maccouqさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.2

よく考えると、いやよく考えなくてもつじつまは合わない、なのにどうしてこんなに楽しめてしまうのだろう。クローゼットにヤモリ先生がおられたり、SFなのか現実なのか、でも特撮ではなく、それもうストーカーなの>>続きを読む

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.2

良き嫁、良き妻、良き母のための学校、経営者の夫はギャンブルで借金作って突然死、経営を引き継ぎ学校を守る3名の女性、だけど3人ともそんなにがちがちではないから、状況を受け入れ、恋して、学ぶことの喜びを知>>続きを読む

椿の庭(2020年製作の映画)

3.7

あぁ、最後そうなるんだと、ちょっと驚いたけど、静かな映画でそのまま終わるのかと思っていたから、意外で面白かった。
庭を愛する主人公、庭が無くなったらわたくしどうなるとの気を失い、なんともナルシストな。
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ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.4

女性禁止の儀式の投げられた十字架に思わず体が反応して十字架を手にしてしまったペトルーニャ。北マケドニアでの出来事、ここから女性の社会ん進出、参加と社会的な映画へと、ちょっとコミカルな味を混ぜて展開する>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

なんだかもう、半端ない執念の作品。不気味なグロテスクな生物が命を狙って潜んでいる地下の世界。そこに、何語かわからないけどなんだか通じ合って、助け合う、ともに戦う、地下の生命体と地上の人間(みたいなの?>>続きを読む

ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

2.5

事故で亡くなった男が天国の審判でミスがあったと92分寿命を延ばしてもらった。その時間どうするかというのだけど、なんだかなぁ、、妻、息子そして娘との関係修復、、もりだくさんの女性遍歴。なんか大雑把なかん>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

成田凌はうまいなぁ、もう背中、形、表情。清原果耶も。スナックの高校生カップルもいいし。小泉孝太郎のうすっぺらさ。きっとこうなるんだろうなぁと思っていた通りの終わり方だったけど、途中これはもしかしてと思>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

主人公は町がなくなり、帰る家も一緒に過ごす家族もいない、車上生活をし、行く先々で仕事を探す。服装もこぎれいで、自由を楽しむ、仲間もいる、高齢者たち。帰る家も、迎えてくれる家族がいてもノマドとしての生活>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.6

やり直しの最後にじーんとした。
滝藤賢一おみごと
パパイヤ鈴木もちゃんと本職で貢献
卒業後もずっと6人一緒にいたわけでないけど、いつも一緒にいた、思い出すバカなことにはいつも一緒にいて。
ありふれた「
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

すごく好き。小さい生活圏でそれなりに暮らしてる主人公、ちょっと日常と違う映画出演(自主映画のちょい役)となると、調子がくるってめちゃめちゃになってしまう。なのにタイプの違う女性たちになぜか気にかけられ>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

あの頃があるから今がある、そして、あの頃より今が楽しいといえるのは幸せだなと思った

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

嗅覚を失った元一流調香師のアンヌと収入を失いたくないドライバーのギョーム。とても素敵な、良い終わり方だった。アンヌとギョーム、私生活でもパートナーとなるのかな、少なくともギョームはそんな気持ちがあった>>続きを読む

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.2

高齢者女性4人の、本を読む会、飲んで食べていろいろな話をするあつまり。愚痴っぽくない集まりでなく、年をとってもポジティブな人たち。お互い励ましあい、支えあい、勇気づけてと。ダイアンキートン、ジェーンフ>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

3.1

浅田家という写真集は確かに面白いのだけど、家族写真というのは、家族にとって、浅田家だと、それを撮影するため、家族の夢をかなえるために、あちこち頭を下げたり、いろいろ準備をしたり、その時の思いがある。だ>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2003年公開時に見て、そして18年ぶりにまた。やはり大好きな映画。
外の世界とバリアを作ることで強さを保つ、本当は壊れそうなジョゼ、未熟で不器用なフツーの大学生の恒夫。恒夫の過去形で始まり、二人の関
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心の傷を癒すということ《劇場版》(2021年製作の映画)

4.5

派手さもなく、安先生とその周囲の人たちの日々を思いを人柄を丁寧に描いた作品。先生自身もその生まれや家族(父)との関係やという問題を抱えている。理由がたくさんあるのはないのと同じ、誰も一人ぼっちにさせへ>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

イスラエル系の母とその親族とパレスチナ系の父とその親族、どっちも理解しようとしてるというか、どっちにも属さずやりこなしたいエイブ。原題の子だから、SNS活用して自分の道をうまくやっていくんだけど、現実>>続きを読む

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.2

ソ連からイスラエルに移民した、ソ連では吹き替えでフェリーニと一緒に写真を撮るほどの声優、でも移民したイスラエルでは職もなく、恋も現実には厳しく、イスラエル人は知性があると思っていたがそうではなく、いや>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.7

気づきたら遠くの息子よりと尋ね、はぁ?というお調子営業マン、そうか、一人で老いる生きるということは日々こういうことを自覚するものか、大きな家なんだけど、使っているのは1階の一部分だけ、老後一人って寂し>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.4

のん、ころころと動く、いい表情持っているなぁ。
部屋に下着を干してたり、ごはんずっと家で一緒して、ホテル行ったりするけどとってもクリーンな映画だった。私の心が汚れてるのかもだけど。
林遣都も普段着着て
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.2

突然仕事を失ってなんもない自分に気づいて、とてもつらい状況なのだけど、つらい様子をそんなにも感じさせないのがチャンシルさんの良いようで悪い面なのかな。日々を真面目にこなしていく。それでもやっぱり失恋は>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.1

名作と聞いていていたけど。。。主人公の死から遡る話。25歳のオーソンウェルズが見事に老けていき、また年とともに下から撮影しているのか、巨漢、迫力、不気味さが際立って、またその居宅(居城)の異様さ。お金>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

2.9

2021年新春に鑑賞。そんな簡単にとりあえず平穏になれるのかなと思ったけど、お正月だから、いいのかも。

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.1

ヘプバーンはほんとキュートでチャーミング、ジバンシーの衣装も素敵。ヘプバーンとオトゥールが美術館の掃除道具室に窮屈な恰好(ポーズ)で潜んでいるシーンは額に入った絵画のようで好き。

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.2

告知ってするべき、黙っておくべきかって確かに悩む。
で、ラスト、えっつ、そうなの!!だった。
メモ:水原碧衣さん

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.7

日本に侵略されて統治されて日本語を強制されて、日常から失われていく母国、朝鮮の言葉、方言を守ろうとして弾圧にも屈せず辞書を作ろうとする人たち。
文字を学び、言葉の成り立ちを知り、言葉を愛して自分の国を
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんだろこの見終わってやりきれない気持ち。
凪沙も一果も居場所がなくて、どうしようもなくて、うまくいかなくて、ようやくなんとなくうまくいくかなと思ったら世間、現実、お金はどうしようもなくて、容赦がなく
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.9

音響って本当に映像に欠かせないものだと。どうやって作りだされたものというのも興味深かったけど、さらにそれに携わった人たちのあくなき追及と情熱がすばらしいなと。技術の進歩と依然としてアナログな手作りの音>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.4

アフガニスタン、タリバンにとらえられた父を救うため髪を切り少年になったパヴァーナ。男の子になったら急に世界が開けて買い物もできて、でも、過酷な労働は子供にも容赦がない。
パヴァーナ一家を憎悪するタリバ
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

4.5

犬は飼っていたことがある、もう皆死んでしまったけど。ちゃんと面倒は見たとは正直言えない、けど、本当に大好きだったし、一緒にいて楽しかった、今でもよく思い出す。死んだときつらかった、同時に、もし、私でな>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

わちゃわちゃガチャガチャいろんな生徒がいて、話し続ける主人公たちに、最初はちょっとしんどいかなと思ったけど、どんどん面白くなって、のびのびと水中を泳ぐシーンの映像は本当に気持ちよくて、そのあと急展開す>>続きを読む

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

イザベルユペールは本当にキレイに服を着ていたし、素敵な色の服だった。
余命宣告された女優が家族と友人をシントラに招くその一日を描いたもの。招かれた人たちもいろいろな悩みがある、となると、皆がもめてにぎ
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

癌で余命宣告されて、やりたいことしようと思うリチャード、でもそれは極端に大胆なこと、破壊的なこと、建設的なことをやるわけではない。リチャードはさよならを言う、そしてリチャードにさよならを言う。死期を前>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

娘が心配なんだけど、娘と一緒にいたい父親、いつまでも娘が一番大切な父親、ド派手な車で尾行したり、かこつけて一緒に旅行を楽しんで。娘もメキシコではバカンスな服を着てちょいと楽しんでたような、、、でも選ぶ>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.1

教育を満足に受けていない、貧しく教養のない青年が、作家になるというと、パードレパドローネは言語学者なのだけど、そのような感動的でスカッとするものではない。顔は成功した者とは思えないほどに暗く、手に入れ>>続きを読む

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.6

U2ボノを口説き落としたエピソードが素敵だった。人たらしではなく、自然と彼の周りには人が集まり人を動かしてしまうのだなぁ。素晴らしい歌声だった。オペラ歌手から、ソロコンサート、ロックシンガーとしてのシ>>続きを読む