しもふりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

しもふり

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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

5.0

The Social Network

アーロンソーキン本領発揮の楽しい口喧嘩映画かつフィンチャー版市民ケーン
明らかに全体から浮いているボートレースの場面と流れる曲"山の魔王の宮殿にて"が印象的
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仮面の米国(1932年製作の映画)

5.0

I am a Fugitive from a Chain Gang

運悪くぶち込まれた刑務所を脱獄し真面目に暮らしていた男が、再度ぶち込まれ脱獄する映画
愛した女に別れを告げた主人公が、凄まじい表情
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ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

5.0

Rolling Thunder

ポールシュレイダーの本領発揮のベトナム帰還兵もの
軍服にショットガン、鉤爪義手のスタイルがso cool
目で全てを察して共に復讐に向かう元部下ジョニーとの関係も良い

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

5.0

Swallow

ジャンル映画の皮を被った味わい深い女性解放映画
やる事なす事人任せの旦那が抜群のクソ野郎
ベッド脇に座り込んでお行儀悪く土を食べるハンターがキュート

レモ/第1の挑戦(1985年製作の映画)

5.0

Remo Williams: The Adventure Begins

偽装死で別人となった元警官レモが巨大な陰謀と戦うスパイ映画
銃弾を避け水面を走る架空の朝鮮武術シナンジュが変
メロドラマ好きの
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

5.0

TAKESHIS'

繰り返されるフラッシュフォワードが印象的
岸本加世子(武の妻の象徴)=インセプションにおけるディカプリオの妻という某解説に大納得

エンドレス・サマー/終りなき夏(1966年製作の映画)

5.0

The Endless Summer

2人の男がエンドレス・サマーを求めて世界中の海を旅するロードムービー
監督自ら担当するユーモア溢れる語りや土地土地の風俗、イルカやキリンやカンガルー等の生き物と
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

5.0

Achilles and the Tortoise

芸術に愛されない芸術家の業を描いた、ある種のホラー映画
周囲に不幸を撒き散らす死神で貧乏神のような主人公を世代別の3人の俳優が好演

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

5.0

Kids Return

久石譲の音楽が印象的
モロ師岡演じるジムの先輩・林の俗物ぶりが最低で最高
ラスト2人の会話→エンドロールのタイミングで泣かされる

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

5.0

Space Cowboys

国に翻弄され宇宙へ行き損ねたパイロット達が、40年を経て国の為に一肌脱ぐ映画
チーム・ダイダロスことおじいちゃん軍団がキュート
前髪ぱっつんのマーシャゲイハーデンをヒロイ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

5.0

The VVitch: A New-England Folktale

家族という呪いと信仰がテーマでヘレディタリーに通じる点が多い
アニャテイラージョイは17世紀の衣装が似合う

にんじん(1932年製作の映画)

5.0

Poil de carotte

毒親と兄姉に小突かれ回され家庭に居場所がない"にんじん"ことフランソワ少年のお話
にんじん役のロベールリナンが12年後、23歳の時にレジスタンス運動のかどで処刑、ほぼ
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インカ王国の秘宝(1954年製作の映画)

4.0

Secret of the Incas

インディジョーンズの元ネタのひとつ
空中都市マチュピチュでの撮影が見所

メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

5.0

Le voyage extraordinaire

ジョルジュメリエスの功績を讃え、代表作「月世界旅行」のデジタル復元の過程をも紹介する教養ドキュメンタリー

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

5.0

Crazy Thunder Road

不屈の男・仁の生き様を堪能する映画
仁さんが溜まりに溜まった鬱憤炸裂の大立ち回り→ノーブレーキの爆走が最高

謀議/コンスピラシー アウシュビッツの黒幕(2001年製作の映画)

5.0

Conspiracy

ユダヤ絶滅についての悍ましきヴァンゼー会議を扱った映画
冒頭から16分にも及ぶナチ高官たちの怒涛の自己紹介からのバリ濃い会議でお腹いっぱい

みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

5.0

Getting Any?

ギャグと登場人物と挿入歌の総数たるや半端ではない
ノーベル賞授賞式(妄想)でのたけし博士の笑いを堪えた表情、"いきてこそ航空"のセンス、戸田奈津子イジりが個人的ベスト3

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

Indiana Jones and the Temple of Doom

やり過ぎなサギー教団やひたすらグロい晩餐会、虫だらけの地下通路等スピルバーグのエグみ全開の一作
火の熱さであっさり解ける洗脳
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ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

Sonatine

組のゴタゴタで沖縄に飛ばされて命を狙われた男の話
破滅的な最期が予想できる分、楽しい場面が切ない
寺島勝村コンビのやり取り、大杉漣アロハ似合わないイジり、人間トントン相撲、落とし穴
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フランケンシュタイン(1994年製作の映画)

4.0

Mary Shelley's Frankenstein

蘇生ほやほやの怪物と博士のヌルヌル相撲は一見の価値あり
怪物と花嫁のデザインがいまいち

鉄道員(1956年製作の映画)

5.0

Il Ferroviere

不器用極まりない頑固親父の鉄道員とその家族の生き様を、幼い息子の視点から描いた映画
天真爛漫な子役のエドアルドネヴォラと抜群に美しい長女シルヴァコシナが印象的

ロッキー2(1979年製作の映画)

5.0

Rocky II

不器用極まりないCM撮影シーンと、想像を絶する数の子供たちを引き連れてのランニングシーンが印象的
出番は減っても相変わらず優しい一番のロッキーファン、ジョースピネルが良い

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

A Scene at the Sea

たまたま拾ったボードをきっかけにサーフィンにのめり込む聾唖者のひと夏を描く青春映画
最終盤のタイトル回収シーンと久石譲のテーマ曲が印象的

吸血鬼(1932年製作の映画)

5.0

Vampyr
The Vampire

光と影の淡く幻想的な対比を活かした撮影が美しい
幽体離脱して半透明で活躍する主人公、吸血鬼の正体が女性(老婆)という点、抜群の顔力の素人が演じる悪い村医者の小麦
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3-4x10月(1990年製作の映画)

5.0

Boiling Point

ヤクザと揉めて沖縄に銃を仕入れに行って何やかんやで組事務所にタンクローリーで突っ込むという妄想?をする男の話
沖縄に舞台を移してからのたけしと情婦と部下のチンピラとの漫才
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

5.0

The Hunchback of Notre Dame

原作のシリアスさを残しつつ、ストーリー・キャラクター・映像・音楽その他諸々ハイレベルな傑作
狂言回しクロパンが大暴れする愉快な"Topsy T
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

5.0

主人公が休暇を取り山形で紅花収穫をして過ごす1982年(現在)と小学5年生だった1966年(回想)が並行して描かれる
貧乏なアベくんとのエピソードが沁みる

エビータ(1996年製作の映画)

5.0

Evita

アルゼンチンの元ファーストレディ、エヴァ・ペロンの伝記ミュージカルの映画化作品
エビータが男を乗り換えのし上がって行く愉快なナンバー"Goodnight and Thank You"と中
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

5.0

The Last Black Man in San Francisco

黒人青年がサンフランシスコの海辺の家に執着する話
美しくも物哀しい風景と"花のサンフランシスコ"を始めとするエモい音楽が印象的

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

Zack Snyder's Justice League

アメフトすらも神々しいザック印全開のザック版ジャスティスリーグ
現時点で単体映画のないサイボーグとフラッシュの掘り下げ&活躍シーンが多い
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ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

4.0

The Karate Kid Part III

困窮したコブラ会師範を見かねた社長(ベトナム戦争の戦友)が、あの手この手でミヤギとダニエルを追い詰める
ミヤギとダニエルの稽古シーンがBGMも相まって
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

5.0

Violent Cop

痛みが伝わる生々しい暴力描写、監督ならではのユーモア、印象的な音楽のバランスが良い傑作
我妻辞職後の極端に台詞が少ないバイオレンスな展開が印象的

ザ・デイ・アフター(1983年製作の映画)

5.0

The Day After

核戦争の恐怖を描いたテレビ映画
全米に衝撃を与え、ジ・アメリカンズでもネタにされ今なお影響力のある一作

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

Titanic

佳作ラブロマンスかつ傑作パニックムービー
徹頭徹尾ヘイトを溜めまくる極上のクズ役ビリーゼインが最高
徐々に船底が姿を見せるシーンの美しさや、落下してプロペラや柵に体を打ちつけるシーン
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ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

4.0

The Karate Kid Part Ⅱ

センセイの因縁を軸とした、雨降って地固まるを映画化したような一作
冒頭から丸々前作のダイジェスト→前作でお咎め無しのパワハラ師範をセンセイが懲罰→6ヶ月後
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

5.0

The Karate Kid

空手のみならず人生について教えてくれるミヤギは偉大なセンセイ
こき使われてるかと思いきや実は訓練の一環でしたモノの元祖(?)
バク転もノーブラ仮装も披露するエリザベスシ
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