4nobuさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.0

イジメがテーマになっていながら爽やかな感動があり期待以上の出来だった。
だったんだがビッグ・ジーの視点でこの物語を感じたかった。
あれだけの嫌がらせや差別を受けながら卑屈にならず努力を怠らない彼はこの
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

2.5

是枝作品ということで少し構えていたが以外にもコメディタッチで笑いあり涙ありだった。
ただ反面肩透かしを感じなくもないかな?良多がなりたかった大人になるために少し前進したのか、それとも幸福を手に入れるた
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.5

新海誠作品を知ったのは恐らく多くの人達と同じ様に「君の名は」からでそれ以降は新作が出る度に劇場で観ていたがどうしても好きになれないでいた。
ヒット作以前の作品を、と思い「言の葉の庭」を見るが今度は嫌悪
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.5

「この世で最も黒い絵」を巡る冒険。
テーマはとても惹かれる物があり久しぶりに劇場ヘ足を運んだ。
原作ありきだから仕方がないが、せっかくルーヴル美術館まで行ったのだからもっとパリのシーンを増やし全てルー
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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

2.5

イライジャ・ウッドみたいにキラキラした目してるな〜と思ったら本人でした。
前半と後半で雰囲気がガラリと変わる不思議な作品。
後半は後半でグロ要素もありコメディ部分も楽しいが単純といえば単純すぎてひねり
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マネー・ピット(1986年製作の映画)

2.5

子供の頃に見た記憶では終盤にミサイルで家が大破するんだと思っていたが勘違いだったみたい。
シェリーロングはものすごく美人ていうわけでもないけど可愛かったですね。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.0

大人と子供の対比とか、許す許さないとか、人間ドラマに終止するとか、副題のダサさとか、描いて欲しいとこはそこじゃないんですよ。
役者の演技そこまで悪く無いんじゃないかなと思ったが杏と少年で台無しで日本映
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アオラレ(2020年製作の映画)

2.0

ラッセル・クロウは適役だと思う。
ここ最近の彼の風貌は歳を重ねるごとに人相が悪くなってきていてここまでの極悪人を違和感なく演じている。
なんなら「悪魔を見た」のチェ・ミンシクみたくもっと汚らしくなって
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.0

シリーズ重ねるごとに新鮮味が無くなり退屈に感じるのはどの作品でも同じ事だから仕方がないが、この3作目は脚本に纏まりがなく内容がよく解らなくなっている。
恐らくストーリーはシンプルなんだろうけども登場人
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.0

面白かったが結局佐々木とは何だったのか、卒業後もろくな仕事にも着かずあのゴミ屋敷でくすぶってたのかと思うとやるせない。
只々友人たちの良い思い出、踏み台でしかなかったんかな?もっと幸せになってほしかっ
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チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

1.5

ソダーバーグの作品にしては予算低かったのか革命をテーマにしている割には盛り上がりに欠けた。
この手の戦争ものは銃撃戦があるから退屈はしないんだろうけど、その戦闘シーンも描き方が弱く壁を打ち抜いていくシ
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

4.0

予想外にキャストも豪華で素直に楽しめました。
最初に作った拙い詩をちゃんと次回には昇華させているのが好きで魅力的に演じる役者さんの力ってスゲーなと感じた。
武田玲奈さんの詩が自分の気持ちを吐露してるだ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

1.0

主人公が狂人だから話の筋は何とでもなる。なのでストーリーはないに等しい、正しいのはラストの結果だけでそこだけは真実なんだろう。
灯台の謎が唯一のミステリーだけれど肝心な部分は映されていないこれはもう放
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.0

意図的に徹底して男性を愚かで馬鹿な人種として描いてるけれどちょっと違和感を感じた。
実際には賢くしたたかでクレーバーなんだろうと思う。だからこそ上手く立ち回り社会的地位を得て幸福でいた。
アルのした事
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青の炎(2003年製作の映画)

2.0

主人公の当人もそうだけれどそれに関わる人物達が間違いを犯してるような印象。
1番大事であろう子供達に重要な事を話さない母親。
これまで迷惑をかけたのに死が迫っている事を理由に人の優しさに甘んじている父
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朝が来る(2020年製作の映画)

2.0

正直見なきゃよかったと思える位に辛いだけの作品でした。
まぁ中学生での妊娠の行きつく先はしょうが無いけれどこれが現実かなと予想はするけれど。そのしょうが無い現実をわざわざ映像作品として見たいかと言われ
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

4.0

UFOそのものが乗り物ではなく生命体と言うのはその後にはあっただろうけれども当時は新鮮なアイデアだったんだろうと思う。
そしてそれが侵略者ではなくてとても可愛らしい優しさ溢れる生き物なのでとてもホッコ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.5

この独特の雰囲気、不快感は唯一無二ですね。最後まで馴染めなかった。
登場人物が揃いも揃って変人ばかりで傲慢なひげの父親が頼もしく思えるから不思議、まぁ特にストーリーには関わってこないけれど。
特に悪人
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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

登場人物たちのその時々によってコロコロ変化する感情が一見不可解に見えるがとても人間らしくて、いま自分が日々生きていく人間関係を思うととてもリアリティがあった。
自分の感情でさえもその日その時々によって
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

2.0

まさに90sに青春を過ごした自分にはこの雰囲気が堪らなく刺さったが、何を伝えたかったのか良く理解できなかったので点数低め。
皆さんも高評価の大部分が当時の記憶に刺さったかどうかが大きく締めてる印象。
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ファウスト(1994年製作の映画)

2.5

チェコの町並みや文化、風習、雰囲気ってこんな感じなんかな?ちょっと自分には合わなかった。
だがその違和をあえて楽しむ感じも良かったりした。あの等身大の操り人形もキモくて良かった。しつこい位に行ったり来
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KOTOKO(2011年製作の映画)

4.0

素のcoccoの危うさをそのままKOTOKOという役に投影させたのではと思うほど彼女以外では表現出来なかった作品だと思う。
あまりの狂人っぷりに観ていてしんどくなるほどで歌手としての本領が発揮される歌
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

2.0

何だかこの感じの青春は日本人とは少しズレた感覚じゃないかなと思ってしまった。
気恥ずかしさで観ていられないと言うことも無かったし双子とあわよくば3Pでもと、夜に車走らせる大学生の兄貴は気持ち悪さを覚え
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道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

3.5

最初はどうしょうもないC級映画観てしまったなと後悔から入りました。出演しているティーン達も皆イマイチで感情移入出来ないけれど殺害シーンで盛り返してくれました。
ただただ残酷グロいんではなくてピエロなら
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カフカ「変身」(2019年製作の映画)

2.5

原作は未読だけれども作者の代表作と言うことで名前はよく目にする。
もっと小難しい内容だと想像していたがこれを観る限り喜劇かなんかと勘違いしてしまうほど悲惨を通り越して笑ってしまう。
なんで虫になんか変
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

メジャーな映画しか観ない人達にとっては主演の人物がデスペラードやゾロでの印象が強いあのアントニオ・バンデラスだとは気が付かないであろう。
個人的には若い頃のギラギラしたラテン系色男よりはこちらの方が渋
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.0

10年程前に鑑賞済みだが恐ろしいほど内容を忘れていたがストーリーは難解ながらも抜群に面白いという感覚だけが残っていたので再観。
それぞれ皆謎めいていて良い演技だがストーリーの中心である姉スミがとても良
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

4.0

主人公である男の半生を春夏秋冬を通して描かれる物語。
難解かと言われればそうだろうが決してつまらなくはならない映像美、ロケーションの素晴らしさ。
テーマが成長を通して見る死生観を扱っているだけにどこか
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

「シン」シリーズとも言えなくないのにスケールダウンしてるのがあからさまに見て取れるのは残念。
主人公(斎藤工演じる主人公は早々に死亡してるんだけど)を含めカトクタイのメンバーに誰ひとりに感情移入出来な
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.5

なんやのこれ。
自ら事故物件に住んで心霊現象を体験するという企画は面白いと思ったが、数々の恐怖演出が全く怖くない。中田秀夫監督ってこんなに下手くそだったっけ?
車の事故シーンもいい加減見飽きたぞ、最初
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炎の大捜査線(1991年製作の映画)

4.0

なんか久しぶりに面白い作品を観た気がする。中高生時代の映画初心者の頃に帰った気分でした。
何だか視点があちこちに飛んでますけど上手いこと話が落ち着きます。
最後のエンドクレジットでのNGシーンで満足の
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

1.5

何だかみんな演技がぎこちない、当日にシチュエーションとざっくりとした台本を与えてアドリブで撮影した感じ。
この短尺をテンポよく見せるのはコメディに寄せたほうが良いのだろうけど、そのコメディ部分が面白く
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

2.5

これだけ人種差別を受けているのに卑屈にならず、奇跡的に親切な人達に助けられ努力が実っていく。ちょっといい話にまとまり過ぎな感は否めない。
この主人公の最大の強みは音楽を自分の活力に変えたある意味勘違い
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.0

心が病んでた主人公が共感できる人々と出会い本当の自分の生き方を見つけ出すというよくありがちなストーリーなんだけどそのプロセスがとても薄い。
もっと強烈な体験が無ければ主人公にも見てる側にも変化が訪れな
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

1.5

これを製作する意図がよく判らない、よって観る側も同様にならざるを得ない。
演技力が並外れて高いから違和感が無く初見は斬新な作り方だと思ったが次第に飽きてくる。
これだけ尖った作品なのだから最後はとんで
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.0

あのシャイニングの続編と言うことで期待して見出したが何だかモヤモヤしたまま見続けてました。
あの謎の集団は本当に普通の人達みたいで特殊な能力は何も無いんですね。銃撃戦始まった辺りでおかしくなってきて挙
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