気持ちのいい狂い具合。ただ落とし所が続編ありきな感じがあり、歯痒い。
第一部より印象悪し。ある意味では進展のないリアルの世界の映し絵にはなっているが、ロボアニメとして寓意が薄すぎるまま終わってしまったよ。終盤の論戦がとってつけたようなところも残念。ただこの惜しさは「この>>続きを読む
山田尚子アニメでも傑出したものの一つだと思う。だがもう少し時間をかけるべきポイントが目立つ分惜しい。
色々と惜しいがこの手のリアリズムロボットアニメを再興したいという意気込みはわかる
前作よりスケールアップしたため「これは2クールやった方が良かったのでは」と悔やまれるところがある。しかし演出がめちゃくちゃカッコイイ。
かなりしょうもない世界観設定にも関わらず、異様にドラマ展開が凝っている。
「人類の運命」的なものが関わってる重い主題に全体的にポップな軽めの演出が噛み合っていると思えるかどうかで評価が変わってくると思う。
物語の展開に深みがある分キャラクターがやけに多く人物の掘り下げが欲し>>続きを読む
個人的には『シン・エヴァ』より「エヴァ」的というある種皮肉な印象を感じました。ただ神様だというあの女の子のディティールがもっと欲しかった。逆に何をしたいかわからないから不気味、というのもあるでしょうが>>続きを読む
午後ロー的テンション。中だるみしたかんじはあったものの、やっぱこのシリーズは締め方がかっこいい
好物。いま巷の創作物にあふれてるインターネット描写が胡散臭くなるほど精密な情報社会のイメージが展開されています。むしろインターネットが未発達だったからこそできた快挙だったのかもしれません。
話が進んでいるような、進んでいないような。
感想が出てこづらいライト・カルトアニメ。『lain』で現世否定して『灰羽』では来世でせめてもの拠り所を探そうとしてる、という感じか。思い返せば『lain』の物語が飛び降り自殺の発生から始まってるのに対>>続きを読む
いかにもNHKでやってそうなハイクオリティな歴史劇です。ただその堅実さに反して話の流れがかなり単純、いわゆる王道RPGのそれで淡白なところがあります。理想的な教育者としてのバルサの描写は秀逸で、これに>>続きを読む
異世界ファンタジーの枠でどれだけ自由に話を展開できるかというとこは見ものだと思ったんですが、気張りすぎてスタミナ切れしてるように見えました。これだけ気を衒っても「家族愛」がどうのというかなりベーシック>>続きを読む
最終的に現実の行き場を失ってることには変わりないという点などを含めて、色々起こってはいるけど特に問題が解決してるわけでもないしオチらしいオチがあるわけでもない、という感じ。まんま夢を見てるような感覚。>>続きを読む
これは小説にしたほうが良かったのでは。ゴジラのことをよく知らない円城塔ファンなんですが、彼の「言葉遊び」を無理に映像にしようとしている印象を受けます。方向性は悪くないんですが、盛り上がる前にウルトラマ>>続きを読む
これは新しい。が、評価が難しい。絶妙に練られた物語の「嫌なところ」の浮かべ方がうまい。なろう系ファンタジーのタブーに迫ってます。
ところどころハイクオリティだけどかなり「陳腐な非日常」。ある意味現実を捉えてはいるようです。
