Arelさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Arel

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許されざる者(1992年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

過去の殺人を悔いている前提すら実感出来ない。義憤に見える今回も、結局は一面的な正義に過ぎず、単なる人殺しだ

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.2

強烈なトゥーコのキャラに押され、前作に比べて二枚看板の影が薄いのが不満。南北戦争を絡める必要も無かったような

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

1.5

崇高な精神の革命家というより、ただ個人的な復讐を果たしたいだけ?彼の表情が仮面で見えない事もあり、共鳴が難しかった

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.0

設定的には共感が難しかったのだが、ポール・ニューマンの功績か、不思議と人を惹き付ける魅力のある主人公だった

ショート・ターム(2013年製作の映画)

2.2

虐待について考えさせられる内容ではあるが、その症状等で真に迫ってくる物が無くて、あまり共感出来なかった

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

2.0

問題クラスを容易に纏めてしまって実感に乏しい。教育主任を悪と断定する事も疑問で、彼女は差別の歴史教師として適任なのか

(1985年製作の映画)

2.2

城下町や田畑の無い城は何処か洋風で、記号化された兄弟や狂言回しの存在もあり、世界観に入り込む事が難しかった

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.0

美術や衣装は凄くとも、出自の卑しさを隠せない展開は凡庸。キューブリック作品に期待する深みや独特な世界観が無い

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

2.9

その親子愛は無論素晴らしいが、グイドを中心とした人間ドラマに過ぎないので、前半で彼に好意を持てないのが致命的

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

2.2

本筋とは無関係な人物や場面を数多く含み、主人公のデュードからして事件の解決役として不適で、遅々とした進行

ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

1.5

やんちゃな子供かと見紛う爺さんの言動に付いて行けなかった。ご自慢の昔話も、その真偽が不明で興味を持てず

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

2.5

国家機密云々が中身を伴わない設定に過ぎず、誇大広告。また、イヴとヴァンダムの現在の関係性を邪推してしまった

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

2.7

ツッコミ所満載で評価したくはないが、見易い映画で時間が経つのは早いし、その結末が嫌でも印象には残ってしまう

ディパーテッド(2006年製作の映画)

1.5

ただ設定や筋書を踏襲しているだけで、香港版にあった男達の苦悩や哀愁を感じない。コクの無いドンパチ映画

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

1.5

先に避難を始めた人達との対比がある訳でもない、ただ愚鈍な人々を助ける展開には緊迫感や面白味が無く、映像も劣悪

海洋天堂(2010年製作の映画)

2.0

設定は重いが作風は軽く、父親のタイムリミット感は弱いし、息子の症状にも不自然な点が多く、リアリティに欠ける

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

華やかな世界の裏側。その美貌と品性で客を引き寄せる銀座の雇われマダム。客に媚は売らず、線引きも確かにする高潔な彼女の…

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

2.7

雑な女装がバレない理由も分からず、頭からっぽで楽しむコメディ映画に過ぎなかったが、幾つかのシーンでは笑えた

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

不倫相手に離婚までさせたにも関わらず、簡単に裏切ったフランの心情変化は理解が困難で、信頼に足る女性ではない

コーラス(2004年製作の映画)

1.5

更生の手段に過ぎない合唱で、声質が良い生徒は優遇して、駄目な生徒には譜面台を任命する、その差別的な指導が疑問

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.0

鍵の謎にも素直に驚けて面白かったが、不倫が糾弾されない展開には不満で、どちらかと言えばトニーを応援していた

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

どうしようもない家族の面倒を諦念の心で見続ける青年が、風のように自由な少女と出逢う事で変化し、家族への愛憎に葛藤する

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

2.7

過剰な天才設定に説得力が皆無で、主演自ら持ち込んだ脚本という事実も気持ち悪いが、印象に残る台詞は多かった

波止場(1954年製作の映画)

2.0

若き日のマーロン・ブランドを見られるのは貴重だが、単純に面白味に欠ける展開で、労働者達の反逆も唐突に思えた

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

2.2

エリックの思慮と成長の無さが目に余り、彼の人間性に疑問を抱かざるを得なかった。特に病室での悪ふざけは悪質

E.T.(1982年製作の映画)

2.0

彼らが地球を調査する目的やE.T.の性別・年齢すら分からず、また人類以上の知性も感じられなくて、設定の弱さに戸惑った

裏窓(1954年製作の映画)

2.5

ただ理屈と膏薬はどこへでも付く様を見せられているだけであり、ヒッチコック映画に期待する緊迫感も無かった

情婦(1957年製作の映画)

3.0

隠れて酒や煙草をやる老弁護士のキャラは面白いが、小説にはありがちなオチで、犯人役の演技的にも絶賛する程では

サンセット大通り(1950年製作の映画)

2.5

サイレントの演技が印象的ではあったが、グロリア・スワンソンを知らない人間が観ても、得られる物は少なかった

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.2

便利な物に囲まれた現代からすると桁外れに質素な生活だが、2人に芽生えた確かな愛情と共に、気づけば憧れてしまう

スティング(1973年製作の映画)

2.7

その趣は健在だが、現代映画のスピード感や複雑性と比較すると物足りなさも感じる。今となってはオチに驚く事も難しい

ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.2

ドラマで観たいぐらいの内容量。兄弟間の確執も良いが、心臓病の娘等、どちらかと言えば省略された側に興味があった

キングスマン(2015年製作の映画)

1.5

血生臭さを排除した映像、スパイの秘密道具、エイジーに母親を見捨てる事への葛藤が弱い等、全体的に子供騙し

カジノ(1995年製作の映画)

2.5

シャロン・ストーンが金に縛られ発狂した女を熱演。全身金色のドレスが金による結婚を象徴していて、印象に残る

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.2

演劇界の裏側で繰り返される、女達の争い。新進女優の謀略と、大物女優の若さへの嫉妬。落差のあるラストが怖すぎた

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

冒頭のノルマンディー上陸作戦の映像は必見。ライアン救出作戦は感動こそ出来ないが、兵士達とFUBARな感情は共有出来た