ShiroKuroさんの映画レビュー・感想・評価

ShiroKuro

ShiroKuro

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Dream Scenario(原題)(2023年製作の映画)

3.5

この映画は、夢が正夢に、現実になる事があるが、夢で見た人が現実の人と繋がり、恐怖を誘う事になる。現実では有り得ないストーリーだが、「夢が描くシナリオ」とは誰にでもある理解し難い現実と幻想を描いた映画だ>>続きを読む

Land of Bad(原題)(2024年製作の映画)

3.8

映画でのクライマックスは「ドローン」。戦場での助っ人はドローンからの映像で空爆しかない、だが問題は操作するGPS含めた電波次第だ。現代のロシアvsウクライナ戦争でも実践されている最強の武器は「ドローン>>続きを読む

CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

4.0

この映画は近未来の超能力を持った人間と近未来のロボットとのSFスリラー映画だ。表向きは誠実な警官が賄賂まみれ、警察に忠実なAI犬を含めた人間型ロボットは徹底的に邪魔者を追い詰め、殺戮していく。超能力の>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

人間の脳は確かに様々な経験を通して学び、成長し、過去の記憶を呼び起こす。脳移植での人間性を探求する映画は興味深いテーマだ。
近い将来、人工知能と脳移植の発展により、人間と区別のつかない人工人間が可能に
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The Beekeeper(原題)(2024年製作の映画)

3.9

政治家の資金源としてネット詐欺を展開する新興IT企業が他人の金で大儲けしていく。手口はネットの画面上で操作不能させ、その問い合わせを受ける事で、持ち主のPCにリモートアクセス、全てを乗っ取ると言う手口>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.4

一面砂漠地帯での砂嵐と巨大なワームの出現は不気味さを起こす。映像の凄さは改めて言うまでもない。だが、ストーリーがイマイチ。

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.8

警察は誹謗中傷メールを送り続けるストーカーの電子メールから追跡調査すると別人が浮上、当初、元彼を冒涜してしていたと思われた女性は殺害されていた。複雑な恋愛関係から妬み、恨み、殺害へと展開するミステリー>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

先生という仕事、先生と生徒、それに親と学校が絡む保身社会を生み出す、誰かが犠牲になる映画だ。現代、生徒同士のいじめから生徒に対する叱りに対して社会的に先生の立場は弱く犠牲になる可能性がある。いじめによ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

自分人生の生きかた
人にとってパーフェクトな日々とは何だろうか、そんな思いを持たせる映画だ。映画にある毎日毎日の繰り返しの日々(清掃の仕事、聞き慣れた音楽、本を読み、見慣れた景色など)変化も無く暮らせ
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The End We Start From(原題)(2023年製作の映画)

3.7

生き抜く力と希望
自然災害で家族を亡くし、家を失い、食料もない状態に追い込まれた新生児と母親の行動映画だ。自分の家に戻ることだけを考えて諦めず、新生児を抱えた母としての生き抜く姿に感動する。現実、災害
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.5

西部劇映画。街が悪感の保安官に牛耳られ住民は誰一人ガンを持ち歩くことを許されない街となる。保安官達はガンで住民達を脅し、やりたい放題となる。そこに賞金稼ぎの3人のガンマンが決闘を挑んでいく。現代、政治>>続きを読む

ゲット・バッカー FIRE BREAK(2021年製作の映画)

3.2

罠に嵌められ人殺しの容疑者にされた元最強兵士マーカスは、マフィアから狙われていくコメディアクション映画だ。正直者であっけなく騙されたマーカスは、幹部警官と部下が賄賂の力で悪に加担してること知ることで複>>続きを読む

アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

3.9

人生を変えるような人の出会いというものは偶然と仕組まれたものなのだ、とよく思う。映画では誤解が不幸を呼びどん底を招くが、最後に謙虚で正直さが超ラッキーへと変わる。人の出会いとは摩訶不思議な人生を築いく>>続きを読む

ワイルド・タウン/英雄伝説(2004年製作の映画)

3.5

人は金を積まれればNOとは言えない弱さがある。ましてや権力者からの依頼であれば尚更だ。逆らえば力で押さえ付けられ惨めな生活を余儀なくされる。映画は街を正常化していく一人の退役軍人のアクション映画だ。 >>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

典型的な風刺描画の「黒人」を題材にした本に対する失意を持った小説家兼教授が、リベラルエリートたちに奇抜な風刺本を投稿すると意に反し売上に貢献、批評家にも高好評価されるというコメディドラマだ。人はイメー>>続きを読む

ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

2.5

「ハンガーゲーム」この映画では何を訴えようとしているのか最後まで理解出来ない。勝つ為、生き残る為に他と戦う仕法が「歌」で賛同者(蛇)を得た事が勝利となった、それはそもそも弱者=精神患者ではないことを証>>続きを読む

大秦帝国(2008年製作の映画)

4.5

隣国との戦いがつづき弱体化した秦国の再興に、才能ある人材を集め改革を断行する君主嬴渠梁。国の立て直しに必要な事は君主が信念(立法国家)を持って法家の思想家衛鞅と改革を最後まで遂行する、秦国の中国統一王>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.5

この映画が実話に基づくものであることに驚愕する。それは絶体絶命の危機に瀕した時の人間がこれほど長期にわたるサバイバルできるんだという事。奇跡が作り出した人間の「最後まで諦めるな」は正にこの事だろう。家>>続きを読む

Bank of Dave(原題)(2023年製作の映画)

4.5

この映画は規制概念を打ち破り新たなことに立ち向かおうとする起業家の姿だ。どこにでもいるような頑固者が新たなことを捻り潰そうと、既得権を行使する権力者の愚かな行動だ。日本にも多くの政治家上りの権力者が既>>続きを読む

トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

4.0

この映画は、人身売買や犯罪組織といったテーマを取り上げ、女性たちによる活躍や復讐劇が描かれている。カーアクションや拳闘アクションなど、スリリングなシーンが含まれており見ていても気持ちが良い。

コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.5

人間の復讐とは時が経ってもその時の記憶が鋭く蘇るものなのか。執念をもち単独行動は家族に危険を及ぼすが、スリムで小柄な容姿で果敢に挑む姿は誇らしく、映画のスクリーンにも勇敢なアクションが至る所に出る。牙>>続きを読む

Sound of Freedom(原題)(2023年製作の映画)

4.0

南米から北米へ児童の人身売買を取り締まる一人の連邦捜査官の果敢な捜査をした実話映画だ。人身売買は、性的欲求から、または人材不足へ補填など要求は様々でそれに対応する人身売買業者は弱者を騙し金に貪欲となる>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

1789年、マリー・アントワネットの斬首刑に始まり、自由、平等を求めたフランス革命、国内の混乱が続く中で生まれた天才的な軍事戦略家、皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオンの生涯の映画だ。先見の明があり軍事>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

映像で観るマフィアの狂暴さと惨さは想像以上に強力で大きく、恐ろしい。暴力には暴力で対抗と言うのはまさにこの映画のようなものなのだろう。だが、マフィアのボスでも一人になると小心者になり威張っていた姿はす>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

自由に生きる術がない
工作員としての任務、それはプライドを捨て、恥も捨てた身で行動できる事。その訓練を受ける裏では已に止まれない理由があり、多くは国家に牛耳られ身動きできない身である事だ。他人より才能
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.5

何を誰を信頼するか
異国での信頼は現地語の言葉がわかる人物と昔からの友人のみだ。 無法地帯であれば尚更に「信頼」とは何なのか知らされる。唯一通訳の現地情報を元に敵の網を潜り抜ける映画だ。現代ビジネスで
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12th Fail(原題)(2023年製作の映画)

4.0

12回も国家試験に落ちた小さな村の青年が精魂努力し合格するまでのドキュメンタリー映画。一文無しで様々なバイトをしながら極めて難関の国家試験の合格を目指す。映像にある貧相な生活を余儀されたマノージは睡眠>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

スリル感に満足
これが実話に基づく映画であることがゲーム好きのゲーマー達を興奮させたことは間違いない。だが、現物のカーレースとは全く違う忍耐力は想像し難いものであり、映画を試聴しても汗握るシーンが多く
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.8

貪欲な国家とその工作
貪欲な人間は人種、宗等を問わずいつでもどこでも金儲けをしようとする。石油の利権争奪に世界から貪欲な人間が集結、投資契約するため裏工作する映画だ。 特に米国は自国の利益のため他国に
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.8

出会い
人々の出会いは偶然も多い、そこから新たな絆が生まれることもあるが別れもある。これは寂しがりやで頑固な三人(講師、料理人、生徒)のクリスマスを迎えながら互いを知る機会を持ったストーリーだ。
人は
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

ネット情報の横取り
ネットでの送金取引、携帯電話通話、ネット通信など如何にネットから暗号を読み取り、横取り、傍受するか、巧みにデジタル技術を駆逐して繰り広げるアクションは面白い。今後、世の中は仮想通貨
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.9

デジタル社会の真の脅威
世界のデジタル社会を震撼させた映画は今までにない。個人情報が携帯、パソコン、監視カメラ等ネットを通じて、国家が監視、網羅できる能力を暴露したこの映画は驚愕すべき事だった。だが、
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.5

傭兵達との銃撃・格闘アクションは素晴らしい。義理の息子の誤解から裏取引が家族に危機を呼び起こすが、その行動がイマイチ道理に合わないなのが理解できない。多分それは#1(Extraction#1)にヒント>>続きを読む

レオ(2023年製作の映画)

3.5

会話による絆
ペットが人間の言葉を話したら・・・最近の子供達は家族でも話し相手がいない。映画ではそんな悩みを抱える子供達と経験豊富な老いたレオとの会話には心が通じる。ネット社会ではF2Fが不足すると感
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

石油の受益権争奪で連続殺人事件が勃発。背景には人種差別も関連しており先住民と白人との葛藤が繰り返される。金持ちはいくら金を持っていても満足せず、さらに金に欲を出す。まさに人間社会の欲は限りが無い。現代>>続きを読む

キャンディ・ケイン・レーン(2023年製作の映画)

3.0

バラバラな家族が一丸となって家族の困難に立ち向かいハッピーエンドとなるファンタジー映画だ。クリスマスという時期は、何故か人々の気持ちを幸せで楽しい気持ちにさせてくれる。エディー・マーフィーの演技(笑顔>>続きを読む

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