4nobuさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

最後までワンシチュエーションなのが勿体無かったな。意気揚々とプールに向かっていったけど結果は一緒、何か具体的な策はあったのかな?ただもう1つ何か要素を付け足して さえない幼なじみのポールの視点を加えて>>続きを読む

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ギレルモ·デル·トロが製作に関わっているとあって物語の構造がパンズラビリンスと似ていてエンディングをどちらにも捉えられるよう視聴者に委ねている。ただこちらはいささか感情に走りがちな母親に全ての非があり>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

険悪な両親や俗欲にまみれた社会の在り方、又その場に存在しうる自己に矛盾や不満を感じあらゆるしがらみから大学卒業を期にドロップアウトを図る。多くの人は社会に出る事で折り合いをつけて生きていくのに彼にはそ>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

色んな要素がてんこ盛りの映画だけどあまり頭を堅くしないでその場その場を楽しんで欲しい かといってぼんやりしてると怒濤の展開に置いてけぼりにされてしまうのでポイントは押さえておきたい 笑いと緊張のバラン>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

2.0

思ってたんと違う。続編ありきの為の序章を作りたかったんだろうけど 8割方無駄遣い。ラストの部分を重要視するのではなくむしろ映画全体を占める前半のサスペンスパートに意味を持たせた上で最後に繋げて欲しい。>>続きを読む

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

自分にとってホラーの価値観が変わった衝撃的な1本。サムニールの存在あってこその作品で、彼のちょっと鼻にかかる自己主義な役が最後には全てが覆される。ラストのスクリーンから投げ掛けられる「これは現実だ!」>>続きを読む

赤い靴(1948年製作の映画)

4.0

バレエダンサーやその演目の赤い靴というのは只の設定でしかなく、今よりもまだまだ「女性が自分の生き方を選べなかった時代」その不遇の環境を表している作品。バレエダンサーとしての自分と善き妻であろうとする自>>続きを読む

トランス(2013年製作の映画)

2.5

二転三転とスピーディーに展開するストーリーはなかなか楽しかったけれどさすがに後半はご都合主義でそこまで上手くいくかな?と思った。あれほどまでに離れたかった人物なのに1枚の絵を手に入れる為にまた再開する>>続きを読む

危険なメソッド(2011年製作の映画)

1.5

内容が難しすぎたし焦点がフロイトとユングとの確執にあてたいのか患者との愛憎劇にあてたいのか良く判らずまとまりが無かった感じでもう少し判りやすくして欲しかった。それにしてもマイケルファスベンダーはどの作>>続きを読む

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

続編としてよく完成されていてあちらが前編でこちらが後編の2部作としての鑑賞をオススメです。魔道士誕生の謎も描かれているし今回は強力な敵もいてこれが恐ろしく禍々しい!あの魔道士達も瞬殺(そもそも強かった>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作読んでからの映画鑑賞でどちらも同じ様な感想です。好きなのか嫌いなのか自分では判断出来ないのは初めて。意図的なんだけど明かに加害者側が美しく描かれ、それによって人生狂わされた被害者側が歪んでいる様に>>続きを読む

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

2.5

サスペリア1作目とはほぼ無関係とゆう事に終盤まで気が付かなかった。調べた結果、無知は恥だと思い知らされた。色々手を尽くして調べてるが犯人を追い詰めてる感じがしなくテンポが悪い、けど殺人シーンは中々痛々>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

2.0

劇場で観たので鑑賞中は楽しめたんだけど見終わった後に余り余韻は残らなかったかな。脱出ポットがコンバーチブルは面白かったと思う。登場人物の全てが優秀で正直な人々だから悪い気分はしなかったけど何だかハッピ>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.5

コロンバイン高校銃撃事件をモチーフにした、というか事件の顛末をそのものを目撃、体験してしまった感じがする。特に物語などはなく淡々と描きながら、あの時校舎に残った者と残らなかった者とで生死を分けた事でさ>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

臆病な友人の背中を彼なりの言葉で押してあげるベン・アフレックがとても良い。ラストに朝友人を迎えに行くシーンでの嬉しさと寂しさが入り交じった表情がとても印象的でした。

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イギリス製ホラーと言うこともありグロテスクながらも何故か品がある雰囲気。魔道士達のビジュアルも妖しく恐怖を感じるが知的さ漂う美しさがある。本当に怖いのはおじのフランクで皮膚の無い体に服を着ているのがと>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

オリジナルとの比較は無しで観た。ちゃんと真面目にゾンビ映画を作ってる印象でベタなお約束もしっかりあるし、ふざけてる場面も有り。バンをカスタムして装甲車作る所もテンション上がって良い。けどこの車内の惨劇>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.5

内容は難解で何回観てもサッパリ判らないけどこの悪夢の様な世界に引き込まれてしまう。いつも思うけれど映画は独りじゃ作れない。表も裏もスタッフが必要だ。けど何人の人間がこの作品を理解して製作したんだろうと>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体は何だかんだで一昔前にあったサスペンスかな、ちょっと使い古された感があって終盤まで良かったので残念。この期待度を牽引してたのが精巧に作られたオートマタと言うからくり人形の存在、もしかして>>続きを読む

CUT(2011年製作の映画)

4.0

西島秀俊はあまり好きな俳優ではないけれどこの作品は好き。
亡くなった兄とその周囲との人間関係を極力説明せずに雰囲気から汲んでいける作りも煩わしくなくていいと思った。
見所は「金の為に死ねない、映画の為
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時をかける少女(1983年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかく写るもの全てが青くて観ているこちらが恥ずかしくなる位だった。鑑賞中に眠たくなりつつも「まぁ、昔の日本映画こんなもんかな」と思ったが後半に考えが一転した。これが大林宣彦の映像マジックなんだ!幼馴>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

『無駄な展開は必要?』

結婚式を数日後に控えた友人を祝う為に出掛けた旅行ではめを外し過ぎて新郎が行方不明、ドラッグもやってて記憶が無いが僅かな手がかりを辿りながら新郎を時間内に探せ。と言う設定が面白
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『母の無償の愛』

何をしても上手く行かない母と障害のあるその息子、人と上手く話せなくなった女教師が激しくぶつかり合いながらも共に生きていく。終盤に母が「希望」を語るけど理想だけじゃなく具体的に何か形
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メイフィールドの怪人たち(1989年製作の映画)

4.5

『メイフィールドの怪人“たち„』

グレムリンで有名なジョー・ダンテの佳作。トムハンクス主演作品の中では知名度低いけど一番好き。さえないけど真面目な男演じるトムハンクスが近所の暇をもて余す住人達にそそ
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.5

『変態映画』

とにかくアントニオバンデラスが変態、知性があり静かに狂っているからなんとなく違和感なく受け入れてしまうけれど、ふと冷静になってみると「あぁこの人救いようなく狂ってる」と思った。
奥さん
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『デニスポッパーの息子とミア・ワシコウスカが美しい』

とにかくまぁ加瀬亮の幽霊が出たり面倒見てくれてる叔母と色々あったりするんだけどラストが素晴らしく良いです。
ミア・ワシコウスカ演じる女性は不知の
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『控え目なGOKUDO達』
 前作のマンション内部で繰り広げられるワンシチュエーションサバイバルとは売って代わり、刑務所や街中でのバトル、カーアクション有りと全てにおいてスケールアップしているので全編
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