sssさんの映画レビュー・感想・評価

sss

sss

映画(425)
ドラマ(0)
アニメ(0)

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.9

緑をバックに、赤と青が映える。
大切な人をしっかりと抱きしめる、そんな映画だった。

バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

4.8

音楽のボリュームが高まり、
ダンスが映画を支配する。
言葉はいらない。

Two Solutions for One Problem(英題)(1975年製作の映画)

4.5

ここまで簡素に平和への解決を描けるのか。
そして可愛らしい。

ライムライト(1952年製作の映画)

5.0

「薔薇は薔薇になろうと望んでいる」
喜劇と悲劇の絵の具を混ぜ合わせ続けた者だけしか達することのできない色がある。
その色がこの映画だ。

リュミエール!(2016年製作の映画)

4.6

この作品群をまとめて観られるのはうれしい。
科学的な発明だけでなく、美しさにもアプローチできるのがすごい。

宝島(2018年製作の映画)

4.6

「早く10歳になりたい」
作為と無作為、
大人らしさと子どもらしさの
境目で生のエネルギーがみなぎる。
めっちゃ愛しい映画。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.7

分かり合えなくても、
言葉にしてみることを
光と音を使って、信じていた。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

性善説で生きているがゆえ、はまりきれないが、もの凄い映画。
映画自体が催眠的だ。

独裁者(1940年製作の映画)

4.9

「太陽が輝いてる」
サイレントの喜劇王が、独裁者の声を手にしたとき、
この映画はフィクションを飛び越え、
われわれの心に確かなエネルギーを注ぐ。

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

4.5

瞳がとても真っ直ぐしている。
バスター・キートンに似ていてかっこいい。
そしてなんとも可愛らしい筆致。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.6

夜の中を揺蕩う体験をともに味わう。
夜が作り出す影と移動が、主人公の人生と重なり合う。
アケルマンのような俯瞰する視点も心地よい。
この映画の「南国」は「パリ、テキサス」であり、「イグアスの滝」だ。

赤い河(1948年製作の映画)

4.7

「フィーヤ!」
アナログな圧倒的数の運動が、映画的な歓びとなって押し寄せる。
人情噺も花を添える。

>|