を理解しつつもそれを自らに投影ができない。
犬の存在をなにかの象徴として伝えようとする映画はあるけど、犬の表情で複数のメッセージを伝えようとするないしは類推さ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

-

苦しい映画だった。
叫びが体の中をこだまする。
溜飲を観る人にも共有させ、共感させる描き方と岡山天音の演技力に飲まれた。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

前に風俗嬢から聞いた映画。子供の時親と観たらしい。
ナチュラル・ボーン・キラーズを彷彿とさせるミックスシーンが多く、好き。
中谷美紀がきれいだあ

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

ジブリ作品は半分も観てないから色んな思惑を感じ取り切る事はできないけど、ジブリ感のある映画で好きでしたよ。
確かに腑に落ちる内容ではなかったけど。
色んなジブリ作品観たいなあ。

愛とセックス(2015年製作の映画)

3.8

邦題クソだから自分だったらなんてつけるか考えた結果、そこに気の利いた言葉はいらなかった。
軽くて重い、プカプカ浮かんでるように見えて底に沈んでいる。
そんな内容と邦題でした。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

令和のヤクザを描いた作品は初めて。
ヤクザである前に、現代の若者である前に、同じ人間であることを忘れてはいけない。

(2023年製作の映画)

3.4

たけしらしい皮肉めいた武将の描き方で小気味良く残酷なラストだったけど、塩梅が中途半端に感じてしまったなあ

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.2

2は面白いけど、タランティーノ作品としては物足りなさは感じた。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

軽くてコメディーだった。酔ったときに見るのがベスト。
血の吹き出し方の小気味よさ
目玉抜いたらポン
モーニングスターヒュンヒュンとBGMのリズムの合わせ刀好き
カタコト日本語刀バトル面白い

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

3.6

「誰のための戦争か?」
ドイツとソ連に分断され、同胞たちと意義のない戦いを強いられるエストニア人たち。
第二次世界大戦中、最も不憫な場面の一つ。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

地引き網みたいに2、30代をノスタルジックにさせる映画。
悔しいけど、懐かしくて憧れる。

変態村(2004年製作の映画)

3.2

不気味で気色の悪い映画。
まるで夢みたいに、変態たちが辻褄も合わせて集まっている統一感。
これは悪い夢だ、それも意味のないやつ。

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