グイドんさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

モンスターバース5作目。
4作目のゴジラvsコングは未見。

怪獣同士のバトルシーンが満載で、期待通りに楽しめた。
アメコミヒーローパロディ的なアクションが満載。
その中でも良かったのは怪獣同士だから
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

プライムで鑑賞。
目玉の親父に泣かされるとは、思わなかった。

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第2作。

1作目と3作目、テレビシリーズを今まで観ている。
1作目のリメイクの位置付け。

3作目とテレビシリーズを見ているが故、ストップモーションや死霊の派手さは、この2作目から踏襲される
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ミュータント・タートルズ(1990年製作の映画)

4.5

1990年の実写版。
タートルズのイメージはやっぱりコレ。
一作目は久しぶりに観たけど、
テンポ良く進んでいくのがとても良かった。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今年1本目の映画ながら、とても重いという評判の本作を鑑賞。

中東の宗教闘争の狭間で描かれる哀しい運命(オイディプス王の物語に着想を得ているのか?)。
主人公の母親が、絶望と同時にその自分の心に救済を
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(2023年製作の映画)

4.0

北野武監督最新作。

アウトレイジ以降の作風の中では特に好き。
バッサバッサ人の首が飛んでいく様は、ある意味期待通りで、行き過ぎた暴力の滑稽さ、馬鹿馬鹿しさを久しぶりに感じた。
涙や情、仁義すら微塵も
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ドラマシリーズ含めて正史は、全作を追ってきたけれど、指折りでエモさに欠ける作品だった。(MCUのシリーズ的に前作にあたるロキのシーズン2が凄まじかったため、そのギャップとも言えるけれど)
それは既視感
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

国産ゴジラの新作。山崎貴監督作。
ゴジラのデカさを感じる画作りと街破壊のアクションが、特に素晴らしかった。

戦後の人間ドラマがメイン大半を占め、
その内容も王道ながら、久しぶりに怪獣映画を劇場で観た
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ゴッド・ディーバ(2004年製作の映画)

4.0

エンキ・ビラル監督の2004年の作品。
公開から20年近く経った今から観ると実写とCGアニメが融合した映像に真新しさはなく、古びた印象を受ける。とはいえ、未来の世界観の設定や街の作り方などは今見ても古
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.3

今年、DVDが再発されるまで、視聴が困難だった一本。

社会との折り合いをつける事に抵抗しながらも悩み、拠り所を探す主人公と周辺の人間模様。身勝手に世の中を斜に構えて捉えていたら、四面楚歌のドツボにハ
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アルジャーノンに花束を(2006年製作の映画)

3.5

上映時間もあってか、知能という点に焦点が絞られていた。退行の過程もないため、人間性の回復や人間関係の修復なども印象としては薄かった。

クライマックスの学会での治験前のインタビュー映像の投射シーンに、
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.8

森達也監督の劇映画第一作。

森監督ならではの、多面的なキャラクター描写が流石なところで、善悪の二元論に断固として陥らせない姿勢が貫かれている。
事件そのものへの責任の追及ではなく、事態を生じさせ得る
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宮﨑駿版、不思議の国のアリス、あるいはオズの魔法使い。

裕福な家庭で育った少年が、実母を火事で亡くし、戦況の悪化から東京を離れ、実の母親似の継母(実母の妹)の実家に疎開する。
そこは実母が育った由緒
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンに限らず、幾度もリブートされ、ストーリーラインのお決まり事が周知になっているからこそ描ける、可能性に関する作品。
本作で完結せず、おそらく次作と併せて2部作になるのだろう。
他には類を見
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

4.7

公開当時は小学生で、母と同級生とで観に行った思い出の一本。

圧倒的に強くて、怖い脅威としてのゴジラ。登場する相手の怪獣は3体とも新解釈が与えられている。
ゴジラそのものが内包していた負の部分を強調し
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.3

黒沢清監督の1998年の作品。
やはり象徴的なモチーフの使い方(本作ではものではなく少女と、難解な公式による原理)と、表現主義的な舞台取りは本作でも顕在。
タイトルにある蛇とは、主役の一人香川照之演じ
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ウルトラマン 怪獣大決戦(1979年製作の映画)

3.0

前作の実相寺昭雄監督作に続いて、劇場用第三作である本作もテレビシリーズのエピソードを再編集したもの。

前作よりも特撮シーン多めな上、バルタン星人やレッドキングなどの人気怪獣も参戦ということで、いわゆ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

5.0

前作のウィークエンドブルースは何度も見返すくらい大好きなのに、本作は何故か機会を逸して10数年ぶりの久しぶりの鑑賞。

内田けんじ監督の作品は、その脚本の面白さがピカイチなのは広く知られているけれど、
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シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド(2023年製作の映画)

4.0

息子くんの初めての映画館体験として、妻と息子の3人で鑑賞した。

普段のテレビで見ているキャラ達がお馴染みの曲が流れるたびに0歳児ながら、集中して観ていた。

ただ息子にとっては40分と短い上映時間で
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.5

もう公開から25年以上も前になることに驚いた。
当時レンタルビデオで観て以来の鑑賞。

ナチスドイツのプロパガンダ映画のパロディという事だが、主人公のルックスから首尾一貫していて、
出てくるのはみんな
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実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン(1979年製作の映画)

3.5

実相寺昭雄監督作。
ウルトラマンには明るくないけど、予定調和では全くない、ストーリーと実相寺監督らしい、ドキッとする演出で楽しく鑑賞できた。

本編中の戦いで、スペシウム光線が出てこないことも新鮮(回
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ最終作。
今までのMCUの中で、もっともキレイに単独シリーズとしての三部作の幕を下ろすことができた作品になった。インフィニティサーガとか、マルチバースサーガとかに関係なく単体シリーズとして完走
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.2

同じような題材の「くちづけ」を思い出しながら観ていた。

劇中、何も解決は図られない。
グループホームの運営は並大抵に、一部が努力するか否かではない。その上、自閉症の方の個性も当然バラバラで、何をすれ
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子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

4.0

若山富三郎のシリーズ第2作

前作同様のバイオレンス。
炎に包まれる船や砂丘の最終決戦など、シチュエーションやくノ一軍団らの敵役らの面白さは前作以上。
見せ場優先で、ポンポン先に進んでいくおよそ80分
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子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年製作の映画)

4.3

若山富三郎の子連れ狼シリーズの一作目。

マカロニウエスタン的とも言えるようなスプラッター描写やアクションシーンの素早いカット割りがまさしく劇画的。
今の時代に観ると、確立された一つのスプラッターのフ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スリラーの体を取りつつも、ものすごく抽象的な意味での自己犠牲や聖人性、贖罪と惨たらしい自己保身の成れの果てが描かれる。

常に画角が引き気味で不安定で、不穏な緊張感が張り詰めた作品だった。
自分の父親
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