ShiroKuroさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ShiroKuro

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ヒート(1995年製作の映画)

3.5

団塊の世代にはありがちな「仕事バカ」。家庭より、仕事を優先した時代が有ったが正にヴィンセントの生き甲斐はこれだ。「できた妻」の存在、あれば夫はさらに優秀な成果を上げることができたのだ。 最近ほとんど聞>>続きを読む

あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

4.0

親身に考えてくれるのは家族だけ。
作り話はどこかでボロが出る。仕草から隠しきれなくなり、結末は「人の性」が一気に爆発、だが家族の絆は一気に深まる。 家族には隠し事は通じない、バレても許せるのが家族、そ
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

5.0

「閉じ込められた世界」は現代でも世界の至る所で見ることができる。それは政治的権力者達の欲望を守る為の「権力を混乱させる余計な情報は抹消」絶対的行為である。
一旦その欲望の端が崩れ始めると巨大な威力を持
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.5

「不運の後には幸運がやってくる」
人生にこれほど「ツイていない」人はいないだろうが、偶然が最悪を招き説明しがいた状況になる場合もあることを考えると、他人事には見えない。 真面目で性格もいい二人が見かけ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

1984、1989、2022年と公開された「ゴールドバスターズ」の世代交代と歴史的スケールのストーリーは面白く楽しませてくれる。今回の主役はその孫たちだ。 最初のマシュマロから生まれた子供ゴースターは>>続きを読む

The King's Daughter(原題)(2022年製作の映画)

4.5

傲慢な親ほど子供にとっては恐怖と脅威を感じるものだ。舞台はフランス・ベルサイユ、この時代のフランス王権政権下では子供の自由選択は皆無。 だが、現代、親より環境に恵まれ、情報量も豊富で、選択肢も多い世の>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊vsPLA特殊部隊(2015年製作の映画)

3.5

中国映画でこれほど最新の戦争兵器(最新デジタル装置など先進国の模倣品でも)を使ったストーリーは見たことが無かったが、最後に司令官が言う「中国を脅かす者に安全な場所などない」はとても威圧感を覚えた。軍事>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

世間は奇想天外で予想外、想像し難い意外な事には「異」を唱える。特に日本社会のような同調主義の強い国は、それこそ「除け者」扱いされて、最後には干される。だからたとえそれが世界的な想像以上の災害・事件事故>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.9

回想録映画、過去の辛い時を忘れるための旅、でもつい思い出してしまう。辛い経験ほど忘れ難く記憶に残り、忘れたくともできないのが自然だ。さて、子育てに悩む親は多い。特に周りに同じ環境の家族がいないと尚更だ>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

3.0

人間の復讐は個人だけでは終わらない場合がある、この映画も「組織・国」までを狙う「テロ」的混乱を狙った。 更に、歴史的な「復讐」にはエンドがない場合もある、それは子孫代々の家系から受け継がれた世界に生き>>続きを読む

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.5

人間の臨床体験、死後の世界は「素晴らしい花園が見える」などよく聞くが本当だろうか。 人間の脳死状態は映画のような人生の記憶が蘇る世界に入り込むのだろうか。現実、私の友人が死の直前、楽しかった時の仕草を>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

5.0

父親の決断はとても凄い選択と行動だ。聾唖家族との切り離しすることは娘には到底できないことを敢えて父親がその選択肢を選んだこと。それは「娘の未来ある人生」を鑑みた辛い苦しい決断だったと思う。 聾唖家族に>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

4.0

富裕層が隠す場所は「貸金庫」、そこには世に出るとやばいモノが多い。この映画の銀行強盗が狙ったのはその「貸金庫」戦時中横領した極秘情報+宝だった。 一般家庭での「隠し場所」はやはり「箪笥の中」なのだろう>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

極秘情報の保管場所、最新のツールは米粒のような大きさのメモリーチップに莫大な情報を保管できる。保身のため、プライバシーを必守には文明の機器を使いこなせることが重要だ。今後現金もキャッシュレス、銀行より>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

5.0

人の才能を見つけ、その才能を最高に伸ばす工夫を重ね、本人に自信を持たせる、そんな教師・教授・師匠が世の中には少ない。だが映画では、街角で見つけた無名の青年を一躍著名なピアニストに成長させる。本当の「教>>続きを読む

オーバードライヴ(2013年製作の映画)

4.0

友達からの電話で麻薬の入った小包を受け取ったことだけで逮捕、米国では重い刑となる。例え初犯でも厳しく最長10年の刑期とある。 騙す、騙されるは身近に存在するちょっとした「金」「麻薬」への好奇心「欲」か>>続きを読む

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.0

ここでの教訓は企業の収益(低コスト、高収益)は作業員の安全が優先されていなかったことに繋がる。米国はサウジ・ロシアを抜き有数な産油国家であり、掘削施設の大部分は大陸だが海洋にも広がっている。 2021>>続きを読む

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.0

超スマートだから、理論武装過ぎて、採用されないって事も面白いが怖いもの知らずで物事にアタックしていく様は、たまに現代でも無知で闇雲に事にあたる若者がいるが、現代は真逆が多い。それは行動する前にできる限>>続きを読む

アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.5

41日間の孤独な漂流が教える事
絶望感に面した時の人の行動は想像がつかない。この映画にあるタミーは生き残る為にヨットの方角・緯度などコンパスの操作を学び、雨水を飲み水にし、嫌いだった生魚を捕食し、最後
>>続きを読む

ハンナ(2011年製作の映画)

3.5

親の都合で子供の養育の仕方を選び、子供は言われるまま育つ。大人の都合は多々間違いをする。だが、正い親の育て方などないのが世間だ。世間の厳しさを知らない子供は大人になって初めて経験することになるのだ。>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

5.0

自然との戦いは感と今までの訓練の実践だが、プロでも間違いが起こる。それがこの悲惨な事態を招くことになった。だが、そこからの教訓はいつまでもみんなの心を一つにしている、それは「守ってくれた人々がいるから>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.0

最後まで諦めず、弾薬が無くなるまで、仲間全員が殺されるまで戦い抜こうとした兵士のチームワークとその生き様の映画だ。 圧倒的な敵数にもめげず誰もが諦めず、無事生還するのだ。「何事も最後まで諦めず」とは言>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.5

守る家族、守る仲間が居たからこそクリスは必死に戦地に1000日以上4回もの派遣に参加し国を守ろうとした。その意志は家族が精神的に犠牲にはなったが素晴らしい志だった。それは理由なく殺害をしようとする暴徒>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

5.0

生みの親か育ての親か、どちらが親権を得る事ができるのか。一番悩むのはやはり子供の方であり、選択は難しい。身勝手な親はまたいつかその身勝手さが出るかもしれない。それを思うと、やはり「育ての親」に軍配を上>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.5

バルチック艦隊撃破など日本戦艦の勝利の迷信は太平洋戦争に向けてもその迷信が強調された、という映画だ。頑固頭と時流が読めない陸軍、それにこの海軍(戦艦派)の上昇部が求めたもの、それは「自慢(見栄)」「士>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

最近、太古の恐竜の卵が発見されたが遺伝子操作で生物を復活させることができるかも知れない。それは宇宙の生命体含め古代の巨大生物(デビアンツ的)が再び地上で生きる世を作るかも知れない。映画のような様々なユ>>続きを読む

キャッスル・フォール(2021年製作の映画)

4.5

古い遺産には伝説の「宝」がある可能性が高い。そんな「宝」、江戸時代の隠された黄金も未だに発見されていない、と言う事実がある。映画ではギャングが隠した大金を破壊寸前のビルから探し出す。ところで人は「一攫>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.5

子供への虐待はその記憶と想いから誰にでも仕掛けたいという変貌を持つようになる。子供の「虐待的行動」記憶は鮮明に大人になっても繋がっているということ。 子供への心理的プレッシャーは最近の東大門での襲撃も>>続きを読む

モンスターズ・リーグ(2021年製作の映画)

3.5

人材を育てることと、チャンピオンになること、共に「勝」為の戦術は必須だ。それには頭と体力を使った戦術で、一勝することで自信を持たせ、基礎トレーニングをしっかり体力を鍛え、強敵となる相手の弱点を知り、攻>>続きを読む

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

4.5

髪の毛に塗った塗料がGPSとなりロジャーは追跡を逃れるために髪の毛まで剃り落とす。 近未来にそんな最新塗料が出来るのだろうか、ストーリーの着想にとても意外性があり面白いサスペンス映画だ。最新技術は今あ>>続きを読む

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.4

映画にある息子の台詞「親は選べない」と悲観的になるが、親への頼りたい気持ちはより増す。ところが年老いても変わらない父親の性格で息子は絶望、一変する。 離婚は子供には全く関係のない親同士の身勝手な行動で>>続きを読む

ヒットマン:インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

世の中には多くの身体障害者がいる。映画にある様にいつも、誰もが邪魔者扱いに、差別化し、邪悪になる。誰もなりたくてなった障害ではないにしろ世間の目は厳しい。仕事も復帰できないことで「闇の殺し屋」となって>>続きを読む

コマンドー 怒りの逆襲(2022年製作の映画)

4.1

古く大きな家には何か不思議なことがある。これは犯罪者が昔隠した「大金」がその家にあり、それを回収しようと侵入してくるギャングとのサスペンスアクション映画だ。 最近のTV「開かずの金庫」、「骨董品」など>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.0

家族への愛を最後まで燃え続けさせる5作目の映画は年老いた身体を眠りから覚めさせ一心に復讐を成し遂げていく。やり遂げた事で人生の終わりを悟り、一人静かに息を引き取っていく。 男のロマン、家族愛に萌え、や>>続きを読む

ベルファスト71(2014年製作の映画)

3.5

世の中に不満を持つ若者を上手く騙しその若者を盾にし、政治軍事ごと目的に利用する。諸外国では、若い戦闘兵士をTV等で見るが兵士の目的は「平和な生活」だろうが政治犯等は全く無視する。だから「戦争」は政治家>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.5

仲間の輪に溶け込めない性格と障害を抱えたエヴァンがしたことは、自分と同じ友達が誰一人いなかった友「友達を想う」をリアル化させ、周りを感動させた。情が薄く狭くなった世の中の「人を思う心」を取り戻せるよう>>続きを読む