パリから帰国する飛行機の中、そして帰国してから続きを観た。私の大好きな映画だった。
男女の恋愛に軸を置くのではなく、一貫して二人の愛に主眼を置いていたのがよかった。
とりあえず観といた感じはある。
ジェンダー的な観点から見ると、指摘したい点がいくつかある。それだけでこの映画の評価が決められるではないが。
法廷のシーンで堪えても泣いてしまった。
やるせない気持ちが救われた気持ちになった。
なにが正しいかではない。
ホテルのフロントのおじさんにキスする日本人
冴えない書店の店員という設定なのにも関わらず、ブルーのシャツを一枚気楽に着ているだけなのに様になっているし、オレンジジュースで汚れても美しかった。
恋愛映画かと思っていたけれど、今日を生きることってなんだろうかと考えさせる映画だった。重すぎず、軽快なテンポで進むけれど、最後にちゃんと残る内容だった。
好きな人がこの映画を好きだと言っていた。
も>>続きを読む
同性愛と表されるが、彼ら自身が育んだのは普遍にある恋愛。観ながら共感を覚えた。観終わって残ったのは、二人の切実な愛情で、決して時代に抑圧された同性愛の悲劇そのものではない。(確かに、彼らの苦悩は存在し>>続きを読む
何気ない言葉、悪気のない善意、作られた偏見。少しずつ彼女が壊れてしまった。
観ながら苦しくなった。これからの自分を見ているようで、これまでの自分を観たから。
ついに観れた。
理工大学の攻防を外から撮った映像は観ていたが、中から観ると、この出来事がなんだったのか、理解に少し近づく。
考えることが多すぎる。
また改めてこの映画の意味を考察したい。