ヤマダマイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヤマダマイ

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アジョシ(2010年製作の映画)

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アクションとドラマの絶妙な融合…。まだ幼いソミが泣きながら自分の境遇を語る姿に、おじさんも感涙です…。
ウォンビンのお財布でナイフを奪うシーンとか、やっぱ特殊部隊は育ちが違うなあ。
あと大人になっても
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

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神父と格闘家が手を組み、闇の司教を拳で倒すアクション・エクソシズム。
ぶっ飛んだ設定だし、B級映画のノリかと思いきや、完成度高い演出が満載。

個人的には闇の司教が儀式で使うガジェットがグロくて好き。
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悪人伝(2018年製作の映画)

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組長が刑事と手を組むリベンジ&タッグ映画。

「復讐は何も生まない…」という定説を、拳1つでブッ飛ばす熱気と殺気がすごい。
あと、殺人犯に刺されてメンツが潰れてしまい、ちょっぴり落ち込むマブリーさんも
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未成年(2018年製作の映画)

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大人の都合でコドモにもオトナにもなる思春期の女子高生と、子どものように自分勝手な大人たちによるドラマ。

お互いの親が不倫している女子高生の間に奇妙な友情が芽生え、「不倫」というシリアスな家族問題を優
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

5.0

血の色以上にぎらつくネオンカラーと、ネオンよりも鮮やかなバイオレンスシーン。

安いビニール傘も、血と光でこうも神々しい凶器となるとは…思わずうっとり魅入ってしまいました。

『薄氷の殺人』が、サスペ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

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チューリップの球根で富が築ける時代に、チューリップに振り回される人々と禁断の愛に燃える人のお話。

不倫ものだし破滅的なストーリーかと思ったら、チューリップと違って、人間の価値は簡単に終わらないという
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

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多重人格モノというよりは、ループものに近いかも。

それだけに『スプリット』とか『真実の行方』のようなスリラー映画ではなく、ドラマ映画の印象が強いです。

また、人格の「分裂」をテーマにしながら、他者
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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

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芸術で欲望のままに金儲けする奴はロクな奴じゃないし、ロクな目に遭わないということを、邪悪な巨匠が時にハードに、時にアーティスティックにレクチャーしてくれます。

ホームレス風のロボットに松葉杖で壁ドン
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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ティモシー・シャラメのウブな役どころはもちろん、マイカ・モンローの“街一番の美女”感が様になってて、とてもホットです。ロリポップのシェアシーンなんて、語り手をはじめ全チェリーボーイの思考回路を焼き切ら>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

5.0

ピーター・バーグ監督作『ローン・サバイバー』の魅力は、臨場感ある銃撃戦以上に、“痛み”の見せ方だと思います。崖を文字通り“死に物狂い”で転がり落ちるシーンは執拗にカメラが追いかけ、傷口から破片を取り出>>続きを読む

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

5.0

ポール・ダノ監督作『ワイルドワイフ』を観たのですが、リアルタイムで観ていたら間違いなく年間ベストに入っていたであろう作品…。夫婦の破滅を、衣装まで含めて淡いトーンで描いていて、すごく好きな演出でした。>>続きを読む

悪の偶像(2017年製作の映画)

4.0

‪4月17日公開の韓国映画『悪の偶像』を拝見しました!「『パラサイト』もいいけど、いつもの暴力的で禍々しいオーラを放つ韓国映画が見たなあ…」という方に最適のコリアン・ノワール!バイオレンス描写は、王道>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

前作ではトニ・コレットの“顔芸”が印象的だったのに対し、『ミッドサマー』ではダニーの苦悶の表情が忘れられない。それを踏まえたラストのダニーの表情は、思い出したくないのに思い出してしまい、そのたびに背筋>>続きを読む

ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

4.1

ドヤ顔の主犯格がストーリーテラーという設定をはじめ、ソダーバーグ監督の挑発的な演出(褒)が非常に冴えわたってしまっている胸糞エンタメ実録映画『ザ・ランドロマット パナマ文書流出』。金持ちが金持ちであり>>続きを読む

カリスマ(1999年製作の映画)

4.0

世界の法則=森の法則などいろいろ考察したくなりますが、それ以上に死亡フラグが一切ない恐怖演出が満載。何気ないシーンで急に人が死んでもおかしくない空気が常に漂い、終始緊張しっぱなし。巨大な木槌で静かに淡>>続きを読む

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

4.1

登場人物が多い上に、みんな名前が似ていてストーリーが掴みづらいですが、そんなモヤモヤをぶっ飛ばすキレッキレのアクションは一見の価値あり!主人公が片眼のスコープを使う場面もあり「 ボーンシリーズの影響受>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

ドルビーデジタルで観てきました!カメラワークや音響による没入感もスゴイし、それと同じくらい戦争映画なのに思わず“うっとり”してしまう演出もスゴイ。チェリーブロッサム、廃墟の町で明暗のコントラスト、一瞬>>続きを読む

ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

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チャーリー・ハナム探検隊こと『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』を鑑賞。古代都市“Z”を探し、消息を絶った探検家の伝記映画。失踪と聞いてハードな結末を想像してたら、なんとも神秘的で意外な面白さが。飲>>続きを読む

母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

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愛情と狂気は紙一重だと痛感するドラマ。主人公が関係を持つ女性とのベッドシーンがコミカルなのも、母親の愛情を前にすればママごと同然と言わんばかりの対比に見えました。あのアクロバットなラブシーンも無意味で>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

5.0

『アンカット・ダイヤモンド』見ました。前作『グッド・タイム』同様、主人公の計画が全く上手くいかないのですが、今作は疾走感以上に「がんじがらめになっている」感が凄まじい…。
あとクライムサスペンスかと思
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

『マリッジ・ストーリー』は夫婦という関係がどれだけ不可解なものかを伝えるミステリー映画なんですけど、唯一分かったことが「離婚は最良の手段になり得る」ということ。喧嘩別れでなく、お互い環境の変化ために、>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

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『聖者たちの食卓』にはナレーションや会話が全くない。あらゆる人々に無償で食事を用意する人々と、その食事をいただく人々を捉えています。食と宗教の文化を一度に体感できますが、何故かインダストリアルな雰囲気>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

5.0

Amazonオリジナル『ザ・レポート』は一見地味な作品に見えて、かなりショッキングな展開が見どころ。よく映画で見る“水責め”などの拷問のルーツが分かってしまうのもショック。“偽埋葬”ってなんだよ(ドン>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

5.0

下手なのか上手いのかよく分からんサルの口の合成(多分上手い)など、色々おもしろ要素あり過ぎる…。
コーヒーの件でさえリンチが『(ウチで栽培したコーヒー)飲まないのか?』とか思ってそうに見えてヤバい。
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Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

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エナジードリンク飲んだらヤル気より殺る気が出てしまった映画『Z Bull ゼット・ブル』を見ました。デスクワークしてる時よりも皆生き生きしてて何より…
しかも、散々暴れてるわりには(生首投げながら)キ
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アニメ世界への扉(2019年製作の映画)

1.0

『B: The Beginning』のプロデューサーへのインタビューがとにかくひどい…
昼食を食べる時間もない多忙なプロデューサーに寒いコントをやらせ、さらには2期のあらすじがまだ公表されていないのに
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ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

4.0

「アメリカは勝者に優しく、弱者に厳しい国だ」と作中マイケル・シャノンが言う通り、圧倒的なまでにアンチ・アメリカン・ムービー

ラストベガス(2013年製作の映画)

4.0

『ラストベガス』とかいう、棺桶に片足突っ込んだクソタコじじい4人組が、バチェラーパーティ(?!)をベガスでやってハメ外しまくる支離滅裂な映画を見たのですが、なんやかんや長生きも悪くないなって思える楽し>>続きを読む

ペット2(2019年製作の映画)

3.0

私ももうアラサーなので、「犬になってバナナマンが農場でじゃれあってるのめっちゃ草」みたいな感想しか思いつけないのが哀しい。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

4.0

子供向けアニメだから別にいいのですが、所ジョージ氏の独り言の多さがじわじわ来ます。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

夜のお楽しみ中だったのに、突然ガチムチに裏ビンタ→ジャイアントスイング→鞭打ちを食らわされるスティーヴ・ブシェミ(全裸)が面白かったです。

スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

2.0

消化不良感は否めず、自分の読解力のなさも相まって分からないことも多かったのですが、レベッカ・ファーガソンに前髪があるとすこぶる可愛いということだけはハッキリわかりました。
彼女がデスクの向こう側からひ
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