十さんの映画レビュー・感想・評価

十

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蛇の道(1998年製作の映画)

3.4

苦しい、終わらない、意味がないと気づいていながらも始まった矢先帰れない苦しさ、香川の怪演、凄まじい。

ParkingArea(2022年製作の映画)

3.4

パーキングエリアの空虚感、ここにいる人たちが皆一様に目的を持ってここへ来ていて、そしてこの場所は中継地点に過ぎない。誰の居場所でもないパーキングエリアのあの寂しい感じに注視できる視力。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

善は急げ、悪はもっと急げ。
長回しや脚本との呼応、鑑賞者の心象把握がもう職人の域だった。成長というか奇跡を感じて、話とは裏腹に映画人にとっては希望的だった。

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