maroさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

IMAXにて。
3時間という上映時間をまったく感じさせない。クリストファー・ノーラン監督の作品らしかったです。
世界のあり方を変えてしまった核を取り扱いながらも公正に描かれているような気がする。ただ、
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バンクシー 抗うものたちのアート革命(2020年製作の映画)

3.4

バンクシーのドキュメンタリー。
比較的わかりやすいメッセージ性が受けたのかな。
パレスチナに壁に描いた作品が印象的。
グラフィティアートの歴史も含めて勉強になりました。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

思っていたよりもなかなかに猟奇的。
もう出だしからいってしまってる。
ただ、見てはいけないものを見てる感覚なのか妙に惹きつけられるところがある。
パルム・ドールの奥深さを感じました。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.4

設定が面白く引き込まれる。説明が最小限なのも結構好き。
今後どうなるのかというところで終わるのもまたありなのかな。

小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.4

自宅でのんびりと鑑賞するのに良い作品。
中村鴈治郎が「浮草」と同様に奔放な父親役で。
小津監督の作品はとくに大きな事件が起きるわけではないけど、日常の生活を描いているだけなんだけど、ずっと見てられるの
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麥秋 4Kデジタル修復版(1951年製作の映画)

3.3

4K修復版にて。
紀子3部作をようやくコンプリート。
時代を感じるけど、当時の時代背景を踏まえると違和感はないのかな。
小津監督の作品は似たような家族構成なのであとでわからなくなりそう。
杉村春子が若
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.0

お祭り作品。テレビシリーズはかなり前にみたのであんまり覚えておらず。
ストーリーはこれはこれで、ただ、色んな意味での愛が伝わってくる。
ラストの展開は、石破ラブラブ天驚拳かと。

宗方姉妹(1950年製作の映画)

3.3

田中絹代と高峰秀子の対照的なキャラクターがうまくメロドラマの形にハマってる。
高峰秀子の出演作をみるのは始めて。

晩春 4Kデジタル修復版(1949年製作の映画)

3.5

4Kデジタル修復版にて。
昭和の価値観の正しさはさておき、父娘それぞれが相手を思う気持ちが伝わってくる。
小津作品は当時の雰囲気、背景を理解したうえでみないと良さがなかなかわからいかも。

お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

3.4

デジタル修復版にて。
小津監督の昭和ドラマを堪能しました。皮肉もきいていてありかな。
ラスとは爽やかに終わる。弟役が可愛い。

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.3

こっちの理解不足だとは思うけど、向こうの笑いは正直良くわからない。
ただ、ジム・キャリーの熱演は伝わってくる。
普通と違うから笑えるんだけど、違いすぎると笑えないし叩かれる。その距離感が時代や地域によ
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日本沈没(1973年製作の映画)

3.3

原作既読。ただ相当前なので面白かったことぐらいしか覚えておらず。
映画は盛り上がりも少なく淡々と進むので、やや中だるみしてる印象。特撮が目玉なのかな。
筒井康隆の「日本以外全部沈没」は結構好きだった。

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.3

唐突に終わるので驚く。
善人でもあり悪人でもある登場人物たちたちが憎めない。
原作もちゃんと読んでみたいところ。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.5

気楽に楽しめるところがあり。エンタメはやはりこうでないと。
吹替版もありだったけど、字幕も見たかったかな。台詞と歌どちらのシーンもあるし、配役はなかなか難しいところ。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.4

原作既読。仕方ないけど原作よりはやや駆け足な印象。その分重さが強調されるかな。
ラストの展開は原作同様に秀逸。

決断の3時10分(1957年製作の映画)

3.4

リメイク版は以前に鑑賞。
リメイク系は先に見た作品のほうが良いと思ってしまうけど本作もそれに漏れず。
奥さんが昔の西部劇に出てくる典型的な女性像でちょっとあわず。
ラストはリメイク版と違うけどこれもま
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瀬戸内少年野球団(1984年製作の映画)

3.4

思ったよりも野球ではなかった。
『少年時代』と同じ雰囲気を感じたけど監督が同じ人でした。
夏目雅子の美しさが印象に残る。渡辺謙も流石の存在感。
米軍との野球での犬のシーンは結構好き。
あと、イン・ザ・
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.2

これが、いちご白書をもう一度のもとネタかと思うと興味深い。
ドキュメンタリーをみてるような感覚。
正しさを主張するための手段とはを考えさせられる。

恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.4

マリリン・モンローによるベタな展開のロマンチックコメディ。
あまりひねりもない分、かえって気楽に楽しめる。
設定は結構好き。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

IMAXで鑑賞。
素直に楽しめる。マシュー・ボーン監督がやりたいことをやりたい放題やってる感あり。
なんやかんやサム・ロックウェルがいい雰囲気。
「ロング・キス・グッドナイト」の設定や「フォーカス」で
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.4

原作既読。原作はどちらかというと死生観におも気が置かれていたような気がするんだけど、かなり前に読んだのでどうだったか。
結構ベタなストーリー展開。
本木雅弘と広末涼子が美男美女すぎて現実味がやや薄いか
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.4

大統領との関係が中心のストーリーなのかなと思ったけど、公民権運動の歴史がメインだった印象。
個人的に、フォレスト・ウィテカーといえば「クライング・ゲーム」。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

自分探しがテーマの作品は多々あるけど、なかなかに斬新な自分探し。ある意味本当に探してるわけだけど。
よくわからない時代感も相まって不思議と見てられます。
映画館で集中して鑑賞して良かったなと。
エマ・
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

思ったよりも面白い。
役所広司、無口なのに感情が伝わってくる演技が流石でした。
映画館で鑑賞できて良かったです。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.6

午後ロー録画にて。
荒唐無稽なストーリーはともかくエンタメに全力で振り切ってる姿勢は好き。
助けに戻ったSEALDsのリーダーがなかなかに渋い。
そして、ジェラルド・バトラー。ついに、アメリカのみなら
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遠い太鼓(1951年製作の映画)

3.1

ジャングルでの西部劇ということで斬新。
展開があまりささらず、なかなか集中してみるのが辛かった。
ジャンルはコメディなのかな。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.9

名作。最後までだれない。
ジャン・ギャバンとアラン・ドロンのコンビがいい感じてした。
ラストのプールのシーンはかなりあり。余韻に浸れるところもいい。
有名なテーマ曲を聞くだけでも鑑賞した価値があり、楽
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

監視社会が進みすぎてなかなかに気持ち悪い設定。何ごとも程度問題だけど。
ネットワーク参加者が浅はかすぎてしんどい。
昔、星新一のショート・ショートで似たような話をみた記憶がある。
トム・ハンクス、エマ
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.5

なかなかに波乱万丈な人生。良くも悪くも信念を貫くところが素晴らしい。才能がある人だったんだなと。
ジョン・グッドマンがなかなかに男気がある役で登場。あと、カーク・ダグラスがええ奴。
劇中のセリフ「無知
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

原作既読。換骨奪胎してメインストーリーだけを映像化している印象。
湿地帯の映像はきれい。
ラストの一瞬にかけてるところは原作と一緒かな。

フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-(2023年製作の映画)

3.5

オランダでのフェルメール展を映画にて。
2018年の上野の森美術館にて実際に鑑賞した絵も多く興味深かったです。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.6

雰囲気を楽しむジム・ジャームッシュ監督らしい作品。なんとなくダラダラと見てられるところが結構な好き。
関係ないけど、アイスクリームを連呼するシーンは米澤穂信の「古典部シリーズ」の1つのエピソードのネタ
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.0

原作既読。
流石の名作。昔の映画人たちの凄みを感じる。
俳優陣の厚みもまたすごい。
CGやドローンのないなかの撮影もかなり厳しかったのではないか。
「天は我々を見放した」は日本映画史に残る名セリフ。

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.0

2度目。原作既読。
原作が好きなのでやや物足りなかった。
実写化には向いている作品とそうでない作品があるのかな。
これはこれで。

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.7

2度目。午後ロー録画にて。
当時はそんなに印象に残らなかったけど、改めてみると面白い。気楽に笑って楽しめる作品だなと。
第四の壁を突破してハルク・ホーガンが出てくるシーンとか小ネタも満載で好き。
遺伝
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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.4

午後ロー録画にて。
マイケル・J・フォックスも含め、90年代初頭の懐かしい雰囲気満載の作品。安直なストーリーも含めて嫌いではない。
若いときのウディ・ハレルソンが恋仇役で。
主題歌の「The One
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