せがみさんの映画レビュー・感想・評価

せがみ

せがみ

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザと中学生の絶妙な関係性が最高すぎる!基本的にはクスッと笑わせるコメディなのに、最後はグッと心掴まれる。変声期の声を潰して狂児に捧げる聡実くんの「紅」。もう二度と戻れない尊さ、巻き戻しのできないV>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

今年の映画はちょっと小難しい(でもゼロの執行人ほどではない)。毎度、映画ではあるあるだけど、いろんなことが同時多発的に起こりすぎて何がなんだか…でもあれよあれよと解決しちゃってるんだよね。

純黒の悪
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

4.0

シリアスな重い映画ではなく、ライトに観られる映画が観たくてこの作品をチョイス。高校生の恋愛ものの映画なんて久しく観ていないけど、楽しかった!

まず、高橋文哉くんの顔面がよすぎる…!めっちゃかわいいの
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

どん底の生活の中でハロプロを知って夢中になって、仲間に出会って、だけどそれぞれの道を歩き始めて…。
夢中になれることがあって、その仲間が
いた経験がある人は、懐かしく思いながら観たんじゃないかな。わた
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画読了済み、ゴールデンカムイ展も行くくらいには大好きな作品。実写化発表されて、「変な実写化して大コケさせるのやめれ」とか「ま~た山﨑賢人かよ」とか思ってごめん!原作への愛とアイヌ文化を尊重する思>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映像(の切り替え方や魅せ方)がとってもおしゃれ!ジーンくんが15秒スポットを初めて作るシーンと、最後の魂の編集シーン、美少女戦士の変身シーンばりに魅力的だった!笑

たしかに映画は長ければいいってもん
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

美しすぎてずーっと気になっていたティモシー・シャラメ、初めて大スクリーンで満喫!美しくてかわいい…!

繰り返し何度も観るほど「チャーリーとチョコレート工場」が大好きだったから、同じ世界観でにんまり。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開当時かなり話題になってたけど観ていなくて、その後地上波初放送で録画したけど最初のWINTERでリタイアしてしまっていた作品。満を持して再チャレンジ。

ミュージカル映画だけど、それ以上に人間ドラマ
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミラベルだけ家族のなかで仲間はずれにされているみたいで、健気な姿を観ていてしんどい…
5歳のミラベルにギフトが与えられなかった理由も、家族の魔法の力がどうして消えたのかも、ミラベルの能力も、ブルーノの
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

多様性って昨今よく言われるけど、いまいちピンときてないわたし。世の中には「普通」ではないといわれるようなマイノリティな趣味嗜好があって、それはわたしたちの予想もしてないないようなものもあって(今回の水>>続きを読む

正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.5

爽やかな高校生のちょっとした日常。ちょっと気になっている相手とのバス停でのこんなやり取り、いいなあ。タイトルがまたいい。中条あやみ(どうしてもフルネーム呼び捨てしたくなる)はもちろんのこと、初めてちゃ>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.5

就活を通じて出会う5人の若者の話。就活って自分が何者かもわからないまま、わかったようなふりして上手に自己アピールすることで内定を勝ち取っていく世界だから、若者たちが焦って、苦しんで、もがく姿がリアル。>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

2分後の未来がわかるタイムテレビ。たった2分という、なんとも役に立ちにくそうな時間設定が絶妙!ものすごく練られた脚本、ワンカット長回しの撮影、すごすぎる…!わたしは藤子・F・不二雄先生のSF短編集がだ>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

4人組のマジシャンがショーと銘打ってマジックを駆使して完全犯罪を行うトリックもの。単純に4人組がかっこいい!ルパン三世みたいな、怪盗キッドみたいな、ちょっと正義の味方っぽくて。でも黒幕や秘密結社?など>>続きを読む

フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.0

時を超え、いろんな人たちが少しずつ影響しあって今に繋がる。伊坂幸太郎作品っぽさ全開!これどうやって締めくくるの?と思ってたけど、うまいことまとまるんだな~これが!

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.0

人前で話すことが苦手な男の子と、出っ歯がコンプレックスな女の子の話。ビビッドでカラフルな色味がかわいい。ストーリーはいまいち入り込めず。俳句を通して交流を深めるのはとてもすてき。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.0

子どもの純粋な心にほっこりできるお話。しかし登場する大人たちにイライラさせられる…これはお国柄や時代もあるかもしれないね。ラストのお花に救われる。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

決して結ばれることのない身分違いの切ない恋…白黒でも伝わる鮮やかな感情!
オードリー・ヘップバーンかわいすぎる、お顔はもちろんのこと、仕草とかウエストの細さとかまでかわいすぎてときめく。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

一人でも生きていけるけど、二人ならもっと楽しい。そんなタイムループものの素敵なストーリー。ストレートな下ネタもありつつ、楽しいラブコメだった。

怪物(2023年製作の映画)

4.5

怪物だーれだ。怪物とは誰か、なにか。考えさせられる作品。誰を主人公として見るかによって、ものごとの見え方が変わることをつくづく思い知らされる。偏った考え方やその押し付けも怪物のひとつか。

安藤サクラ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーで観賞。でも間違えたな、これはちゃんと映画館で観るべき映画だった。金曜ロードショー、初見でもカットしてるのが分かりまくり。ちゃんとノーカットで観たらスコアはさらに上がるでしょう(噂では>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

きっと好きな作品だろうなと予想はしてたけど、ここまで泣くとは思わなかった。愛が詰まった素敵な作品だった。複雑な家庭環境でも、愛されて育ってきたみぃたんは幸せだったね。みぃたん=優子の仕掛けやナレーショ>>続きを読む

ハルカの陶(2019年製作の映画)

3.0

主演の奈緒ちゃん、ふんわりした雰囲気もありつつ、芯の通った役もこなせる、今後どんどん大きくなりそうな女優さん。半分、青い。から好き。

「人は人と関わることでしか成長せん」
笹野高史さん、気のいいおじ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品を「よかったよ。大人ならみんなあるあると思える恋愛の話。大学時代ってそんなキラキラしたもんでもないんだよって、10代の若い子にも観て感じてほしい」と当時の彼氏が言うので、気になって視聴。たまた>>続きを読む

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.5

東都タワーが蜂の巣にされる話。警察を殺すこともできるはずなのに、狙撃でタイヤを撃ち抜いてパンクさせるに留める黒ずくめの組織(詰めが甘いというか優しいというか)。アイリッシュが魅力的!
群馬県警の山村ミ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

5.0

本作は、歴代のコナン映画でもナンバーワンの出来だと思う!ものすごく出来がよい。コナンくんと哀ちゃんという複雑で尊い関係性に踏み込み、ファンも納得の大正解を叩き出した。原作以上に原作っぽい。すごすぎて、>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

4.0

心に余裕があるときしか観られないダークなテーマの作品。暗くて重くてしんどい。キャッチコピーで謳っている通り、三度の衝撃。面白かったけど、やはり見返すのは気が進まない。みんな、愚か。

妻夫木聡と満島ひ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

上映終わる前に滑り込みで劇場で観賞!漫画原作を違和感無く2時間にまとめた、激アツな作品!原作未読で、何の予備知識も無しで観られたのも個人的には良かった。ジャズを耳で楽しめるのはもちろんのこと、無音を上>>続きを読む

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.0

キャストがボソボソ話してて会話が全然聞き取れないのに、急に大声出したり大きな音で音楽が鳴ったりしてびっくりする…みたいなことを何度も繰り返して、観ていて非常にストレスが溜まる。あと男子キャスト(業平く>>続きを読む

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

2.5

「男女の友情は存在するのか」をテーマに、レンタル友達との関係を描いた映画。
主演の徳永えりさんに惹かれて観賞。ただ、内容は「うーん…」という印象で特に刺さらず。初見の橋本淳さん、色気があって素敵。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

様々な人が群像劇形式に少しずつ影響し合って魅せる10年間。原作は読んでいないが、伊坂幸太郎作品っぽさをひしひしと感じる。

“出会い方なんてどうだっていい、後からあの時出会えたのが君で本当に良かったと
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

初めてのインド映画、異常に高い評価(星4.4)に惹かれて初観賞!190分という長尺のストーリーが濃厚すぎて、少年漫画50冊分をギュッと詰め込んだみたいな映画。激アツ!!!めっちゃ面白い!!!

ただ、
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

昔、大学の授業で観たはずなのに、全然覚えていなかった…家族のあり方を学ぶ授業だったかな?

裁判後、2回目のフレンチトーストを作るシーン。1回目とは比べ物にならないくらい、深まっている親子の愛情。もの
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

10年来の片思い相手の“イチ”と、会社の同期で自分を好いてくれる“ニ”の間で揺れ動くこじらせ女子のヨシカの物語。
ヨシカはこじらせが突き抜けてて痛々しくも見えるけど、ヨシカみたいな部分は、多かれ少なか
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.5

前半は何がなんだか…って感じで、よく分からんままに進むストーリー。後半のどんでん返しや伏線の回収で楽しめるが、前半の分からなさが少しもどかしい。若かりし濱田岳がかわいい。

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

気を抜いたら殺される箱に閉じ込められてしまった男女のパニックもの。極限状態で追い詰められた人間のとる行動は恐ろしい。終わり方も人間の愚かさと醜さ全開。目的や黒幕も明かされないままなのは、釈然としないよ>>続きを読む

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