しめじさんさんの映画レビュー・感想・評価

しめじさん

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なぜか昨年からコナンにハマり、初の映画館鑑賞。
結果、想像を超えて面白かった!

映画は毎回その場所の名所を巡るけど、今作は一番分かりやすく北海道に行きたいなぁと思わされた。

また、もはやオメーら人
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.7

推理要素は全くないが、キュラソーが素敵なことで帳消しな作品。
赤井と安室の因縁対決の場所が不安定とかコナンの身体能力の高さが凄すぎることとか、ツッコむ部分は多いけど。
キュラソーが素敵なので全て帳消し
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そういや、コナン映画ってほとんど観たことないなー。と思い、人気と言われている本作を鑑賞。

結果、とても面白かった!
ます、バーチャルでホームズ世界観がたいかできるところが胸熱で素敵!
父が現実の推理
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

普及の名作。
なんと真っ直ぐな作品だろうか。
映画のための映画。

今はとても便利な世の中になりましたが、あんな風に老若男女が賑やかに自由に、映画館で映画を観るというのに憧れる。映画の印象も思い出も違
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E.T.(1982年製作の映画)

3.9

10数年ぶりに鑑賞。
内容をど忘れしており、初めてのように観た。

ETは正直可愛くない。
でも、本作は台詞を削ぎ落として、間や表情、動きで心情や内容が伝わる妙。
ETの表情も絶妙で、これが40年近く
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キングダム(2019年製作の映画)

3.6

漫画未読。
日本人は島国だから、中国のスペクタルものに弱い気がする。
ここまで振り切れてたら違和感ない。

貂を演じる橋本環奈さんがとにかく可愛い。(山の民なのに色白で、綺麗すぎるってのはご愛嬌)
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.6

シンプルライフ、ミニマリスト。
本作は、そういった作品ではないと感じた。
「人生は物でできてるんじゃない。物は人生の小道具。」というおばあちゃんの言葉が本作の全てだと思う。

人との繋がりの話。
主人
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愛と誠(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

本来の「愛と誠」を知らない世代です。

初めがミュージカル要素強めで、このまま2時間続くのかと戸惑ったのだけど。一青窈さんまで出てきていよいよどんな作品なのって戸惑いまくったけど。

後半にやられてし
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.0

本作の良いところは、心の底から素直に楽しめる所だ、と思う。
男性同士の恋愛ってことも重要でないくらいに春田と牧を応援したくなるし、登場人物一人一人のカラーがしっかりしていて大好きになる。ドラマでも映画
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.6

古沢作品だと思って観たら、想像と違っていた。
もっとコメディな作品だと思ったら、一人一人の人生が詰まったスポ根作品でした。

良い作品でしたよ。
なんだかんだで、一生懸命にするってことは良いなと天邪鬼
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.6

ブームに乗り遅れ、先日のテレビ放送でやっと鑑賞。
出だしから歌が溢れてて、ディズニーだっ!て思う。
話については、全然無知であった。こんな話だったとは。
何よりビックリしたのは、雪だるま作ろうや、主題
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

子ども染みた考え方の話だ。
というか、子どもと呼ばれる年齢の主人公の話だし。
ツッコミどころも多い。

でも、彼らの行動を笑い飛ばせないのは何故だろう、と大人の私は考えてしまった。

晴れは、それだけ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.9

あー!また騙されたっ!

本シリーズを観るたびに「今度こそ騙されないっ」と裏を読もうとするのだけど、今回も見事に騙された。いつもダー子は、数段上手だ。
でも悔しいってのではなく、むしろ騙されて清々しい
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たまたま(2011年製作の映画)

3.2

テーマもアイルランドの風景もとても素敵な作品。
しかし、日本人がこの世界に入り込むのは少し違和感がありました。
蒼井優さんだから、まだ違和感が少なかったけれど。
ちょっと分かりにくい(ツッコミの多い)
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美しい星(2017年製作の映画)

3.8

本作には、地球人の他に、火星人、水星人、金星人が出てきますが、家族の話です。
どーしようもない過ちをしてしまう、小さな地球の家族の話。
私は、そう解釈した。
そして、私は嫌いではない。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

クイーン世代でないので、曲とフレディくらいしか知らないままの鑑賞。

「バンドは家族」で
大きな裏切りを犯しても許してくれるのは「家族」だからで

クイーンはフレディのバンドじゃなくって、4人でクイー
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とてつもなく低音で静かな映画だ。
世間を騒がせただろう事件であるのに、淡々と静かだ。
そして常にカメラの視点も客観的である。
普通は、様々なアングルで撮るであろうシーンも一方しか撮らない。
でもだから
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繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.8

物語じみた雰囲気の中にリアルさもあって、不思議な作品。

「そんなにたくさん持っていたら、自分にとって大切な物が、分からなくなりません?」というセリフにどきりとした。

服装は若い頃はコロコロ変わっ
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とんでもなく、キツイ。
容赦ないその後。なんとリアルな話なのだろう。

あんまり前評判が良くなくて、期待せずに観たのでした。
高校のときのキラキラを数年後、十年後の鬱々とした、地元である地方都市で、こ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ずるいなぁ。
事前情報無しで見たら、見事にやられた。
映画の微妙なシーンやチグハグさを最初は「まぁ、学校制作だから仕方ないか」なんて思ってたら、全然違ったよ!見事にやられたよ!!
素晴らしく全てを回収
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.2

文句なくの名作。
公開当時は、まだ子どもで、すごい話だけど、難しいな。と思ってたのだけど。
観るたびに、なるほどこういう話だったのかと思う。
人とはなんと愚かで、しぶとい生き物か。誰かにとっての救いが
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

静かで荒々しくて優しい作品。
荻上監督の作品で、こんなにテーマ性のあるものは初めてではないだろうか?
キャストもいつものメンバーではない。
でも、荻上作品だなと随所で感じられ(静かな優しさや、シュール
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.4

滑り込みで映画館にて鑑賞。
原作のファンなので、恐る恐るの鑑賞。

結果、原作に結構忠実でした。
でも、原作は絵の美しさとグロさが合わさってますが、実写にすると素晴らしくグロい。
金木くんがとてつもな
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.1

登場人物の置かれた状況、何より感情の変化についてけず始終ポッカーンてなりました。
役者陣は奮闘していた。
池松さんは最初違和感あったけど、さすがな存在感だったし、菅田さんも役に徹していた。期待してなか
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ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

3.8

現代において、人を見るとき地位とか名声とかで判断してしまう。

しかし本作の基準は、ミツコの基準は「粋か」どうかだ。
上記でいうと、本作の登場人物は底辺の人々だ。
しかし、ミツコに振り回されていく
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新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

3.4

パリを舞台にしたおシャンティ作品。
向井氏はこういう役が似合う。

大人なると好きだとか、簡単に言えないのね。
まどろっこしくて、でもまっすぐ。 大人は不器用だ。

オチは、これで良い気がします。
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

弱いものほど攻撃をする。

という言葉が、そのまま森田だ。
とてつもなく残虐で、臆病で、とてつもなく無だ。
目を背けたくなるシーンの連続の中、ムロさんが演じる気持ち悪い安藤さんの素敵なところや、犬につ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.6

今時な仮想現実と、古き良き家族を中心とした繋がりをメインとした作品。
相反する二つが、見事交じってしる。
話がトントン拍子に進むのと、内容で、観る人を選ぶかもしれないが作品の温かさはどの世代にも伝わる
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.4

「きっとこう来る!」という予想に毎度、見事応えてくれるというサービス精神。
悪く言えば、先が読め過ぎという。
でも、それでいいのかもしれない。だってこれはジュラシックシリーズ。そんな事はどうでも良い。
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.7

オリジナルの韓国版がとても良かった。
だから、安易にリメイクして大丈夫?て思ってだけど、、、

結果、有りです!

なんたって多部ちゃんがいい。
70代というのが、なんら違和感ない。よい!
二郎や孫く
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

瀬戸と内海。タイプの異なる二人が放課後に河原で過ごす日常短編集。
本作を観ていて、何故だか、「侘び寂び」という言葉が浮かんだのは、関西弁だからか。シュールな内容だからか。

淡々とした河原での時間軸の
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.4

家族関係に悩むこじらせ系女子の友情作品。


話に関係ないけど、ジブリ界の陽気な太っちょおばさんと、丸メガネの子と、無口なおじさんは無敵なほど正義だ。

マーニーの「うふふっふふっ」が癖になる。

神様メール(2015年製作の映画)

3.4

この作品は神様の娘(キリストの妹)の物語だけど、それにしてはなんだか内容が些細である。神様レベルにしては些細である。神様もなんだかショボい、人間らしい感じだ。
人知を超えた内容もあるけど、使徒となる6
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.7

「したっけ」
「したっけ」

北海道弁で「じゃあね」というこの言葉が温かい。

リバイバルとかサスペンスさとか、はじめは不穏さが際立つが、なるほど最後はこう来たか。

「私だけがいない街を想像すると心
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

本作は、世界の片隅にいる「すず」のちっぽけな話だ。
戦争映画ではなく、戦争の時代も過ごした「すず」の話だ。

なぜこんなに心に刺さるのだろう。
それはすずが、「普通」だからだ。ボーッとしてて、鈍臭くて
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.4

昔、原作を2回ほど読んだ。
特に好きな本というわけではないのだけど、岩西がとにかく好きだ。蝉との掛け合いが好きだった。

なので、岩西のあの場面は、原作のままが良かったなぁ。蝉が知らない、さらりとして
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