shinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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愚行録(2017年製作の映画)

3.6

人間の醜い歪んだ部分が全面に出た映画。自分が正しいと思っていても、他人から見たらそれが愚かに見えることが、わかりやすく描写されている。
自分の価値観とかを改めて考えさせられる良い映画だが、かなり気持ち
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

社会のレールから外れた者には厳しい生き方が待っているとリアリティを持って教えてくれる映画。俳優陣の鬼気迫る演技も素晴らしかった。
もちろん罪を償わなければならないことは大前提だが、一度レールから外れた
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.7

史実に基づいた戦争映画というよりは、アドベンチャー映画に近い印象。
戦後数十年経ってもPTSDのような後遺症に悩む元兵士の内面は、リアリティを持って描かれており、戦争の悲惨さを改めて考えさせられる内容
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.9

同じ言語を話す民族同士が争うことほど辛いものはないと思った。ロシア•ウクライナ問題が起きている今だからこそ、考えさせられる映画

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

南北の関係性は、日本からは見えにくいので、その実態が垣間見えて面白かった。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

不倫からの誘拐という非常にいびつな形であったとしても、愛する者から引き離されるのはつらいと感じた。
特に後半20分の希和子と恵理菜が別れるシーンは本当に泣けた。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.9

もしかしたらおかしいことに気づいていても、世間体や当時の社会の風潮(人種差別は常識)を気にして行動できない人が多数だったと思う。そんな中で命の危険を顧みず、勇気を出して声を上げた人は、時代を超えて讃え>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.7

至って普通の人でも、ちょっとしたきっかけでレールを外れてしまうことが、上手く描けていたと思う。
また主人公の感情の移り変わりは圧巻で、宮沢りえの演技力はさすがだった。
ラストシーンが唐突に感じられたの
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

泣ける。とにかく泣ける。母の強い気持ちに周囲が動かされていくことに感動した。

ステップ(2020年製作の映画)

4.0

娘がいる立場で観るとより感情移入した。家族を取り巻く環境が変わっていく中、家族皆で一生懸命それに対応して乗り越えようとする姿に非常に感動した。自分も明日から精一杯娘と向き合ってみよう、そう思わせてくれ>>続きを読む

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.9

大国の意向に揺り動かされてきたウクライナの歴史がよくわかる。そして勝ち取った独立が再度脅かされている今だからこそ、また見てほしい作品

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

史実を基にしている為、ありきたりなハッピーエンドで終わらないところが見応えあり。悲しい冷戦の裏側を克明に描けていると思う。