しるびーさんの映画レビュー・感想・評価

しるびー

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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

今年32本目。「関心領域」鑑賞つながりで、
ホロコーストを描いた映画を見る。
ユダヤ人ゲットーの悲惨さがよく描きこまれている。爆撃音と崩れ落ちた建物、人間の生活、命が非情に奪われていくさまは、ウクライ
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.2

今年32本目。
公開中の「関心領域」つながりで鑑賞。
強制収容所の壁一枚向こう側のヘス一家の様子が出てくる。収容所から生還したあと、非人間的選択を迫られたソフィーに深く残る傷あとに焦点を当てている。心
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関心領域(2023年製作の映画)

4.5

無関心という名の罪。壁1枚向こうの強制収容所からかすかに確かに聞こえる悲鳴、銃声、、人間の耳は聴きたくないものを聴こえないようにしてしまう。隣に住んでたユダヤ人の知り合い、ある日連れ去られて、カーテン>>続きを読む

湖の女たち(2023年製作の映画)

3.0

今年29本目
福士蒼汰のダークな色合い、湖の美しい風景や、2人の男女、事件を追う雑誌記者、パワハラ刑事の過去、満洲の過去などひとつずつのエピソードは良かった。全体的に今ひとつまとまらない感が惜しい。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

-

今年26本目
もしもあの時、思いを伝えていたら-。初恋の喪失とその受け入れ難さ。傷ついた心を抱え彼女の足跡を辿りながらゆっくりと再生していく姿が、明るい台南とモノトーンの雪国の日本の美しい映像で切なく
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

-

今年11本目
一本の道に感じられる人生も実は、いま生きている人、生きたかった人、未来を生きる人、多層な世界のつながりの中から萌え出る木の枝のように、生きているのかも。小説ほどの繊細さはないけれど、原作
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

-

「今年10本目
「真実は、見えにくい」
雪山の山荘で死んだ父親は、落花死なのか、それとも自殺?発見した息子は視覚障害で目は見えない。犬は動物で喋れない。様々な角度からの検証、証言はどれも「真実」らしく
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

今年5本目
心に傷を負い不眠症を患うベトナム帰還兵である主人公トラヴィスは、孤独と疎外感のうちに夜ごと退廃したNYの街をタクシードライバーとして流す。犯罪、ドラッグ、売春…いつしか歪んだ正義感を抱いた
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

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マリオン・バルボーと友達3人が食堂で、エプロンやジーンズ着て踊るパドトロワにシビレた!ストーリーは単純だけど、愉快で魅力的なキャラクター設定で元気が出る映画。