Shihoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

役所広司がただただ生活をするだけの2時間

日々は木漏れ日のようなもの
単調な毎日に思えても同じ一日はなく、刻々と変わりゆくもの

幸せの価値基準は人それぞれだけど、風に揺られる木々をぼーっと眺める時
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.2

西川美和監督の大ファンすぎるな〜

ドキッとするようなズキっとするようなセリフが散りばめられてて、展開もおもしろくて最後まで飽きない
何より人間性の炙り出し方が本当にうますぎる、、

あと博多弁もみん
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

飛行機で観て、最後のアクション以降のシーンがちょうど着陸らへんだったから4DXみたいな気分だった

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.5

西川美和監督のデビュー作!
人間の弱さ醜さ儚さの描き方とか、ちょっとサスペンスちっくなとことか、テーマに反して音楽とか会話がコメディタッチなとことか、余韻を残す終わり方とか、タイトルの付け方とか、キャ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

1946年創業の中洲大洋が3月末で取り壊しされちゃうってことで何か観たくて鑑賞
子供向け?ミュージカル映画!
音楽楽しいし、世界観かわいいし、シャラメかっこいいし、映画館で観たのは正解だった

ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

西川美和監督の映画全部好きだ、と思ってプロフィール調べてたらまさかの中高の先輩だ………となって映画の感想どころじゃない(贔屓目もあって?全作品スコア5.0つけてしまいそう)

この監督の作品は、嘘とか
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永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

めーっちゃくちゃいい…
俳優も映像も音楽もセリフも緩急も良すぎる全て

心のどこかで抱えてる後ろめたい気持ちを確信めいた言葉でぷつりと刺してきて、観終わった後もずっと心がざわざわする
正直うまく言語化
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.4

ワイスピのアイスブレイクの監督ってだけで見始めた
やはりその他類似作品には敵わないけど、後半の飛行機内でのアクションシーンは面白かった!

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.4

「泥棒猫のうえに猫泥棒じゃん」
声に出して読みたい日本語すぎる

エンドロール猫目線の歌詞なのいいな

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

閉鎖的な場所で生きてると、そこに根付いてる慣習とか文化に囚われて視野が狭くなるし、時にはその異常性に気が付けない
これは村に限らず、家庭、学校、会社どこにでも言えるから社会の縮図みたいな映画

田舎で
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

倫理観的には気持ち悪いと言われるような要素多め
ただ、歳を取れば取るほどいろんな不純な愛を知ることが増えていくから、純粋な愛を与えられることへの喜びがあるってところには共感

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.6

観終わった後にクリス・カイルについて調べざるを得なかった
戦場から戻っても、心は戻ってこない

普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

3.6

ユダヤ人のホロコーストの話だけど、ドイツ兵側の心理描写にフォーカスを当てていて、自分にも置き換えて顧みることの出来る普遍的な題材だった

戦時下という極限状態ではあるけど、集団時における人間の意思の脆
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.9

多分どの年代が見ても刺さる
自分の存在価値、人生の可能性、人間関係、トラウマetc生きてる上でぶち当たるであろう悩みや壁を、ウィルの周囲の人たちの言葉や態度が優しく包み込んでくれるカウンセリング映画

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.2

飛行機で観て、途中で寝てしまって、起きたら犯人が分かってた

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

映像がきれい〜
寝台列車旅してみたすぎる
今年中にサンライズ出雲・瀬戸に乗ってひとり旅すると決めている

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1

テーマについてすごく考えさせられる
心情の機微の描き方が繊細
自分ならどうすることができたんだろう

Gメン(2023年製作の映画)

3.4

ふつーにおもろいけど評価高すぎない?笑
吉岡里帆いいな

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

胸糞映画すぎる…長澤まさみじゃないと絶対観れてなかった……
親と子の共依存最終形態レベルマックス

こぼれる(2011年製作の映画)

3.0

30分のショートムービーにしては結構持ってかれる
終始いや〜な空気感
ビーフシチューからいちごのゴム出てきた時普通に鳥肌立った、怖

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

4.4

何かあったけど何もなかった人が一番記憶に残る、夜の街と音楽の魔力、そんなふたり

こういう質感の洋画だいすきー!
夜中にだらだらお酒飲みながら聴きたい

ほつれる(2023年製作の映画)

3.7

男女の”ほつれ”が静かに重々しく描かれてた
「向き合えないっていうのは怖いこと」

この監督の作品、わたし達はおとなもそうなんだけど、感情移入は出来ないのにすごく観入ってしまって終わったあとの疲労感が
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.9

これが実話……………
絶望しかない中で仲間を助け合い、讃え合い、時には詩や音楽を愉しみ、生きる希望を捨てない姿に感動する
救出される前に身なりを整えてるシーンはほっこりさえした
「物事の意味を与えられ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

社会で生きるというのは理不尽や不条理に耐え、時には自分の正義感を曲げてまでも周りに順応すること
三上が社会に順応していく様を祈るように観ていたけど、果たしてそれが正しいのか?と改めて問いかけられた
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.7

泣ける映画だと思ってなかった。5回泣いた。

俺は正しい世界でお笑いがしたいねん!
とお笑いにまっすぐに向き合うツチヤだけど、その人生は笑いとは程遠くつらくてしんどい
自分で生み出したネタを通して社会
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

思春期の子供と親の葛藤がディズニー&ピクサー風に描かれてる
13歳が13年前という事に驚き、、あれからもう倍も生きてるんか、、

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

“人は皆 何かを待ってる”

特に前半はくすくす笑える感じで楽しかった!後半は仲間が増えて感動ものがたり
実話ベースで、主人公のモデルはシャルル・ドゴール空港で18年過ごしたらしいすごい、、

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

今年初めての映画館映画
中村倫也と賀来賢人が声優してたのクレジットで知ってびっくりした、やっぱうまいな〜
エンドロール曲が星野源と安定の髭男なのもいい
ストーリー自体は本編観てたら番外編みたいな感じで
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

会話と雰囲気を愉しむ映画
音楽とか映像がおしゃれでかっこいい
わりと淡々と描かれてるから退屈してしまう節は正直あるけど、これが実話ってとこが痺れる…
いつかお店をやることがあればスクリーンで流したい映
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

感想:アウトローってそういうことか〜

可もなく不可もなくって感じ
海軍おじはイケてた

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

風刺きいてるブラックコメディSF
軽い気持ちで観れるけどそれにしては長い😂
アメリカ社会についてはあんまりよく分からないけど、すぐにミーム化されちゃったりするところが現代だなあ
ありそうでない、なさそ
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インフェルノ(2016年製作の映画)

4.5

2024年1作品目

ダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔に続く3部作シリーズと知りつつこれから観てしまったけど全然いけた!おもろい!
そこまで難解ではないけどドキドキハラハラで最後まで楽しめた〜◎
個人
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

もう何回も観てる大好きな映画で2023年を締めくくりたくて…!
今年はいろんな映画を観たけど結局これが私のバイブルのような気がしてきた
幸せと聞いて漠然と思い浮かべることをもっとちゃんと形にして、出来
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.5

かわいくて不気味
高校生の時好きだったな〜
2024年は原点回帰でこういう映画たくさん観るって決めてる!