法水麟太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

法水麟太郎

法水麟太郎

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はなればなれに(1964年製作の映画)

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男が2人煙草を差し出しても
好きな男からしか受け取らない
『ロミオとジュリエット』の翻訳をしながら顔を見合わせ思惑を測り…
アデュールの服装、セーターにチェックのスカートにライン入りの膝下ソックス、ロ
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

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魅惑のチャウ(トニー・レオン)
色々な愛の交錯
愛し愛される男と女の物語
「全て記憶は 涙で濡れている」
どのような愛の形でも
苦しい瞬間はある
愛していても、愛されていても
チャウを中心に時間軸も交
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

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やばい。
ちぐはぐな、混沌!
もう大爆笑必至のシーンすらある
悪徳に満ち満ちた神聖。
嫌いじゃないのが、憎い

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

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こええええええ
ザ・カルト映画
北英のR巻き舌めの英語が楽しめました

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

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どれだけ怖い物語かと思っていたら
色彩はしっかりお洒落映画!
サスペンスとしても面白い
ローズマリーの冬のファッション、超可愛かった

エム・バタフライ(1993年製作の映画)

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美しい、バタフライ
フランスと中国、帝国主義と社会主義、男と女、フランスと中国の学生運動、芸術の国と芸術を非難する国、様々なイメージの対峙が均衡で美しい。
それにしてもジョン・ローン、なんて美しいの!
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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レスリー・チャンがNCTのヘチャニと重なってしまって私は、、、、色々な妄想で気が散ってしまいました、、、、、とても良かったです、、、、
それはそれとして、ミミの「私バカでしょ」が、すごく印象的でした。
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アネット(2021年製作の映画)

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カラックスが娘ナスチャ(とても美人さんでした)へ捧げた映画。全編ミュージカル。まさかの監督も参加の前口上から始まるミュージカル。古典に倣えど、現代ではあんなに新しいんだ!ヘンリーが荒んでいく様子は嵐の>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

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恐ろしい。混沌の恐ろしさ。狂気の恐ろしい面。何の制約もモラルも持たなくなったものたちの狂乱。自由とは何か。全ての価値が一変する。死に触れながら踊る動物達。これは映画館で観たかったかも。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大傑作じゃない?????
すごいものみた、、、、、
すごいもの見てしまったという感想しか出てこん、、、、、、、、
カニバリズムという自分の性癖をうさぎの腎臓を生肉を食べることによって発見する、、、、
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恐ろしい、、、“私じゃあなたの欠けた部分を埋めることはできない”か、、、愛のある言葉だけどあまりにも真実すぎて痛い。脚本が見事だなあ。やっぱり人間の醜い部分、それでいて魅力的な部分を映すのが本当に上手>>続きを読む

クラッシュ(1996年製作の映画)

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どこまでもデカダンス
素晴らしい
ネクロフィリアへ真っ逆さまの倒錯
静かで狂気的で美しくすらある
狂気は滲み出るものだと思う
蒼白な死相の人々
温度を持たない虚な眼の人々
絶対的な狂気も私は幸福だと思
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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最近読んでいるエーリッヒ・フロムの『悪について』第3章「生を愛すること 死を愛すること」との関連性を非常に感じたので凄く有意義でした。主人公シャルルはきっと死を愛する性向の強い人間で、さらにその事に無>>続きを読む

修道女(1966年製作の映画)

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キリスト教徒でないので、偏った世界観の中で思想や意志を押し込めようとする歪みが前面に現れているような気がした
内容どうこうよりも、アンナ・カリーナの美しさと、こだわり抜かれた色遣いがとても良かった。サ
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エヴァの匂い(1962年製作の映画)

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これこそ我が宿命の女、ファム・ファタール!一番好きなものは?金!と大きな笑みで答える女、良い。もはや度を越した不幸体質的な追いかけ方をする惨めな、哀れな男。非常に良い。旅行先に必ずポータブルのプレーヤ>>続きを読む

第三世代(1979年製作の映画)

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ダラダラと進みすぎるので題材に対して緊張感が無い、全く分からない。だけど観ていて退屈しない不思議。

エデン、その後(1970年製作の映画)

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うーん、面白い
イメージの象徴、イメージの反復、そして繰り返されるイメージの提示、色彩の反復、続く幻想、、、イメージの再提示
海辺に白いTシャツ、金の短髪のヴァイオレットはまるでミムジー・ファーマーの
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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ウェス・アンダーソン好きにはもう堪らない珠玉の名作!とんでもなくこだわりがぎゅっぎゅっぎゅ!手法が完成されてきてもなお褪せず物凄い情報量…コミカルさ…魅力的なキャラクターたち…きっと何度観ても楽しいだ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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全員めっちゃ演技上手くない??
特にローズ怖すぎるいよいよヤバくなるときまで味方ヅラだったの笑う
車にあった鉄仮面何だったん?
ラストの状況がほんの少しでも違ったら完全に胸糞になるところだった

狂へる悪魔/狂える悪魔(1920年製作の映画)

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1920年上映か…内容は勿論のこと、何より100年前の映画だというだけで気づきがあまりにも多い
ジキルとハイドの物語がこんな風だったとは知らなかった
ジキル博士イケメン!
パソコンの画面で観る分には全
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

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こういうおじいさまが美しいよね。
正直お掃除しながら観たのを後悔してます。彼女のように素で居て、真っ直ぐな瞳をして生きられる人がとても好きです。
好き!!!!!赤はやっぱり魅力的な色。
次は白を観たい
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

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アン・ハサウェイ大女優になってもこんなに身体はれるの凄いな!笑
めっちゃ面白かった!おばあさま最高!
こんなおばあさまになりたいな

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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バロック絵画のような構図と光と影。睫毛の影る黒く深い瞳の映す世界。汽笛を鳴らし迫ってくる列車にアナは何を思ったろう?夢か幻か、映画は全て嘘だと教えられたはずのフランケンシュタイン、精霊がアナを助ける。>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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めっちゃ面白かったーーーー!
ハナさん顔怖すぎたけど。自由とか幸せとかもっと感じて考えるべきなんだと改めて感じる。人と人との関わりが薄くなってるって感じるから汝のように隣人を愛せは、本当に大切なことだ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

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愚かで欠点だらけの犯罪なのにお顔が完璧なアランドロン。イノセントな悪の匂い立つあのお顔にはもう存在の全肯定でひれ伏すしかないアランドロン。
特に市場をラフに歩くシーンは最早周りから浮いちゃってたもん。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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俳優がめっちゃ豪華ーーー
ストーリーはありがちだけど、それぞれの正義、そして大切な物が全く違うが故に主張が分かれすぎててまとまらないところが「自由の国アメリカ」をよく表わしてて笑える。博士が絶妙にめち
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