よさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

よ

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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.3

原作は最高だが、監督もいい。
原作を最大限に尊重しつつ、文字にはない愛嬌や臨場感を引き出してくれる。
原作を読んだ人なら誰しも、監督に比べて己の想像力がいかに貧困で、脳内で走り回るペンギンがいかに陳腐
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

映画というよりは長時間のコント。映像は陳腐でブレブレ、役者も何だか白々しくて、いかにも低予算の自主制作といったところ。だがこれに逆手を取られることとなる。

テレビ業界や映画業界への憧れと愛着がひしひ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

民族問題を扱ったサスペンス。しかし民族問題をあからさまに追及するのではなく、あくまでサスペンスとしての完成度を求めたところに好感を持てた。

保留地に住む先住民、彼らに敵視されながらも奮闘する白人女性
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.5

これでも許せるか?と試されているようなラストだった。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.4

IMAXありきの映画。
IMAX普及委員会が作ったにちがいない。
IMAX普及委員会の委員長は、スピルバーグ監督だ。映像美のセンスや近未来的な世界観を認められ、任命された。さらに優秀なカンパニーをもち
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.5

こんなに反吐が出るような、生々しい、後味の悪い映画を、なぜ観てしまったのかと悔やんだ。しかしその映画は実話だった。二度と観たくないが、観るべき映画、知るべき実話ではあった。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

とある批評家が本作をこう評したらしい。「giftedは2017年最高の映画ではない。しかし、私のお気に入りの一本である。」言い得て妙。

確かに精巧な映画ではない。演技力ありきのストーリーだし、ラスト
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

5.0

続編が出るごとに面白くなっていく映画は少ないそうです。

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

5.0

我が家で神格化されているので満点を付けます。続編も同様です。

GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

4.0

輸出しても成功しそうなアニメ映画。作画が映像のように綺麗で、近未来感となると映像の上を行く。不要なものが画面中に描かれないのもアニメならでは。CGも慣れると問題ない。監督や声優も粒揃いで、アニメ好きの>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

小説の風味が残った映画。語り口や寄り道が好ましい。

淡々としているが面白い。刑務所には色んな人間がいるし、派手なアクションは無いが必死さは伝わる。そして主人公が自ら変えていく環境の中で、変わらない意
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

2.8

美術館みたいな映画。構図がいちいち絵のように冴えている。内容も美術館らしく、分かる人にしか伝わらない。オススメはしない。

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

3.4

If you don't figure out this something, you'll just stay ordinary.
And It doesn't matter if it's a w
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

狂ってゆくバレリーナ。見え見えの狂気が白々しい。完璧主義で繊細な主人公を、始めは共感し応援こそすれ、中盤から過度な描写にお腹いっぱい。ナタリー・ポートマンに寄っかかっただけの作品。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

I see a great deal of myself in you.
You can see beyond what people want, and what they need…
and
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ロビイストが仕事をしているだけの映画。だが没入できる。アップテンポな会話、時系列の交錯、独特の言い回しなど、工夫と教養が随所に見られるからだ。そしてジェシカ・チャスティン演じる「ミス・スローン」が、一>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画というよりビックリ箱。序盤は良いが、ITが弱すぎて徐々に興醒めする。ガキを五人も取りこぼして返り討ちに遭うなど、警察以下である。前評判が高すぎた。