せみ多論さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

せみ多論

せみ多論

映画(127)
ドラマ(0)
アニメ(0)

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.8

やはりファンならば楽しめるとしか言いようがない。
自分はファンなので問題ないのですが。

やはり小ネタ部分は面白いのですがストーリーはなんとも…

松平健が双子を唆した理由もよくわからないし、実は超能
>>続きを読む

トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.0

うろ覚えな記憶との戦いではありますが、1のほうが面白かった気がする。

といってもそれはストーリー部分のことであって、自分としてはトリックで楽しむ部分はそこではないので、そこまで気にはならなかったこと
>>続きを読む

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.5

話というよりは小ネタや掛け合いを楽しむものではないかと。
あのおかしなシーンで流れる”テーン!”だか”ポーン!”だかみたいな音が癖になる。

2を見たので以前に見た1もと思いレビュー。

内容はうろ覚
>>続きを読む

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.8

面白い。

秘密裏に社会的にアウトな連中を集め、訓練し、北のトップを暗殺するための特殊部隊を作りだす計画。
過酷な訓練の日々の中で、無法者やその指導者との間に生まれる感情。
そして彼らの思いもよらない
>>続きを読む

西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

3.3

チャウシンチーなんだよなぁ

西遊記と言えどストーリーは天竺に向かう前の段階のお話。
ギャグは相変わらず笑わせてくれるし、終盤の展開も”らしさ”全開。

チャウシンチーの作り方がうまいのか、チャイニー
>>続きを読む

最強ゾンビ・ハンター(2013年製作の映画)

1.8

真面目路線ともおバカ路線とも、どちらとも言えない中途半端さ。しかもかなり説明不足で意味の分からない点も多く(主人公のラスト等々)

何よりダニートレホをあっさり退場させる神経がわからない。
これ手に取
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

時は1970年代。同性愛に対する世間の目が今と比べ物にならないほど厳しかった時代、というバックグラウンドで描かれた本作。

メインの登場人物は三人。ゲイのカップルであるルディとポール、そして母親がヤク
>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

4.5

とある殺人事件を、東北弁訛りの様な『カメダ』という言葉だけを手がかりに追いかける二人の刑事。そして事件の解明とともに明かされる大きな人間ドラマ。

ミステリー、サスペンスの体をしているものの、犯人は明
>>続きを読む

ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

1.5

ということで2

前作以上に話のチープさや脈絡のなさに拍車がかかる。中身も薄味で短い時間なのにもっと短くやれるだろうと思わざるを得ない。

原作を知っている人には判るのかもしれないけれども、意味の分か
>>続きを読む

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

2.5

まぁまぁ普通というか、アメコミものが好きなので見れたという感じもしないでもない。

全体的にチープな感じが強い気もした。話もあってないようなものではあるけれども、ヒーローになることの葛藤や仲間同士の衝
>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.1

いわゆるおとぎ話のシンデレラそのままなのでお話自体にさしてどうこうということはなかったように思いました。

良かったところでまず第一に映像ですかね。全体を通してどのシーンもとても綺麗で、恐らくCGもふ
>>続きを読む

チャイニーズ・オデッセイ(1995年製作の映画)

4.2

自分が最近どっぷり取りつかれてしまったチャウシンチー映画。
西遊記をベースにした本作は、笑いあり涙あり、ひねられたストーリー有りで、本来前編後編と二本立ての大作でありながら、あっという間に時間が過ぎて
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

復讐劇。ただそのストーリー展開や演出に鬼気迫るものを感じる。冒頭のシーンのインパクトは強く、まずグイと引き込まれた。バイオレンスなシーンは本当に痛々しく、目を背けたくなるような出来栄え。

物語の根幹
>>続きを読む

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.5

個人的には少林サッカーのほうが好きですけれども、とても楽しめたことには変わりはないです。

オマージュとか前作に対するメタ発言や、よく見た顔等々、前作を見ていたりするとニヤリとできるようなシーンもあり
>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.8

1を楽しみ、2.3で絶望的な気分にはなった自分も、今作は楽しめた。

原作と違うこと内容を映画でやることは賛否両論あることで、それに対して意見が分かれるのは当然。

個人的には粉みじんになったプロフェ
>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.0

思っていたよりは割と観れたなと感じた。

全編がハンディカメラを通しての視点で描かれているため揺れるぶれるぶつ切りで、酔う方は気持ち悪くなる可能性も。もちろんグロ描写で気持ち悪くなる可能性も。
演出が
>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.0

全ての人にとは言えないですが、カンフー映画や拳法ものを観る際に心の何処かに、例えば老師であるとか、脈々と続いてきた武術であるとか、また伝統の技なんかに対する憧れや畏敬の念があると思う。上手く言えないけ>>続きを読む

悪魔の毒々おばあちゃん(1988年製作の映画)

2.2

昔に見たので記憶はおぼろげですが、何やら怪しい何かのせい(ひどい記憶力)でおばちゃんがモンスターになってしまって、一緒に住むお屋敷のみんなをやっつけちゃうお話だった気がします。

はっきり覚えているの
>>続きを読む

悪魔の毒々パーティ(2008年製作の映画)

3.0

この手のB級ホラーもしくはその香りのするおバカな映画は大好物でとりあえず出会ったならば手を付ける癖がありまして。

正直なところ、この手の映画を見るんだ、という色眼鏡をつけた前提で言わせて貰いますが、
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

鑑賞前長い映画だなぁと思っていたのですが、見終わってみるととてつもなく満足できた3時間だった。

ストーリーは超の付くエリート大学の同じ寮部屋になった3人、ランチョー、ファルハーン、ラージューの学生生
>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.8

夢を見ているような作品。

演出が独特というか世界観が独特というか、握手をすると手首がクルクル回りだしたり、ゴキブリのようなベルがカサカサジリリと這い出て来たり、タイピストが流れ作業でタイプしてたり、
>>続きを読む

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

ざっくりと言ってしまえば、孤児院で育った主人公ホーマーの成長の物語。
狭い世界から広い世界に出て成長していくホーマーを軸にして、堕胎や近親相姦、病や死など暗いテーマを扱っているのも関わらず、作中の雰囲
>>続きを読む

カクテル(1988年製作の映画)

1.0

音楽は良かった。

話はつまらないというよりは、まったく共感できない。もちろん面白くもない。
チャラチャラした人間達が、イチャイチャしながらあちゃこちゃして、都合のいい時だけ真面目な顔をする。
その隙
>>続きを読む

REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.7

前作より面白いかもしれない。
とにかくテンポがいいせいか、時間以上に展開が移っていって見ごたえがある。内容はまぁアクション映画の王道みたいなものかもしれないけれども、キャラは立ってるしアクションはかっ
>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

全作品をまだ見てはいないですが、今敏監督の作品には常に驚かされ感動させられる。
ストーリー、テンポ、キャスト、音楽、画の美しさ、台詞回し。どれをとっても個人的には好きで好きでたまらない。
メイン三人が
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

人工知能が感情を持つようになり、学習して成長していくようになった時、どうなるか。このテーマはSFの古典みたいなもので、有名無名問わず色々な作品があり、機械と人間をテーマにした際に必ずと言ってもいいくら>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.0

キャストはとても豪華。現役を退いた凄腕が活躍するって部分にはワクワクするけど、ストーリーは大したことはないよくあるアクション映画。
モーガンフリーマン演ずるジョーに関する部分。あれはなんなんですかね。
>>続きを読む

アダム・チャップリン(2011年製作の映画)

2.3

とにかくテンポが悪い。映画自体は短いのにちょっと冗長なシーンが続く。
ストーリーは妻を焼かれた主人公が何やら悪そうな奴の不思議な力で超人になって復讐するというシンプルなもの。過去のフラッシュバックが混
>>続きを読む

苺とチョコレート(1993年製作の映画)

4.0

学生時代に見た映画。

人物の関係として、まず自由主義の象徴、つまりはキューバにおける反体制やマイノリティの象徴としてのホモセクシャルのディエゴが置かれる。
その対立項として、共産主義の象徴、体制派で
>>続きを読む

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.3

面白い。
どこまでが現実でどこまでが幻覚なのか、ストーリー上で言われている通りに解釈していいものなのか、ためらわせる時点で、製作者側からしてみれば大成功だったのかもしれない。
わからない部分に各々が持
>>続きを読む

ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

ただただ無難なストーリー。決して悪口ではないです。恐らくこの映画を見る方のほとんどが予想されるように話が展開されるので、見ていて煩わしさがない。
ひねりは無いとはいえ、ハッピーな話なので、無難に誰とで
>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.5

貧乏農場の主レイ・キンセラが、トウモロコシ畑で聞いた不思議な声に触発されて、野球場を作る話。と、これだけ聞いたら奇天烈な印象しかないけれども、中身は本当に素晴らしい映画。
タイトルの通り、このスタジア
>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

例の映画の後に見たのもあって鑑賞後の印象は良かった。
ま、それはさて置いて、本作の主人公は町のはずれのお城に住んでるエドワード君。彼は城の主であった発明家の博士によって作られた人造人間なのですが、一つ
>>続きを読む

アイアンガール(2012年製作の映画)

1.0

所謂B級映画が好きな身として、とてもいい経験をしました。
しかし個人的に気になる点があったので、いくつかあげてみたいと思います。あくまで主観ですので、本作のファンの方がいらっしゃいましたら、どうかお気
>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.5

ブラックユーモアを楽しむ。これに尽きる。テンポもいいし、キャラもたってる。コメディーのお手本のような作品。
ほんのちょっぴり過激な描写があるけど、おおむね家族で楽しめる映画だと思う。
主人公たちはとて
>>続きを読む

東京残酷警察(2008年製作の映画)

3.0

エロ、グロ、ギャグ、シュール
スプラッターが苦手ならば見ないほうがいい。色々と描写はきついところがある。ただよーく見るとそういう残酷描写の間に、監督のおふざけみたいなギャグがてんこ盛りなので笑えるもの
>>続きを読む