距離、言葉、タイミング…
全てはこの「間」。これらがどうしようもできない歯痒さに繋がっていく。
この期待、がね…解るかなー。
あっという間の3時間。外の風に吹かれながら頭を整理した。予習無しで臨んだが、後に残ったのは「感情と勘定」。但し主語はどうとでも取れてしまうのが監督のスゴいところ。これらのバランスが秀逸ゆえ答えは無限に>>続きを読む
こうして騙すのかー…と言うか、無かったことにできるあの性質がどう作られたか、理由を知りたい。ドラマ版には切なさもあったが、映画には無駄な情緒、感情は無し。振り切ったところが痛快であった。
25年後に観るとこんなに見え方も違うだなんて。見た目派手でも大柄でも…尊厳のある女性は健気で美しい。本作はシンデレラストーリーの代名詞とも言えるが、どう輝かせることができるか?という男の器の話でもある>>続きを読む
青春のbackside。TRIADすごいな。
一分、一秒を大切に生きているか、思わず自問自答した。全部ありがとう。
パラサイトに続く傑作…イ・ビョンホンがもはやプリンスではない所だろう。最もタイミングの悪い時期での公開に観るのを躊躇ったが、意識を見直す上では教訓となった。生きるも息絶えるも地獄となったら自分で立ち上>>続きを読む
役所広司カッコ良すぎた。選曲も好み。
平山は誰よりも今、この瞬間を生きているんじゃないかな。あんな生き方をしてみたい。
ベタ過ぎて笑った。千葉の海女→京都の本音→大阪府知事の母→和歌山の姫(笑)
濃すぎでしょう…全てがレベルクリア。
知らんけど(笑)
トットちゃんの愛と平和の原点はトモエ学園にあり。校長先生の器の広さに脱帽。泰明ちゃんは最後、何を呟いたのだろう?ありふれた現実のアニメ化なのだが涙なしには観られなかった。
評価はできないこと前提で。
率直にこれは映像公開すべきではない。
生で観て、聴くからこそ中島みゆきの表現力や生命力が沁みるものだから。
わかれうたとひとり上手で心が踊る自分も自分だが…
今の先進国なら当たり前のことも通用しない。もっと闇のスラム。しかも当日結婚相手を知る?併せて持参金だなんて。お金より仕事を下さい…か。そういう人に幸せが訪れることを祈るし、無駄な淘汰が無くなることを願>>続きを読む
自己肯定感とは…ありのままの自分を好きか否か?この自分ならイケそうな気がするか否か?鏡に映った自分に惚れるか否か?自分となら絶対幸せになれるよ、と他人を笑顔にできるか否か?…そこに焦点を当てているうち>>続きを読む
花子こそあげまん。この情熱って大事。30年前も言ってたんだ「変わらなきゃ」って。花子みたいな上司の元で働いたら面白いと思うな。やっぱ津川さんカッコいい。
いろんな意味で今では観られないキャスト。津川さんがカッコ良い。ビワコの法廷練習がツボ。本音か演技か…恐るべし女優・宮本信子。
ドスの利いた役者って居なくなったよなー。この社会風刺を思い切りエンターテイメントコメディに変えたのが三谷幸喜や宮藤官九郎なんだろう。
前作よりスケール大きめ。予言していたかのように日本の闇をリバイバル。根幹が変わらないことへの警告か、頭脳の進化への皮肉か…発想には目を見張るところがある。スゴいなー。
エンドクレジットまで面白かった。往年の名だたる役者の名演技。実際のガサ入れであそこまでやるかは別として、とにかく視点も発想も斬新すぎる。キャラ立ちも見事。
時代も変わり、反吐が出る価値観の中にずっと変わらない男の単純さと本能と煩悩。弱っちぃなー。
日本ならではなんだろうな。ありがちなガチガチ感とありがちな情事。ありがちなだけに引いた(笑)
単なるストーカーか純愛か、バスはバックするの?とか、ダンスの男が見え見えだろとか…要らないことを考えながら9割過ぎるのに最後はポロポロと涙。何だろう、この素朴さ…結局こちらを先に観てしまった。逆にリメ>>続きを読む
2回目。唯一「おっ!」はベット・ミドラーの歌声。いろんな母親像の一人。これを観てから数々の名作を観て欲しい、ということで…
予告とソン・ガンホ。バリバリのブラックコメディだと思っていたが、予想を遥かに超えていた。この私たちの小言などちっぽけなもの。拡大解釈するならば自分は罪の無い人間だ、とは勿論言い切れない。ただ理由はどう>>続きを読む
いろんな意味で汚すなよ…と思ってしまうが隊長の人柄は良い。良いだけに命が尊い。
岸井ゆきの一択。ケイコの世界は目の前に広がる現実のみ。会長には伝わってたんだな…
悟の言葉に思わずにやけてしまった。この男の最後の優しさだ、と解釈するならそれこそ決めつけだろう。何の気なしに交わされる会話。本当は全て選び、取り繕った言葉なのかもしれない。本音で生きて、相手の全てを解>>続きを読む
笑いのち涙。…私が娘で本当に良かった?私はお母さんを喜ばせることができた?幸せだった?…まだ生きている。それだけでありがたい存在。ならば現在形にしよう。作者の母へのリスペクトが生んだ作品。泣けたー。
思った通り、終始強烈な吐き気に襲われた。ヒトとそうでないモノの違い、認められる存在と頑張っても溢れ落ちる存在。心の声を言葉にしたくてもできないのは誰もが同じなのに。
「PLAN75」から磯村勇斗を追っ>>続きを読む
面白かった。ゆとりもZに「お前らはいいよなー」と見透かしたようにボヤく。Zはいまをイキる。超氷河期ですが何か?だ。ツールは変われどコンプラやLGBTQは何ら変わっていない。クドカンってこういう風刺をサ>>続きを読む
パレードとは賑やかなものなのだが、静かに緻密に流れていくのよね。そのギャップが東野圭吾の計算というか、才能だと思う。相対する人間像の描写はお見事。
ひとつの匂いでも伏線回収があれば「本当の楽しさを知った人」を表現できたのだけどな。
何があってもベースは子ども。偉いしある意味賢い。感情だけでは食べてはいけないことも、子どものベースである家族を大切にしたいこともよく分かっている。とても元気になれた。
彼女に無の覚悟を強いたのは、誰も責めることのできないやり場の無い現実と惨状。生の反対は死、ではなく諦めることなのかもしれない。瀧内公美だから成り立った作品だろうな。「もっと言いたいこと言っていいんだよ>>続きを読む