しもふりさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

しもふり

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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

4.0

Green Lantern

"数十億年前、不死の種族が宇宙最強の力を手に入れた…"とご機嫌なナレーションから始まるDC映画
登場人物が主人公の友人とその身内ばっかりのアットホームな話
グリーンランタ
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魚が出てきた日(1967年製作の映画)

5.0

The Day the Fish Came Out

アクシデントでギリシャの平凡な島に核爆弾輸送ケースが投下され、それを秘密裡に回収したい軍の思惑とは裏腹に、これまたアクシデント的にリゾート地として
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長く熱い週末(1980年製作の映画)

5.0

The Long Good Friday

巨大な取引を控えたマフィアのボスが何者かに組織を切り崩され大焦りする…という大傑作ノワール
食肉加工場で疑わしい身内マフィアを逆さ吊り尋問するシーンは強烈
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夢翔(かけ)る人/色情男女(1996年製作の映画)

5.0

色情男女
Viva Erotica

アート映画が撮りたいのにポルノ映画を撮るハメになった映画監督とおとぼけスタッフ達のドタバタコメディ
キワどい題材の割にしっかり感動させられる良作
コネ主演のわがま
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雨の午後の降霊祭(1964年製作の映画)

5.0

Seance on a Wet Afternoon

一から身代金目的の誘拐を企て実行する点において、偶発的に少女を保護した黒沢清版とは事件の発端が大分異なる
愛する妻の為に喘息を押して誘拐、身代金の
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レポマン(1984年製作の映画)

4.0

Repo Man

借金のかたに車を頂くレポマンが追う懸賞金のかけられた車にエイリアンの死体が載っていて、UFOなる謎の組織やCIAもそれを狙うシュールでオフビートなSF
発光するシェビーマリブが空を
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プルガサリ 伝説の大怪獣(1985年製作の映画)

5.0

불가사리
Pulgasari

圧政に苦しみ獄死した職人が最期に残した人形に命が宿り、復讐の鬼と化す北朝鮮の怪獣映画
特撮監督として中野昭慶、スーツアクターとして薩摩剣八郎等、日本人スタッフも協力
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素肌の涙(1999年製作の映画)

4.0

The War Zone

父と姉が致す現場を目撃した弟が煩悶する話
作品の内容もさる事ながらティムロス監督の実体験も悍ましい
アナルを嫌々犯される娘が発する"ママとするみたいにして"の台詞がその諦観
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

4.0

Calamari Union

十数人のフランクからなるカラマリ・ユニオンが理想郷を目指して旅する不条理コメディ
シュールで間抜けなゴダール映画といった雰囲気
最終盤のバンド演奏2曲はとっても良い

女優霊(1995年製作の映画)

5.0

撮影中の映画フィルムに何かが映り込んでしまう、心霊写真的な恐怖満載のホラー映画
ずっと感情表現が控えめだった柳憂怜が最後に見せる独特の怖がり方がクセになる
主演女優に取り憑く事気満々なラストも不穏で良
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.0

Au revoir les enfants
Goodbye,Children

カトリック寄宿学校に在籍する少年と、ユダヤ人である事を隠して入学してきた少年の友情と別離を描く、ルイマル監督の自伝的要素
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

4.0

The Parallax View

上院議員暗殺から三年後、事件の目撃者が次々と消される不可解な事件の謎を追う記者を描くポリティカルスリラー
名匠ゴードンウィリスならではの陰影の濃い撮影、記号的なス
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

5.0

Varjoja paratiisissa
Shadows in Paradise

ぶっきらぼうな中年ごみ収集人とタバコが似合う気まぐれヒロインのオフビートなラブコメ
ガサツだけどあれこれ助けてくれる
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悪徳(1955年製作の映画)

5.0

The Big Knife

舞台作品の翻案らしいアルドリッチ流会話劇
理想と現実の板挟みに苦悩する俳優役のジャックパランスと、傲岸不遜な敏腕Pの仮面を被った卑小な男を演じたロッドスタイガーは流石の名
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション(2016年製作の映画)

4.0

Batman v Superman: Dawn of Justice

冒頭アフリカのロイスレイン救出シーンが補強され、クラークのゴッサム取材が追加される等劇場公開版に比べスーパーマン陣営のフォローが
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

5.0

The Thing from Another World

物体Xが紛れ込む恐怖を描いた原作と違い、モンスターとしての物体Xが襲いかかってくるわかりやすいホラー映画
犬の死体が転がり出るシーンや、扉を
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女はそれを我慢できない(1956年製作の映画)

5.0

The Girl Can't Help It

有名歌手が実名でバンバン歌う、オールディーズファンにはたまらない音楽映画
トムイーウェルがこちらに語りかける形でワイドスクリーン、カラー画面になり、語り
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ウォーカー(1987年製作の映画)

4.0

Walker

ニカラグア統治を目指したフィリバスター、ウィリアムウォーカーという狂人を知るきっかけになる
TIME誌や軍用ヘリ等19世紀に存在しないアイテムの多用は、アレックスコックス監督流の演出
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ホーリー・スモーク(1999年製作の映画)

4.0

Holy Smoke!

カルトにハマったヒロインとカルト脱会請負人の立場が逆転していくブラックコメディ
ケイトウィンスレットの豊満な肉体をさらけ出す全裸放尿シーンあり
セックスの翌朝我慢して寝たと言
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

The Dark Knight Rises

ラストの集団戦が残念ながらゴッサム運動会
ベインは演説がよくわからん上に酷い最期を迎えるもののデザインとアクションは格好いい

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

The Dark Knight

ジョーカーの存在感に尽きる
ジョーカーが人質にHAHAHAと笑わせ嘲るシーンと、札束ピラミッド上のラウにバンバン札束を投げつけるシーンが特に好き
誰が何と言おうとバッ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

5.0

Batman Begins

バットマンになるまでのあれこれに関する手探り感は1作目ならでは
ヒマラヤ忍者軍団の不自然さと魔都感ゼロのゴッサムシティの造形は残念

バットマン オリジナル・ムービー(1966年製作の映画)

5.0

Batman: The Movie

大袈裟で愉快な活劇バットマン
バットモービルを乗り継いだバットコプターからバットラダーにぶら下がるバットマンの脚にサメが喰らいつく衝撃のOPでテンション最高潮
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

5.0

どつぼ映画の傑作
夫が妻に結婚生活を全否定されるシーンが一番怖い
霊に逆ギレして角材片手に暴れ回り、ドッペルゲンガーに灯油をかけて焼いた挙句、お祓いを頼んだ曖昧な神主にあしらわれる流れ最高

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

5.0

West Side Story

名作がリメイクで至高の映画になった稀有な映画
陰影くっきり、照明ピカピカの撮影が神の領域

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

5.0

BATMAN & ROBIN

オリンピアンでノーベル賞受賞者で愛妻家の氷屋が愉快
扱いが軽すぎるベインとゴードンが気の毒
中盤のバットマンのMr.フリーズ捕獲シーンがシュールで大好き

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

5.0

BATMAN RETURNS

ティムバートンのフリークスへの愛ほとばしる大傑作
バットマンが霞む熱演を見せつけるダニーデヴィートとミシェルファイファーは最高
ブルースとセリーナが舞踏会で仮装をしてい
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

5.0

BATMAN FOREVER

キッチュでキャンプでありながらバットマンオリジンも織り込んだ怪作
欲望の塊で低俗なこれぞ感あるヴィラン二人が痛快
コスチュームも多彩なジムキャリーが楽しそうで何より
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宇宙戦争(1953年製作の映画)

4.0

The War of the Worlds

色々と原作のイメージと違うけど飛行物体に関してはコレはコレで良いデザイン
核爆弾を投下するYB-49がカッコいい

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

5.0

Les Uns et les Autres
Bolero

時代に翻弄された人々の人生が紆余曲折を経て集束する、人間讃歌かつ芸術讃歌
真っ赤な円卓上で不思議なボレロを舞うジョルジュドンはインパクト抜群

わらの犬(1971年製作の映画)

5.0

Straw Dogs

ペキンパーの暴力映画の到達点
いかにもなインテリ夫ダスティンホフマンと昔やんちゃしてた風妻スーザンジョージが好対照

モダン・ミリー(1966年製作の映画)

5.0

Thoroughly Modern Millie

ミリーがおしゃれに変身していくOPが楽しい
アクティブ未亡人役キャロルチャニングの主演殺しの存在感と独特の身のこなしがインパクト抜群
悪役の凸凹中国
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いつも2人で(1967年製作の映画)

5.0

Two for the Road

男女の出会いから倦怠期までを交互に描く"ブルーバレンタイン"の元ネタ映画
流れっぱなしのヘンリーマンシーニによるテーマ曲やモーリスビンダーの60's感溢れるOPが非
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よろめき休暇(1957年製作の映画)

4.0

Kiss Them For Me

除隊してロマンスを楽しむ軍人が、母艦撃沈の報せを受け戦線復帰する映画
表情が硬い主演女優とは対照的に、明るくとんちき娘を演じるジェーンマンスフィールドが印象的
邦題
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

5.0

The Piano

マイケルナイマンの音楽、海岸に佇むピアノ、原始的なニュージーランドの風景等芸術的な映画
コミカル担当の天真爛漫な娘を演じたアンナパキンと、脱ぎがちな名優ハーヴェイカイテルの独特の
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