kottanさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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タイムリーパーズ(2013年製作の映画)

1.0

人類滅亡が迫っているというのに緊迫感は皆無。9割セリフで状況説明、全編通してほぼ暗闇で何をやってるのか分からない。もはやB級映画というにもちょっと・・・。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

どう見たってお似合いで互いに好きなのが分かるのに、素直になれないばかりに長い間別々の道を行く二人がもどかしい。少し懐かしい感じのラブストーリーだが心はふわりと優しくなる。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

3.0

愛情も激情も執着も絶望も、二人は常に裸で向き合い貪り合う。愛するものとの繋がり、成就の証を求め続けるベティが哀れだった。重苦しいストーリーとは真逆のポップで明るい色使いが印象的。
面白いのだが、神経が
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ザ・バッグマン 闇を運ぶ男(2013年製作の映画)

2.3

バッグの中身は知らされず、ただ運べと指示される。
キャストは豪華だがキューザックもデ・ニーロも小物っぽく、レベッカ・ダ・コスタの存在が救い。

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

3.5

少女リリと幸せに暮らしていた雑種犬のハーゲン。人間の都合や理不尽で住む場所も食べ物もなく放り出される。
突然、恐怖と空腹とに晒され、命の危険に怯える日々が始まる。これは辛い。言葉が無いだけに全身から溢
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ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠(2015年製作の映画)

2.5

遣り手の弁護士で政界進出も視野に、賢く美しい妻と子供と一見何ひとつ手にしていないものはないように見える男・・・その実仕事も性生活も妻にイニシアティブを握られている。仕事の資料として目にした他人の性事情>>続きを読む

リメイニング(2014年製作の映画)

2.0

突然やってきた世界の終末?信じる者は天国へ?うーん ・・・ 色んな作品の寄せ鍋、いやごった煮というところだろうか。

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

4.5

まさに盛者必衰の理、おごれる者は久しからず。永遠と思ったものは砂上の楼閣で、野に下って初めて自分の大罪を思い知る。無知や独善、人間の残酷さや欲深さ、集団心理の怖さなどこれでもかと見せられる。
無邪気な
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.0

徹底した美学の塊。細部の細部まで拘り、追求している。思わせ振りに顔に付いたインクや鏡の小さなシミ。蝶や蛾など昆虫たち。思わずニヤついてしまった。
そう思って観ていると、女性の衣装も色や装飾など全て蝶を
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マスター・プラン(2014年製作の映画)

2.8

大切な相棒を殺され、復讐のために集めたスペシャリストたちと悪徳銀行のオーナーの悪事を暴くという勧善懲悪もの。
スウェーデン映画らしくコンパクトで分かりやすい。小規模のオーシャンズ11という感じ。

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

4.0

妻に浮気され離婚を迫られている40才のジャック。
34才彼氏なしのナンシー。
婚活、二人の会話、微妙な年齢ゆえのエピソードが楽しい。下ネタも軽やかに会話のスパイスになってる。スッキリ収まりそうだったラ
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リベンジ・ファイト(2014年製作の映画)

2.5

攻撃的なタイトルから想像した内容とは大きく違いとても静かな作品。
宗教色が強く、主人公の精神世界を支配しているからだろうか。
ボクサー2人が年齢こそ大きな開きがあるにも関わらず、生き方や背景が似すぎて
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

2.8

ゾンビ映画というよりラブコメという感じで、気軽に楽しむにはいいかも。デハンとライリーのやり取りがテンポ良く、いつもと違ってIQ低そうなM・ G ・ ギュブラーが観れる。

タミー Tammy(2014年製作の映画)

2.8

疲れた時はこれいい。女性が逞しくて弾けてて陽気でキレイになる作品は好き。S・サランドンが素敵すぎてたまらん。M・マッカーシー以上にタプタプした人が次々出てくるのもツボ。
マッカーシー本人と夫との共同脚
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私の、息子(2013年製作の映画)

3.5

仕事もお金も手にし、高慢で鼻持ちならず過保護な母親。そんな母親に依存し自立できない息子。観ていて本当にイライラする。子育ての難しさは元よりルーマニアの社会背景も垣間見え興味深い。

X-ミッション(2015年製作の映画)

3.0

地球のあらゆる場所、物、全てを使ってあらゆるスタントアクションをこれでもかと見せまくってくれるお得な作品。
ストーリーやミッションについては深く考えちゃいけない。ハートブルーは観てないから変な先入観も
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.0

確かにドラマを観て作品の予備知識があり、シャーロック・ホームズその人や周囲の人達についてある程度知らなければ楽しみは半減するかもしれない。
でも、初見者でも十分楽しめそうな親切な作りだし、この作品を楽
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.0

父親の意向で喪に服すべき7日間、ひとつ屋根の下で過ごすことになった家族。それぞれが秘密を抱え、互いに罵り合い、殴り合い、現実に涙しながら家族はひとつになっていく。コメディ要素は強いしキャストはかなり濃>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

火星にたった1人残され、死への恐怖や孤独と闘う男…どれだけ重々しい作品なのかと身構えながら鑑賞に臨んだのに、全くいい意味に裏切られた。
ワトニーは生存への執念に満ち溢れ、ユーモアを忘れない。
マット・
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

周囲を振り回し反論には耳を貸さず、独善的なジョブズに酷く不快感が募った。それでいて娘や友人に対して屈折した愛情表現を見せるのである。なんて複雑で面倒な人だろう。天才とは不可解である。

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.0

J・デップの役作りは完璧。視線や微かな表情の変化、次第に殺し方が執拗になっていくのも怖かった。ただFBIとの癒着に重きを置くのか、ジミーという『根っからの犯罪者』を描くのか。中途半端になってしまった印>>続きを読む

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