前情報なしで観ていたら終盤の展開にびっくりした。性被害者のその後というシリアスなテーマを、こういう物語に作り上げる感性とスタンス、すばらしい。
ロマンスに落とし込まないところも、
しょうもないお兄さんがいつも妙におしゃれなところも、
「ブレイキング・バッド」のガスだった人がガスっぽく出てくるところも、
バカでかわいいジミーも、
全部面白かった>>続きを読む
ブレイキング・バッドの大ボスヘクターがここでも大ボス。ほぼ同じキャラクターだけどそこが良い!すべての登場人物がチャーミングだった。ビッグ・モーのファッションかっこよかったな。
このレビューはネタバレを含みます
そもそもは善人なのに運命のせいでどんどんのっぴきならなくなって悪人になっていくって、まんまブレイキング・バッドで、ブライアン・クランストンさすがのハマり役(渥美清みたいになりつつあるのか)。
息子愛が>>続きを読む
展開が遅い…。人間模様を描き込みすぎてて、それ自体はいろいろあって面白いのだが、「宇宙戦争どこいった」感。
白人による黒人の搾取。そのオトシマエ。
あるいは
憧れのアメリカに渡ったガイアナの少年たちが陥った悪夢(陥るの早すぎ)。
ガイアナのファミリーのNo.2のおじさんに、石橋貴明みがあった。
ちょっとコンパクトにまとめすぎのような。
誰だっけこの人誰だっけ! この笑顔見覚えある!と思ってた人、ジュラシック・パークの人だった。(サム・ニール)
「かっこいいと思えることは全部やってみました」みたいなやり切った感がけっこう好きだ!
最後にバタバタっと強引に解決するのはネトフリのドラマの宿命なのか…
強く抱きしめているつもりでも子供はするっと親の腕を抜け出してやりたいことをやるわけだね。
スキンヘッドのおじさんの暴力性の根拠がよ>>続きを読む
怪しい人と怪しいエピソードが矢継ぎ早に出てきて、逆にダレる感じ。
原作は読み応えがあるのだろうが、このドラマの尺には合ってなかったような。
義母と「お子様」と呼ばれてる刑事がいい味。
主人公をあくまで善人に描こうとしたために話がぼんやりしちゃったような。野心家というよりただ流されていく女に見えた。最後の車のシーンは号泣しないでガッツポーズくらいさせないと!
しかしスジの美しさと、真>>続きを読む
もはやたいしてめずらしくもない仕掛けではあるものの、主人公の男ともう一人の精神科医との二本立てで進行していくところなど、面白かった。現実部分でも、娘の部屋の異様な子供っぽさとか、ときどき「ん?」と思わ>>続きを読む
クリスの結末に納得はいっても、裁判の結末がちょっと?だった。スウェーデンの司法的にああいうのはアリなのか。たとえばクリスの親族は、あの結果で納得するんだろうか。で、クリスの親族、出てこないんだよね。
ポーの博覧会。映像美と図式的な作り。グリーナウェイの「数に溺れて」を思い出した。ファッションも素敵だった。
ジュリアナが出てくるたびにイラッとしていた。誰かに似てると考えたら、ウォーキングデッドのリックだった。意味もなくえらそうな、説教がましい正義の人。きらいなんだよそういうタイプ。
面白かったのはジョン・>>続きを読む
閉ざされた部屋で育った姉弟は「籠の中の乙女」風味。あれだけ歪に育てられているのに、そこがこのドラマの肝であるはずなのに、最終話であっさり正常に戻りすぎ。あと5話くらい足して丁寧に作ってほしかった。
主人公の「私は絶対悪くない!」って本人が心底信じ込んでるみたいなところが強烈で面白かったな。実話ベースとのことで、こういう人間っているんだろうなとも思った。現在と過去を行き来する作りも効いてた。
「ヒッピーたちはアジアでの体験を土産物みたいに持って帰るだけ」的なアランのセリフに、彼の出自へのコンプレックスがあらわれされていた。
アランを愛し続けようとしたマリーの悲しさ。
70年代の空気、ファッ>>続きを読む
悲惨すぎて笑えてくるようなとこは韓国ドラマの醍醐味。
でもルッキズムをテーマとするなら、マスクガールは整形しないで生きていってほしかった。内容的にも最初の2話がそれ以降より面白かったな。
「テルマ&ルイーズ」へのオマージュは当然あるのだろうが、時代的に2人は「生きていく」のだろうな。好きなドラマだった。
ストーリーにはいろいろ文句つけたいけど、映像がよかった。もっと簡単に言うと主役のおじさんがよかった。
このレビューはネタバレを含みます
自分のためじゃなくて仲良し3人組のためにやったってところが切なかった。
金髪の女の子の可愛いさと男運の悪さ。
人種差別主義者の女の扱いはあのラストシーンで良かったんだろうか…
コンパクトな「24」ですな。殺し屋の女の子が切なかったなあ。相棒の天然っぽい造形も秀逸。あの2人のスピンオフ作ってほしい。
めちゃくちゃ面白かった。出てくる人たち全員ヘン。主役の二人だけじゃなくて彼ら全員の人生(のままならなさ)が透けて見える脚本がサイコー。
「同じ場所にいてほしかったんだ」って弟に告白するダニー、泣けた。
スティーブン・キングは老いたと思う。同じモチーフの使い回し感。ドラマの、徹頭徹尾くらーい雰囲気は良かった
主人公の行動のふりきれ方が面白くて飽きずに観てたけど、人として、え?この終わり方でいいの?と思いました…
出てくる人が全員ヘン、ってとこが面白かった。唯一ヘンなところがなかった息子の存在感の薄さよ。
けっこう好き。女性の描きかたにアルモドバルみがある気がする。
自分のコピーが現れたときにそのこと自体よりそのコピーとどう付き合うかのほうが重要な問題になる、というのは不自然すぎるだろう。あと字幕の翻訳が下手すぎた。