なおぶみさんの映画レビュー・感想・評価

なおぶみ

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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

画作りもキャラも場所もアクションのアイディアも良いのに肝心のアクションシーンがセンスないように思える。
(ドニーイェンのケインのアクション・ケレン味は良かった。)

クラブの踊り続けるモブも良いし、ケ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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影の使い方が良い。複雑な人間関係を簡潔に表現し説明する出際が良い。

アリゲーター(1980年製作の映画)

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最初のジャングルかと思ったら見せ物だったという立ち上がりがインパクトある。

イノセンツ(2021年製作の映画)

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めちゃくちゃ良かった。説明や台詞によらない子どもたちの表情や行動で関係性を表現している。

イコライザー(2014年製作の映画)

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テディのように修羅場を潜り冷静でイカれた人間が人間離れした強さになすすべなく殺されるのが癖にくる。

バーでマッコールが語るテディの過去、テディはずっと薄ら笑っているが、わずかにヒクつく口元、目立たな
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青春墓場(2021年製作の映画)

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孤独さがなかった。
監督というか作風が優しいのかもしれない。もっと突き放してほしかった。

前半ラストを受けての後半、そして劇終に至る展開は「劇作」でしかない。
個人の幸せに世界は興味なく、個人の物語
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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主人公ファンとなり記憶を追体験していくゲームの方がストーリーとはマッチしていた印象。

ウェイ君とチャン先生の別れのやり取りは良かった。

共犯(2013年製作の映画)

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映像の構図、陰影や画面設計がとても良い。
脚本も静謐だがテンポ良く、役者陣もグッド。

DOOR(1988年製作の映画)

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平凡な演出と奇妙な演出とイカす演出が混ざり合っている。

もう少し怖く撮れるのではと思ったが全編見てこれは主演の高橋恵子を美しく取りたかった映画なのだなと分かった。

怪物(2023年製作の映画)

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「誰でも手に入るものが幸せ」って言葉は明確に嘘なんだけど、誰もが何かしら嘘をついているこの映画の中では一番優しい嘘なんだと思う。

脚本は上手いが、上手いからこそ観客にこう思わせたいという誘導や情報の
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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面白かった。説明的なシーンを極力削ぎ落として映像で見せている。というか本筋の説明とかもないんだけど。

上品な映像だと思う。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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思ったより普通の作品だった。それでも映像にはリンチのこだわりを感じる。

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

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仕事終わりに観に行ったけど疲れて寝てしまった。けど美しいショットは観れた。ゴダールはこんなに美しい画を撮るのか。

ダークグラス(2021年製作の映画)

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色づかいがとってもアルジェントって感じ。内容は良くも悪くもちょうどいい。唐突なウミヘビ。

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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面白かった。ジャンルが2転3転して血溜まりだらけ。後半の展開はツイストしてなければ単純なヒーローものみたいになってた。ジョンドゥがカッコいい。

ナイルの娘(1987年製作の映画)

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額縁構図や四角の配置、太陽光の使い方が良い。
端正な構図や引き算の効いたカット割。
ファッションも可愛い。

ロボコップ(1987年製作の映画)

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脚本の塩梅がいい。サイボーグとなったマーフィーの孤独や家族を失った哀しみは最低限かつ面倒くさくならない分量で描いている。
娯楽性の邪魔にならない人間ドラマ。
ところどころのケレン味やキャラクターの個性
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ゾンビコップ(1988年製作の映画)

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ところどころのゴア描写が良い。バディもので片一方だけが目立つのはあまり好きじゃないがこれはバランスもほどほど良かった。

富江(1999年製作の映画)

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意外に男性キャラ達の伊藤潤二キャラっぷりがいい。

富江の正体でサスペンスを引っ張っていく作り。

あのこと(2021年製作の映画)

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どんなに想像しようとも男には女の痛みや苦しみの肩代わりはできない。男であることの罪悪感や嫌悪感は拭えないが、そこに立ち止まるのも違うのだと思う。人を愛するのと女を愛するのは違う行為なのかもしれない。>>続きを読む

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

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巻頭歌で満足。正木博士はまさにというヴィジュアル。

あらゆる点で縦横無尽に展開する原作に対してスケールは小さくなっているのかも。ひたすらチャカポコやっててもいいんだよ。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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えらい綺麗にまとめたなと思いました。食べられるより食べた人のがその後孤独なのだと思う。

どんてん生活(1999年製作の映画)

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「こう撮れば映画っぽくなる」カットがなく、すべて映画のためのカットばかり。

オフビート感は観る状況・環境で求めてるときやハマる時の違いはあれど、画の構図や状況で語らせる作りは普遍的で良い。

ずっと
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(1957年製作の映画)

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カバーがお洒落。

序盤からテンポ良く物語を積み重ねていって面白い。段取りになりそうな場面や説明場面は極力カットしてプロットを見せていく。
というか一ヶ月の失踪と賞金とルポだけでも立派なアイディアなの
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